八潮高校では(1)自主性のある個性豊かな人間、(2)礼儀を重んじ公共のものを大切にする人間、(3)知性を磨き深く考える人間、(4)心身を鍛え強く明るい人間、(5)責任を重んじ信頼される人間」の育成を目指して、学習指導、生活指導、進路指導を行っています。ここでは八潮高校の6つの特色についてご紹介します。
本校では平成27年度より特進クラスを設置しています。四年制大学合格を目指し、6時間目終了後の60分間の進学ゼミや勉強合宿、夏期講習、外部模試の積極的な受験等を行っています。特進クラスは希望制で、希望者の成績上位者から順に決定していきます。大体一クラス40名程度でクラス編成しています。大学入試で一般受験できる学力を3年間かけて養成しています。
本校は、習熟度別の少人数授業を展開しているほか、東京都学力向上研究校に指定されています。第1学年の生徒の中から特に基礎学力の不足する者を学力テスト(ベネッセ基礎学力診断テスト)により選び、学習習慣の確立と基礎学力の定着を目指しています。原則、長期休業中を除く平日の放課後の時間を活用して国語・数学・英語の主要な3教科の基礎的な学力の向上を1回45分間、週2回学習支援を行っています。より丁寧できめ細かな学習指導が受けられる環境を整えています。
都立高校では、教育活動のあらゆる場面において高校段階の学びにふさわしい生徒所有の一人1台端末を活用し、一人ひとりの力を最大限に伸ばしていきます。本校でも入学時に端末を購入し、全生徒を対象に「Teams」や「スタディサプリ」を導入し、家庭学習の定着を推進、テスト対策や受験勉強など幅広く活用しています。
(端末購入につきましては、全世帯定額3万円、そのほか世帯状況などにより負担額が軽減する場合があります。)
「キャリア教育」とは、自立して生きていくために必要な力や態度を養っていくための教育のことです。本校では、個々の進路に応じた選択科目を多数設置しているほかに、人生の生き方・在り方を考える「総合的な探求の時間」や生き方を考えるためのオリジナルの学校設定科目「キャリア探求」を設定し、10名程度の少人数ゼミでSDGsや課題研究などグループ発表や個人発表の場を設け、生徒一人ひとりが主体的に自分の考えを発表する授業を行っています。
本校では、「東京ふれあいロード・プログラム」の一環として、本校前の街路樹に花植えを行っています。10年以上続くこの活動が認められ、2019年度に「道路功労者建設局長賞」を受賞しました。また、本校の同窓会と深いつながりのある八潮幼稚園の運動会のお手伝いや近隣の病院やお祭りにボランティアで参加し、部活動の演奏やパフォーマンスを披露するなど、地域と密接に関わっています。
八潮幼稚園にてボランティア
本校では基本的な生活習慣を確立するために、遅刻指導や服装などの身だしなみ指導を徹底して行っています。頭髪の染色や化粧、ピアスなどのアクセサリーなどの装飾品は一切禁止しており、場合によっては特別な指導を行っています。また、制服に関しては、今年度より女子のスラックスの導入、夏の暑さ対策として学校指定のポロシャツ(白・紺)の着用を認めるようになりました。
夏服
冬服
女子スラックス