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【ダンス部】2019年度 活動実績

ダンス部通信115 “3月9日”(20200309)

答辞
やわらかな日ざしが心地よく、春の訪れを感じる季節となりました。
このよき日に、私達の為に、盛大な卒業式を挙行して下さり、誠にありがとうございます。
本日はご臨席していませんが、たくさんのご来賓、保護者の皆様の気持ちと共に厳かに卒業できることを卒業生一同を代表し、厚く御礼申し上げます。

八潮で過ごした3年間は短かったようにも思えますが、その中で多くの貴重な体験をすることができました。
そのほとんどは、自分1人ではできないことばかりでした。
思えば、真新しい制服に身を包み、高校生活への希望と不安を胸に抱いて臨んだ入学式が、昨日のことのようです。
学校生活にも慣れた頃には、たくさんの友達と色々な思い出を作っていました。

個人的に私は、マラソン大会がとても印象に残っています。
寒さの中で、自分自身の限界に挑戦するというのは、体育祭や文化祭とは違った楽しさがありました。
そしてその楽しさを私に教えてくれたのは、紛れもなくダンス部の力があったからです。
諦めない、
やり遂げる、
努力は裏切らない。
全て黄金期であるダンス部が教えてくれたことでした。
高校入学当初は、何の自覚もなかった私が、私達が、八潮で過ごした1日1日の中で、新たなものを見つけ、成長し、自分のやるべきことを見抜く確かな眼を培ってきました。
そしてその培ったものは、この先の個々の夢や目標のためになると、私は信じています。

今の私がいるのは全て、この三年間のおかげです。
部活に入り、諦めない強さを知り、友達がいたから、大切な思い出を作れました。
先生方がいたから、将来の夢の道を築くことができ、八潮という高校があったから、今の自分がいます。
先輩や後輩にも恵まれ、八潮高校に入学したことをとても幸せに思っています。
同時に、八潮高校を卒業できることをとても誇りに思っています。

最後になりましたが、私たちが無事学校生活を送ってこれたのは、先生方をはじめ、周りの多くの援助のおかげだと感謝しております。
心より御礼申し上げます。
卒業後も変わらず、ご指導くださいますよう、すべてのみなさまに心よりお願い申し上げます。
八潮高校がこれからもすばらしい歴史を刻んでいくことを心の底からお祈りして、答辞とさせていただきます。
令和二年 三月七日
東京都立八潮高等学校
卒業生代表 谷口和也

ダンス部通信114“Over me The spandettes…(20200310)”

土日練習の開始時にその日の課題提示として練習前の最初に動画を見せる事があります。
スキルだったら“dance delight”、
ネタだったら大昔の“BOTY”、
チーム的な力だったら“Hiphop InternationalのTeen部門”、
構成だったら“他校のダンス部”、
バトルだったら“dance@liveのRise”。
その日の練習内容に関連のある動画をチョイスして、解説交えて感動を理屈にする作業をしています。
 
これは暇な時だけだけれども、自分が出ていた大学生の大会、BIGBANGとかBUZZSTYLEとかを見せる時もあります。
BIGBANGの動画を生徒に見せる時に必ず一度は見せているチームの一つに“OptiBeDoo”がありました。
基本的に部員に対してロックのダンス動画は見せないのですが、自分が大学を卒業した後もBIGBANGとかBUZZSTYLEはチェックしていて、その中でも“OptiBeDoo”と“ほぼskYp(三重高校のダンス部顧問)”これは生徒に見せたいと思う動画の一つになっていました。
 
今日たまたま、学校に“高校ダンス部のヒアリング調査”に来ていた会社員と話をしていて、ダンス関係の会社員が元ダンサーであることが多かったため、「おいくつですか?とか、どの世代ですか?」なんて世間話をしていたところ、なんと“OptiBeDoo”のメンバー本人であることが発覚!!

・2019年7月14日 WDCクルーバトル全国本戦ベスト8
https://www.youtube.com/watch?v=QTe4XJGdhG0


こんな偶然もあるんだなぁと思いながらも、ダンス部が抱える課題について、色々と話をしました。
次に来るときには、生徒もいる時に来てもらって、コマを持ってもらったり、バトルに参加してもらったりしようと思いました。
 
外部の人を呼ぶことに関しては、都立八潮なりの課題を感じることが多いです。
返事とか挨拶のような基本的な部分から始まり、休憩中の姿勢だったり、練習中の積極性だったり、仕切る人へのコミュニケーションだったり…。
出来る出来ないとかじゃなくて、マナー・気遣いに関して課題を感じる事が多いです。
 
でも、苦い経験を部員達と共有しながら、成長して、今の部活があるような気がしています。

マナーはどんな人でも、習慣づけて“癖づける”ことで、ある程度までは矯正できるはずです。
そこから先の気遣いに関しては、あまり心配していません。

皆が悪気がないのは知っているから。
多分、皆、優しいと思っているから。

多分、気遣う気持ちは持っているものの、どう表現したらよいのかが分からないだけだと思うから。
ただ、悪気が無くても、前に立つ人を傷つける言動は意識をしてでも直す必要があります。
最初は何度も意識して、そのあとは習慣づけてみてください。
“態度が変われば、行動が変わる。
行動が変われば、習慣が変わる。
習慣が変われば、人格が変わる。
人格が変われば、運命が変わる。
運命が変われば、人生が変わる。”
『ダンス部通信42』
無意識に人を傷つけないような姿勢が取れるようになった時、
きっと君達は強豪校になっているかもしれませんね。

~~~~competitionの感想文~~~~
村上
振りの練習とブレイクの振りを考えて、入れたりしました。
立ち位置が全然上手くいかなくて、前の立ち位置と合わなかったりして手伝ってもらったりしたので、あらかじめ前の振りを考えている人と話し合ったりしておけば、もっと良く出来たと思いました。
 
1年チームに対して、テーマじゃなくて、スキルでやってみて、初めは不安だったけれど、実際やってみて1年だけでも全然良いショーケースが作れたので良かったと思いました。
けれど、詰めればもっと揃えて良いショーケースになったと思いました。
あとはスキルでやるなら、もっと基礎をしっかりと出来るようにしたいと思います。
 
2年生に対して、別れてやっていたので、どういう練習をしていたかはあまり見られなかったけれども、凄く良いショーケースでした。
振りも自分達が考え始めた時くらいには進んでいて、自分達が振り入れしている時くらいには、ほぼ完成していたのでやっぱり2年生はすごいなと思いました。
見習いたいと思いました。
 
別れてみて、一年生は人数が多いので、進めるのが大変だったけれど、学校がない時も、全員が集まることは出来なかったけれど、練習場所を見つけて、それぞれできることを考えて練習できたので、良かったと思いました。
新人戦でもっと良くしていきたいと思いました。
 
結果を出すために、朝時間通りに集まれるようにしようと思いました。
あとは何もしない時間を出来るだけなくして、進められなくても指示が来るのを待たないで、振り確認をしたり、自分で出来る事を考えて、行動します。
あとは朝練など毎回の練習に全員で参加できるようにしたいと思いました。
 

ダンス部通信113“It’s raining men…(20200303)”

覚えているでしょうか。

やるはずだった学年末試験の最初の範囲は“インドのシリコンヴァレー”、バンガロールについてでした。
やるはずだった学年末試験の最後の範囲も“シリコンヴァレー”、アメリカのカリフォルニア州でした。

 「“人の流れ=お金の流れ=モノ(サービス)の流れ”だった世の中が
“人の流れ=お金の流れ=情報の流れ”に変化しているよ。」 という授業でした。

情報をコントロール出来る人が、人・お金を集めることが出来て、 社会をコントロール出来るのかもしれませんね。
「だから色んな情報を受け止めて、色んな情報を発信できるように、 色んな言語を勉強したり、色んな国の人とつながることが大事だよ。」という授業でした。

幸いなことに、君達は色んな国の人とつながって、情報をやり取りするツールを持っています。

スマホ!

この一斉休校中でも、相変わらずスマホの充電だけはしっかりしているのではないでしょうか。
SNSを通じて、毎日顔を合わせるはずだった人達とつながっているのではないでしょうか。

このツールの素晴らしい所は、きちんと君達が受け入れる興味を持っていれば、視野を広げて、百戦錬磨な予備校の先生の授業を受ける事だって出来ます。
このツールの素晴らしい所は、きちんと君達が受け入れる土壌(語学力とか)を持っていれば、視野を広げて、世界中の様子を知ることが出来て、世界中の叡智に触れる事にあります。

“ネットだけの学び”だと、偏り過ぎて大問題だけれども(トイレットペーパーとか正に)、
偏った知識に本で何度も矯正を加えて、バランスを取ればいいんじゃないかな。
少なくとも私は授業を組み立てる時にそうしています。
浮かばなかったら、スタディサプリを眺めるだけでも、興味を持つきっかけになるかもしれませんね。


一方でこのツールの残念な所は、向き合わないで逃げようとすれば、自分に都合の良い情報だけをいくらでも仕入れる事が出来て、いくらでも言い訳が出来てしまいます。
いくらでも、狭い世界と狭い視野にひきこもることが出来てしまいます。
だから身近な人とばかりつながって、遊びとか、旅行の予定なんて立てている場合じゃないよ!

それこそ、溢れかえっている情報だから、自分達で視野と興味の幅を広げて、自分達が成長するための情報を集めてみて欲しい。
この休校中に、他校の高校生が何をしているのか。
コロナウィルスの対応を、世界ではどうやっているのか。
興味を持てば、授業を受けるよりも、自分を成長させてくれる情報が世界には溢れているよ。



情報社会の有用性をダンスで例えるなら、私が大学生の頃、日本のダンスレベル(技術に限って)は世界でもトップレベルでした。
でも今現在、世間の人達が「ダンス大国と言えば?」と聞かれたときに、一般的に帰ってくる答えは多分、アメリカだったり、韓国だったりするのではないでしょうか。
それはきっと、アメリカや韓国は世界を相手にしダンスを発信していているから、ダンスに興味ある人達を世界中から集める事が出来ているからなのではないでしょうか。

韓国のワンミリオン(ダンススタジオ)とか、アメリカのアーティストだったり、海の向こう側の日本人が熱くなるような動画を見かけます。
これまでに“アメリカ・韓国にダンスを学びたい”と言って、海外に行く生徒を何度か目にしてきました。
しかし、未だに“日本でダンスを学びたい”と言って、日本にやってきた外国人を見たことがありません。

つまり
アメリカ・韓国には黙っていても興味・向上心を持つダンサーがやってくる
       ↓
アメリカ・韓国のダンス技術が落ちぶれない。
       
授業で言っていた“人の流れ=お金の流れ=情報の流れ”で言うならば、
ダンス動画を発信
    ↓
ダンサーが集まる
    ↓
ダンサーのお金(生活)が安定する
    ↓
さらに良いダンサーが集まる
    ↓
さらに良いダンス動画を発信

そんな地理的な好循環が流れているのかもしれませんね。
※ちなみに別に私は日本をダンス大国にするつもりで言っているわけではありません。あくまで例です。ダンス以外でも同じことが起きています。日本の技術力の高さとか、産業全体に同じことが起きていました。少し手遅れかもしれませんが…。
副部長にダンス部のSNSをやってもらっているのにも、動画を載せるようにしているのも、好循環を生むためです。

いつ収束するか分からないこの時期だけれども、暗くなっていてばかりでは仕方がないですね。
明けない夜はないし、止まない雨もありません。混乱もいつかきっと醒めます。
でも私の情熱は冷めていませんね。
だから、きっと君達の“学びの情熱”も冷めていないんじゃないかな

↓二松学舎の松澤先生から頂いたYouTubeのレッスン動画
https://www.youtube.com/playlist?list=PLjgAtGcpLlr7o_NfQgnxh2SPrzxa9CTQG
↑これを見て二松学舎のダンス部は練習しているのかもしれないという情報です。

~~~~competitionの感想文~~~~
木下
自分はあまり皆の手伝いが出来なかったことが後悔です。
でも楽しくできたので良かったです。
もう少し仕切ってくれた人の協力をすればよかったと思いました。

1年生は振り完するのが前日だったりしたけれど、最後までやり切る事が出来て良かったと思いました。
もっと早くから緊張感を持ってやっていれば、良かったと思いました。

2年生はやっぱりさすがだなって思いました。
揃っていて、キレが良くてカッコ良かったです。
振りも早くから出来ていて、そこは一年が真似しないといけないなと思いました。

別れてみて、一年だけで全部やらないといけなくて、人数多い分、凄く大変だなって感じました。
結果を出すために、早くから振り完していないと、振りも揃わないし、カッコよさも出ないんだと思ったので、皆と話し合って協力しないといけないと思いました。

 

ダンス部通信112“どんなときも…(20200302)”

東京都立八潮高等学校ダンス部は活動禁止期間になっています。
コロナウィルスの集団感染を防ぐためです。

私はダンス部顧問でありながら、本業は地理教員です。
7年間、部活よりも、行事よりも、誇りを持って取り組んできました。

地理の授業では色んな国・地域の学習を通じて、 “人の流れ=お金の流れ=モノ(サービス)の流れ” と伝えることがあります。
人・お金・モノ(サービス)は噛み合った歯車のようで、 どれか一つでも流れが滞ると、残りの二つにも影響します。
人・お金・モノ(サービス)、全部の流れが滞ると、 社会全体の流れが滞る可能性があります。

学校は社会の重要な一部です。
だから、既に君たちは社会の中でも重要な一員です。
休校によって“人(子どもたち)”としての流れが滞ることで、 (子を持つ)会社員、職業人の流が滞って、 企業や、病院などの施設の流れも滞って、 (企業が作る商品)モノや(病院が提供する)サービスが滞ったりすることがあるかもしれません。
同様に、お金の流れが滞ったりすることがあるかもしれません。

一斉休業が良いとか、悪いとかという話ではなくて、 物理的な人の流れが滞ったとしても、人とのつながりが断たれたわけではありません。
 だから物理的に学校に行かなかったとしても、学ぶことを滞らせてはいけません。
 学ぶことを怠って、遊ぶための休業ではありません。

社会の流れを止めないために、今、社会の一員として出来ることを考えてほしい。
勿論、学校としての地理の課題は出します。
それでも、そもそもテストの在り方、授業の在り方、学校の在り方が見直されていたこの時期だからこそ、 テストや授業や行事や部活に縛られない、“自分だけの学び”を全力で全うして自分だけの学び”を全力で全うしてほしい。

子を持つ会社員、職業人が、「学校は休校だけれど、子供たちなりに学んでいる、」ということを実感させることが出来れば、きっと社会は止まらないと思うから。

 

ダンス部通信111“feed the flame…(20200219)”

ここから約3週間近く、学校での練習は行いません。
一般入試と学年末試験があるためです。
 
 
「面白かった。楽しかった。」と思わせる練習を、一日だけやることはそんなに難しい事ではありません。
誰だって、新鮮な事に対しては、興味が持てたり、集中したり出来るからです。
だから、一日限りのWSや合同練習において、楽しかったり、充実しているように感じるのは当たり前です。
 

しかし、ある程度の期間で、興味や集中力を持続させるのは、とても難しい事です。
同じ練習に対して、一人一人が各自で課題を探しながら取り組んでくれるならば、そんなに難しくないけれど、
必ずしもそんな学校ばかりではないので、その場合は練習を仕切る側がある程度の工夫をしなくてはなりません。
 
練習方法、練習内容の引き出しを変えたり、ジャンルや技の幅を持たせたり、気持ちを乗せるために試行錯誤してみたり…ダンスだけでなくコミュニケーションを含めてリーダーとしての“人柄と器量”が問われるところかもしれません。

 
2月2日にcompetitionを終えてから、新人戦に向けての練習期間は2週間くらい。
飽きるどころか、1年生たちの集中力・スキルは高まるばかりです。
それくらい3年生2人組のリーダーシップ、ダンサー、人間としての“器量”は素晴らしかったと思います。
 
 
しかし、今回の目的は一年生が“新人戦を勝ち取る”と言うことだけにとどまらず、“同じ練習だったとしても、誰が仕切っていたとしても、一人一人が各自で課題を探しながら取り組める学校”になることが裏の目標です。

 
そうなれば、先輩達が卒業した後も、2年生と合流した後も、興味を持って、集中してダンスに取り組むはずだし、スキルを高めていけるはずです。
特に1年生は比較的に人数が多いため、仕切る機会、人前に立つ機会が少なくなります。
 
数年前に“まずは良きエース・良きリーダー”を育てようとしていた私の計画は、“次に良きチームメンバー”を育てる計画段階に進みました。
全員が仕切る側に立てないのならば、仕切ってもらう側を育てるという計画です。

誰が仕切っていても、どんな練習内容だったとしても、成長できる人間になろう。

いつもと同じ練習内容から、いつもとは違う課題を探し出そう、同じ練習メニューで自分だけ成長出来る部分を探そう。

3週間後、別人に成長している君達を楽しみにしています。



 
~~~~competitionの感想文~~~~
三浦
2週間という短い期間で、音編・曲決め・振り・構成・立ち位置作りをして、本当に辛かったです。
“朝練します”と連絡しても人が集まらな過ぎたりして、あと数日前なのに焦っているのは自分だけなのかと思って悩んだり、朝練しなくて良いと思ったりして、自分らのやり方が皆とは間違っていると感じる事がありました。
 
1年生は本当に危機感がなかったと思います。
もっと1日でも早く振り完をして、質を高めたり、振りを揃える作業をしたかったです。
経験不足だから仕方がないけれど、それでも危機感はもっと持てたはずだと思った。
でも吹っ切って踊ったり、笑顔な所はこれからも続けたいと思います。
 
2年生は見る度に、ショーケースの質が良くなって、口パクとか、表情もついてきて、流石だなと感じました。
朝練の集まり具合とか、練習中の姿勢を真似したいと思います。
動画を皆で見返して改善点だけを探すのではなく、良い所も見つける所も真似したいです。
 
別れてみて、仕切る事の難しさを痛感しました。
話している人がいたり、集まるのが遅いだけで、こんなにも困ってイライラするし、進みが遅くなるんだと感じました。
次の新人戦や1,2年で出るショーケースの時は、態度に気を付けたいと思います。
とりあえず大変でした。
 
結果を出すために、“大会の〇週間前、〇日前に振り完をする”と最終地点を決めて、そこに向かってまずは振りを終わらせることをしたいと思います。
そして仕切る人に任せ過ぎずに、全員で協力してショーケースを作り上げたいです。
でも1年は“いざ通す!”となったら楽しんで笑顔で踊れる所が強みなので、そこを大切にしていきたいです。

 

ダンス部通信110 “DJりょーやの hot shot”しかもremixじゃない方かよ!!(20200218)

この2日間、一年生の女子が練習後のフリーサークルに参加していました。
ダンスもそうですが、フリーサークルやバトルはコミュニケーションです。


どの学校の、どの先生も、生徒に対して“認めてあげたい”という気持ちが大前提にあります。
しかし、生徒の認めるべき部分を探せば、当然、“見過ごせない”部分が見つかってしまうことがあります。
 
“認めたい”と言う教員にとって、“見すごせない部分”は言いたくない言葉です。
“認められたい”と言う生徒にとって、“見すごせない部分”は聞きたくもない言葉かもしれません。
 
私は見過ごせない部分に目をつぶる時期もあります。
生徒にとって気持ちのいい事だけを言うのは、信頼関係も崩れないし、精神的に楽でした。

しかし、目をつぶった部分が、気付かない内に、抑止出来ないレベルまで増長してしまうことがあります。
そういう時期も必要だけれど、その期間は生徒も、教員の私も、周りの環境も、成長しないことが多い気がする。
※あくまで私の場合です。

だから嫌でも見過ごせない部分から目を背けずに、向き合った状態でないと、本当の意味で“認める”にならないのかもなぁ…なんて感じます。
※あくまで私の場合です。
 
私は教員なので、自分で築いた信頼関係に、自分の言葉でヒビを入れる事も、仕事の一つとして受け入れています。
もう生徒も高校生なので、ちゃんと言葉は受け入れて、次に会う時から挨拶してくれる人もいれば、
まだ生徒は高校生なので、いつまでもイジけて、私の言葉と私自身から避けていく人もいます。
 
 
ダンスは生徒と教師の関係や、因縁を一度リセット出来る一つのコミュニケーション方法です。
中でも、バトルやフリーサークルは生徒が聞きたくもない言葉、教員が聞きたくもない言葉をぶつけ合った後でも、“音に一人で向き合う事”を互いに認め合う一つのコミュニケーションです。
生活指導で生徒とお互いに、バチバチなやり取りをした5分後に、ダンスバトルでリセットしたことが懐かしい…。
バトルやフリーサークルに限らず、音がかかっても、関係性や因縁を持ち越すようなら、それは多分ダンスじゃないような気がする。

 
今日、サークル内で1年生女子が「盛り上がっていこう!!」と言っていたのがとても良いと思いました。
そうです。大事なことは一人で出る事。踊った人に沸く事。

正直、上手さはあまり関係ありません。どんな技が出来たかも関係ありません。
 
今ではバケモノみたいに強い先輩達も、最初のバトルは12月の仮入部の3日目。現部長も仮入部して数日。
スキルも技もリズムも何も持たない状態でバトル練習を始めていました(ソロを練習するっていう名目でした)。

やっていたことと言えば、出来もしていない自分達を褒め合う。認め合う。ただそれだけ。
 
実際、この2日間を振り返ってみれば、“○○がこんな踊りをしていた”よりも、“こんな風に盛り上がっていた”、“自分のムーブに沸いてくれた”の方が印象に残っているんじゃないかな。
 
やることはシンプルです。

まずは“一人で出る”
その上で次に“認める(沸く)”
 
特に“認める(沸く)”が大事なんじゃないかな。気持ちを乗せる。空気を作る。につながるから。

きっとショーケースにも生きてくる。
バトル出る予定ないよ!って人も一人で振り練、アイソレをするところから始めたら良いんじゃないかな。
 
~~~~competitionの感想文~~~~
神山
1年生だけというのもあり、集中力が続かないことが多かったと感じた。
また朝練の出席状況も良くなかったので、改めて改善していきたいと思った。

最初は不安もあり、逆に楽しみだったので、どうなるかと思っていましたが、皆立ち位置や振り入れの時に注意しあって開けていたので良かったと感じた。
でも自分も含めて集中力が切れていたり、遅刻が目立ったので、改善すれば、もっと良いショーケースになったと思う。

2年生はあいだ、あいだの時間を使って練習したり、話し合いながら進めていたりして、とても効率が良いと感じました。
今までは先輩達の力で、ショーケースを作り上げてきたが、やっぱり1年生だけとなると今までとは違い、仕切る人の大変さが伝わってきたので、聞く姿勢を大切にしようと思った。

他校の良い所を盗み、自分達のものにしていきたいと感じた。
遅刻や欠席を減らせれば、モチベーションにつながり、結果も出ると感じた。

 

ダンス部通信109“テレテテッ!テッ!テッ!テー!!(20200217)”

2月15日は全体での練習が最後でした。

先週と同様、顧問の基礎練に部長のハウス練習を挟みました。
後半は学年に分かれて、1年生は新人戦の練習。
2年生は先週の振りの続きを行いました。

1年生はここ数日での成長が著しいです。
基礎練を丁寧にやっているため、形がキレイになってきただけでなく、動き自体もとても大きくなってきました。
筋肉痛にも負けずに、飛びシャチに挑戦しています。

2年生との練習は、たったの1時間だったけれども、久々に以前の八潮高校ダンス部を思い出しました。
どんな状況でも、どんな空気でも、私はやっぱりダンスが好きだなと再確認しました。


7年前に都立教員になってから、ずっと抱いているダンス部顧問としての野望が2つ。
2つとも、まだ達成していないけれども、この7年間で目標は確実に近づいています。

今日まで歯を食いしばれたのも、ダンスが好きだから。
好きじゃなかったら、ここまで踏ん張ることも出来なかったし、今の部活の状態も、全国出場もなかったと思う。

目標に向けて踏ん張った出来事は、目標達成した時の成功要因になります。

きっと今日の部員達も、全員が一人一人、部活とは関係のないところで、歯を食いしばっていることがあるのかもしれませんね。
もしそうだとしたら、今日の部員達の踏ん張りが、4月以降の部員達にとっての成功要因になるよう祈っています。


今日の練習を最後に2年生は自主練期間に入ります。
1年生は新人戦の練習期間に入ります。
頑張れ!1年生!!


~~~~competitionの感想文~~~~

今回のショーケースは部活の大会の中で、過去一番人数が少ないチームで大会に出場しました。
その人数が少ない中で、私は一つ一つの振りの動きを大きくしてみようと意識して踊ってみました。
人数が少ないと揃えるのは簡単かもしれないが、迫力があまりないので、今回実際に踊ってみて、大きく振りを踊っている方が気持ちよく踊れたし、これからの練習にも生かしてみたいなと思いました。

一年生は今回初めて自分達で1から振りも立ち位置も作って、それを同じチームのメンバーに教え、出来上がったものを初舞台で踊るという今までにやったことのない人が多い取り組みを今回やることが出来たと思います。
色々な事を学べたと思うし、今回振りや立ち位置を作れなかった人は、また次のショーケースで仕切る側になってみたらもっと良いと思います。

今回2年生は、文化祭のショーケースとは違って、1曲使いで邦楽の曲を使ってショーケースを作り上げました。
5人と言う少人数の中で、イイものが出来たので嬉しく思っています。
休部している2人も交えてもっと迫力があるものを作れたらいいなと思います。

今回分かれてみて、学年でそれぞれ課題が見つかったんじゃないかと思います。
審査員からの得点を見て、1年生は新人戦で何をどう直さなければいけないのか、2年生ももっとレベルアップするためにはどこを直さなきゃいけないのか、それぞれ課題が見つかったと思います。

結果を残すためには、日頃の練習からもっと色々な事を意識して、練習に取り組むのが良いと思います。
例えば、アップの足の上げ方やダウンの低さなどを意識することです。
ただ、やんなきゃいけないからやるという考えで取り組んでも、何も成果が発揮されないと思うので、全員が全員意識して取り組めたら他の大会でも結果が出せるんじゃないかと思います。

 

ダンス部通信108 “No Good For Nothing (20200211)”

2月11日建国記念日。
普通に休日の練習を行いました。
9時に集合し、顧問の基礎練、部長のハウス基礎練を挟んで、3年生による振り入れを行いました。
前日の打ち合わせ時には一日通しで3年生が仕切る予定だったのですが、朝の打ち合わせで集中力を途切らせないために、仕切る人を前半(顧問と部長)、後半(3年生)に分けて行いました。

大会前でもない日の休日練習は約3時間。
私も3年生も3時間分の基礎練習メニュー・バリエーションはあるものの、皆の集中力を切らさないために、色々考えています。
集中力は切れる前に対策を練る事が重要です。
 
ちなみに私は前回の基礎練も私だったので、同じ内容の練習を2回連続で行うのを避け、少しだけ変化をつけるために、アイソレの曲だけを変えました。
違う曲でやると、“動きの練習”ではなくて“カウント・音を取る練習”になります。
練習内容の意図を変える事で、“飽きさせない”を意識しました。
でも実際にやってみると、練習リズムが崩れそうだったので、曲を変えるのはアイソレのみにしておいて、それ以降は通常通りの基礎練曲、練習内容に戻しました。
 
こうして意図を文字に起こしているのは2年生、1年生が仕切る時のヒントにするためです。
練習はもちろん、スキルを伸ばすためにあるけれど、3年生は卒業するし、私もいつかは異動します。
“都立高”である以上、生徒自身で練習意図から練習内容を考えて、チームを伸ばす意識が必要です。
生徒主体の部活は、やる事、考える事が多くてとても大変かもしれません。
でもその分、自分の経験として、この先の人生でも大きな糧になるはずです。

新入生を含めて、大所帯の部活として1年生、2年生が運営をする日がもうすぐそこまで来ています。
今のうちに全員が練習意図をつかむ練習をしておいて欲しいです。
仕切る手本(3年生)を見て、「自分ならこうする…」という意識で練習に参加してください。
 
 
3年生は後輩の面倒を見るために、ほぼ毎回2人来ています。
一人は新人戦の振付師。
もう一人は元生徒会長だった3年生です。
今日の練習でとても良いことを言っていましたね。
 
一日限りの振り練習は“本番使わない振りだったとしても、本番でミスった後のリカバリーの練習になる。”
彼は1年生の12月にダンス部に入部して、3年生では全国の舞台に立ち、最後の引退までやり抜きつつも、生徒会長として手腕を振るった“ミスター八潮生”です。
普段の練習から“本番意識の欠如”が課題だった都立八潮ダンス部で、入部から引退まで一度たりとも手を抜かなかった人間でもあります。
本番を意識して部活をやり抜いた人間だからこそ、響く言葉でした。
 
また、1年前、2年前の彼がそうだったように、今日のような大会前でない練習でも、本番意識で、表情を崩さずに通しをやり切る2年生がいます。
3年生が取り組んだことが2年生に引き継がれて、また新しい時代を作っていることを実感させられました。
都立八潮黄金期、“毎日が成長期”です。


~~~competitionの感想文~~~
角田🐻
前よりもキレを出すこと、大きく踊る事を意識して練習できたかなと思います。
意識したつもりではあったけど、動画を見てみるとやっぱり腰が高かったり、足の幅が狭まっていたりしました。
 
1年生チームについて、あんまり見ていないけれど、人数多いのにまとまりがあるなって思ったし、1年生だけで集まって話し合っているのも良く見ていたので、そういう所は良かったと思います。
 
2年生について、1人で作ったショーケースだったから振り入れや立ち位置移動がスムーズに行えていたかなと思います。
自信がなくて、動きが小さくなってしまったり、下を向いてしまうことがあったから、一人で踊って見せ合いとかをすればよかった。
 
今回別れてみて、一番分かったことは、動きが小さいということです。🐇
体育館の舞台で踊った時に5人しかいないし、舞台の上だから、とにかく大きく踊ることを意識してやってみたけど、動画を撮って見たら、思っていたより動きの小ささとキレのなさで音が取れていないように見えたし、すごくふにゃふにゃに見えました。
それだけ動きが小さかったんだなと思いました。
 
結果を出すために、毎回言っていることだけど、キレをだすこと、大きく踊ることだと思います。
皆で同じ目標を持つこと、本番まで後少しだという緊張感を持つこと、一人一人が意識すべきだと思う。
 
 
安藤
私は振りと立ち位置を考えてみて、自分が思っていたより難しかったです。
後々振りや立ち位置を入れてみて、「あっここ思っていたのと違った」という所が多くて、たくさん変更したりしました。
反省しているところはもっと早くから行動していたら、たくさん直すところを見つけられるし、通しももっと出来ていたのではないかなと思いました。
 
1年生チームについて、今回私は振り作りをしてちゃんと返事をしてくれたり、私の事を聞いてくれたりして、凄く嬉しかったです。
皆の前に立って振りを教えるまで不安しかなくて、どうなるかすごく考えてしまいましたが、無事に教えられて良かったです。
どのようにしたらスムーズに教えられるかもっと考えていきたいです。
 
2年生チームはさすがだなと思いました。
時間をきっちり考えていて、見習わなければならないなと思いました。
日本語の歌詞に合わせてゆったりしているところは重く踊っていて、早いところは止めてピシッと踊れていて、とてもカッコ良かったです。
先輩達を真似てやらないといけないと思いました。
 
2年生の先輩の時間の使い方がとてもうまいなと思いました。
私たち一年生は朝練があるといっても集まれなくて、それで振りや立ち位置を入れることが出来ないまま最後に詰めてしまうことになってしまいました。
先輩達を見習いたいです。
 
動画を見て思ったのですが、私達は姿勢が高く、動きが小さいです。
そして他の高校と比べて、表情が見えません。
そのため私達は基礎練をびっしりやり、スキルを高める事が大事だと私は思います。
表情は他の高校のダンス部の表情を見て、参考にして顔全体を使って意識していきたいです。

 

ダンス部通信107“get it girl”(20200208)

 久しぶりの土曜日の練習でした。

2年生には午前中に都立大森の練習に参加してもらいました。
直前の申し出にもかかわらず、了承してくれた阿部先生、部長さん、コーチさんには感謝ですね。
本当にありがとうございます。
このチャンスを2年生がどう生かすのかを私はとても楽しみにしています。
お互いに高めあっていきたいと思います。

午後には八潮に来てもらい、私の奥義を振り入れしようと思っていました。
振り完したかったとかじゃなくて、実は振り完を通じて極秘で挑戦していることがありました。

チャンスは自分で手繰り寄せるモノです。
後ろ向きな人には後ろ向きな分しかチャンスしか巡ってこないし、
前向きな人には前向きな分、色々なチャンスが何度もめぐってきます。
だから後ろ向きな人に足並みを揃えてしまうと、全員が後ろ向きな分しかチャンスが巡ってきません。

そして、チャンスは予告なく訪れます。
いつ、どこで、何のチャンスが君達を待ち受けているかわからないし。
日常の何かが、ふとした瞬間にチャンスに変身する可能性だってあります。
だから、いつでも、どこでも、何でも、飛び込んできたモノに対して、前傾姿勢で構えていないと、
巡ってきたチャンスを見逃してしまいます。

今日と同じチャンスが巡ってくるかはわからないけれど、君達の高校生活にはチャンスがゴロゴロ転がっています。
部活に限ったことではなく、日常の取り組み全てが君達にチャンスに変えてもらうのを待っています。
いつでも、どこでも、前傾姿勢で飛びついてほしい。
“毎日がターニングポイント。毎日がチャンスタイム”です。


1年生は午前中に自主練・振り作りを行い、午後に顧問の基礎練をした後、振り入れを行いました。
基礎練を久々にやりましたが、特に新しい練習メニューはしませんでした。
いつもと同じメニューです。

しかし、3年生の練習をたった2回やっただけで、日常の基礎練が意味のある基礎練に変わっていました。
自覚できたでしょうか、仕切り方とか、練習メニューとかはあまり関係ありません。
ちゃんと目的意識を持てば、いつもと同じ練習メニューでも、いつもと違った成果が表れます。

君達の前向きな姿勢(鈴木との目的意識)が“日常(普段の基礎練)”を“チャンス(上達する基礎練)”に変身させた良い体験だなと思いました。
だから、いつでも、どこでも、何に対しても、前傾姿勢で臨める君達でいてください。
“毎日がターニングポイント。毎日がチャンスタイム”です。


振り・構成はとても良かったです。
1年生も、2年生も、これを自分達で作れるようにすることが本当の目標です。
鈴木との日常はチームを成長させるチャンスです。


~~~competitionの感想文~~~
松下
動きを大きくすることに必死になって、振りがあやふやになってしまったり、ちゃんと形が見えなくなったりするのが癖になっているので振りを正確に動きを大きく、両方平等に出来るようにしたいです。
2分30秒のショーケースでずっと意識して少しでも直せるように頑張りたいです。
1年生は初めて1年生だけで出る大会で楽しそうに踊っていてすごく良かったし、毎日見せ合いの時に見る度に良くなっていたけど、踊るのに必死で顔が下がっていたり表情がついていなかったりするのが多かったなと思いました。
位置移動とか振りを間違えないことも大事なことだけれど、表情つける事でもっと良くなるし、「余裕さ」が見えてカッコ良くなるなと思ったので、新人戦はそういう部分も気に欠けたら1年生らしさが出て良いなと思いました。
頑張ってください。

2年生は毎回大会が終わると、「間違えた」という人が必ずいて、後悔することが多いから、もっと練習から緊張感を持った方が良いと改めて感じました。
練習している時に、1年生の練習を見てしまって、その時間にもっとできることはあるのに、集中力が途切れてしまうことがあったので、集中力を途切らせない練習から必要だなと思いました。

別れてみて、全体の部活ではないから、時間の使い方、練習内容が全く違う状況で全体の部活じゃないからと少し甘く見てしまった部分とか、学年だし、先輩、後輩というのもなくて、甘えとかが出たり、全て完璧ではなかったと思うので、次に別れる機会があるならば、ちゃんとできるようにしたいです。

朝練に遅刻したり、挨拶をしなかったり、一つの心がけで出来る事がまだ全然出来ていないから、ダンス以外の事でもっとしっかりしなきゃなと思います。
意識したら出来る事を出来るようになって変われたら結果もついてくると思うので、今の自分達から抜け出せるようにしたいです。

米倉
良いか、悪いかで言うと悪い方だったと思います。理由は朝練に間に合わなかったり、参加してもずっとボーっとしていることが多く輪に入っていないことが多かったなと思いました。

1年生は最後の最後までグダグダしていたなと思います。
すんなり決まったなと思う時もありましたが、いざやってみると全然合わずにやり直しになることが多く、難しいなと思いました。

2年生は集まるのが早くて、振り完するのが早くて振りを揃えたり完璧にするまで詰める時間を1年生より多く取っていたので、時間の使い方が上手いなと思いました。

別れてみて、1年だけでも案外できるということと、一年だけでは進め方がまだまだ下手で、後回しにしても良い所でも無駄に時間をかけてしまいやりたかったことでも出来なくなったりが多かったなと思いました。

結果を出すために、決して難しいことをやっていないのに、カッコよく見せられるようなスキルが必要だなと思いました。
今、1年全員が出来るジャンルと言ったら、ロックだと思うので、基礎練が重要だという話が出ました。
自分に出来る事は、基礎練と自分が得意とするジャンルを1年内で共有することだと思います。

 

ダンス部通信106“you are my treasure you are my treasure”(20200206)

 新人戦に向けての練習が二日目になりました。
ソウル・ロックを中心に基礎練を行っています。
ソウルはオールドスクールの基礎なので、ソウルの練習はダンス全般に生きてきます(ダンス部通信79)。
一方でドラムの仕方など、基礎中の基礎も、もう一度見直しています。

多分、彼は私がずっと考えていたこと、高度な振り、複雑な構成だけに頼るのではなく、基礎グルーヴだけでも会場をあっと言わせるチームを作ろうとしているのだと思いました。
これだけ楽しいレッスン、成長させてくれる機会があるにも関わらず、学校を優先できない1年生、部活を休んでしまう一年生を思うと悲しくなります。
ありえないくらい恵まれた環境です。
 コンペティションの反省を生かして欲しい。


二年生には3月末までいったん高校ダンス部から離れて、視野を広げてもらおうと思います。
一年前、全く歯が立たないまま終わったコンペティション、気落ちする部員に私は伝えました。

「君を20人揃えれば、勝てる。」

レベルの差はばらつきがあるものの、得意な分野だけで考えれば、絶対に負けていませんでした(そんなのどの学校にも言えることかもしれませんが…)。
それは今年も同様でした。
今年も、ノンタイトルで終わったコンペティションでしたが、同じことを何人かに伝えました。
そして今年は、スキル以外にも絶対に負けていないモノを持っている部員が何人かいます。

その一つが、2年生のモチベーションです。

周りに流されずに高い意志を持ち続けることが、どれほど大変なのかを都立大森、都立八潮で教員を経験してきた私は知っています。
このモチベーションを40人揃えることが出来れば、全国でも勝てると思うものの、モチベーションを表現するためのスキルの幅が都立八潮高校ダンス部だけでは絶対に不足しています。

スクールでも良いです。
他校のダンス部でも良いです。

とにかく外の世界の良い所を探してきて、持って帰ってきて欲しい。
それが都立八潮高校ダンス部の武器を再確認させてくれるから。


~~~competitionの感想文~~~

自分は、ショーケースを作る方、仕切る方ではなかったので、室木に協力しなくてはいけない立場だったのに、集中が切れてしまう時やモチベーションが下がった状態での部活が多くなってしまったかなと思います。
でもこのショーケースで踊る時の体の動かし方の意識が変わったので、少人数で大会に出るというのが、私にとってすごくいい経験になりました。

1年生はショーケースの作り上げ方はすごく良いなと思いました。
でも、先生から1年生のメイクの相談があったことはあまりよくないかなと思います。
ショーケース自体が良くても周りの人との信頼関係を持つのが一番大事なんじゃないかなというのをすごく考えさせてくれました。
1年生の持つ雰囲気や表情はすごく引き込まれるものがあるので、このまま新人戦頑張ってください。

2年生はショーケースを作る前に全員で話し合う時間をもうけるべきだったなと思います。
室木が一人で作り上げるというのを個々で聞いて終わりになってしまったので、Hiphopを入れる入れないの話や1曲使いで完成させるという話がうまく皆の中で固まらなかったなというのを感じました。
ショーケースが出来上がってから協力する力は強いかもしれないけれど、出来上がるまでの協力の仕方が足りないなと実感しました。

別れて最初に思ったのは、負けたくないというライバル心でした。
1年生の協力して皆でショーケースを作り上げるという姿や大人数でのショーケースなど、2年生にないものが羨ましく感じました。
別れると自分のチームの良い所を見失いかけるけど、同時に、だからこそ上手くなろうという気持ちを持てました。

結果を出すために、返事、挨拶、時間を守る、学校にきちんと行くなど、当たり前の事が出来ていないと、いつまで経っても報われないと思います。
ショーケースに対して、どこをどうしたら良くなるとかは、正直分からないけれど、そういう所を直す前に、まず当たり前の事をしっかりできるようになるのが、課題かなと思います。
あと、女子が自主練できるようになるのも結果につながると思うけど、つながるなら絶対にやった方が良いのに、恥ずかしいって思ってしまって、出来ない自分がずっといるのが悔しいです。 

 

途中からの参加だったので、各振り入れに対して自分を考え、ショーケースに見合った完成度にしようと考えていました。
しかし、朝練の遅刻や欠席が目立ち、前に立つ人、他の一年、こーしさんに申し訳ないことをしてしまったと思っています。
反省です。

1年生について、比較的「集まろう、やろう」と言って、集まってきた人は真面目に取り組んでいるように感じました。
しかし練習量においてはどう見ても、大会を意識できていない状態でした。
そのモチベーションが感じられたのは、僕自身の反省点同様、朝練の出席率に表れていると思いました。
一つ、気になったのが自分や周りの人の構成でのゴタツキ(主に立ち位置移動)において、決められたタイミングにここからでは間に合わないと発覚した時の対応です。
他人事のように意見を出さず、考えず、「どうするの?」という前の人への圧がとても失礼だなと思いました。

2年生について、おそらくコンぺ期間が始まる前からある程度の話が進んでいたのだろうなと思いました。
2週間をしっかり使えていて、流石だなと思いました。
金曜日、学校が終わった日の練習時間、2年生とのプラリバ使用の考えが被った時、自分達は考えていた時間からの使用を先輩方に譲った後、自分達が使えなかったので、打ち合わせをするか、一緒に相席させてもらえば良かった。

今回分かれてみて、1年生は残りの大会、タイトル無しでは終わらなそうな気もしました。
結果を出すために、突発的な構成、圧倒的な振り付け、各個人の絶対的スキル、チーム内の協力が必要だと思われます。
自分自身出来る事は、自分のスキル上げとチーム内の協力への姿勢を気を付ける事です。


棚沢
自分は大会の振りに入っていたものを自主練などで練習できていなかったので、そこが反省点です。
あと、足のケアが出来ていなかったので、そこが一番の反省点です。

1年生チームは途中何度か集中力が切れてしまっている時がありました。
自分も切れてしまっていたので、そこが反省点だと思います。

2年生チームの取り組みは、とにかく話し合いを結構入れていて、そこの部分も真似すべきだと思いました。

今回分かれてみて、仕切るということがいかに難しいのかを分からされたと思います。
もうすぐ後輩も入ってくるので、その意識をきちんとつなげたいなと思いました。

結果を出すために、とりあえずまずはちゃんと話を聞く姿勢をすぐ作れるようになったら良いと思います。
あと、時間をちゃんと守る事もとても重要だと思いました。

 

ダンス部通信105“Go ahead now Chelsea”(20200206)

 チームが分裂して、新人戦に向けての練習が始まりました。

Competitionの結果、並み居る強豪校を下したのはダンスの専門学校“VAW栄光ハイスクール”。
高校ダンス部界にダンスの専門学校がスキル一本で風穴を開けたことには新時代の幕開けを感じました。

これまで、野球やサッカーなどの伝統的な部活に比べて、部活としての歴史が浅いダンス界には、アイディアと構成だけで、都立や公立でも勝てる余地がありました。
それが少しずつ変わってきて、最近においては、顧問や伝統とスタイルの変わらない私立の方が強い傾向がありました。
スタイル・基礎は積み重ねれば、ネタに勝るだけのオリジナリティになります。
 私はそろそろスタイルが確立してきたかなぁ…と思った時期に初の異動を経験したため、私立の強みを羨ましく思うことが何度かありました(逆に、今は異動が出来る都立の強みを感じていますが…)。
 二松学舎や三重高校と聞いただけで、ネタに頼らずともオリジナリティを感じるのは、きっと顧問の先生が血の滲む努力で積み重ねた基礎が形になっているからだと思います。

今回、“VAW栄光ハイスクール”の優勝は私立優勢になりつつあった高校ダンス部界に、“ダンスの専門学校の台頭”という新しい風を吹かせました。
洗練された都会のダンスの専門学校は、学校教員である顧問、高校生である部員が生肌で触れることの出来ないはずの“新鮮なストリート”を高校ダンス部のステージにオリジナリティとして形にしてきました。
専門学校の詳しいカリキュラムを知るわけではありませんが、都立高校がまたしても新しい戦い方を余儀なくされることを予感させるショーケースでした。


今回、新時代を勝ち抜くために、卒業前の3年生に声をかけて、練習から本番まで、モチベーション作りから振り作り、立ち位置振りまでをお願いしました。
ダンスに関しては傲慢な私でも、“バトルも、ショーケースも、人柄も、全く歯が立たない…”と思えるような部員です。
ちなみに高校一年の冬まで全くのダンス初心者でした。
高校生は忙しいので、ダンスをある程度突き詰めると、どうしても部活とストリートのどちらかに主軸を置きがちです。
しかし、彼はストリートに揉まれながらも、片足突っ込んだ高校ダンス部を最後まで全力でやり抜いた強者です。
高校ダンス部では副部長として全国の舞台に立ちながら、ディライト受賞級のダンサーとも踊ってきた人間でもあります。

 何より、学校教員になってからの私が感じることが出来ない“新鮮なストリート”を知っています。


私と彼の新しい挑戦が始まります。
ダンサーではなく、学校教員としての私の新しい戦いが始まります。
高校生ではなく、ダンサーとしての彼の新しい戦いが始まります。
私と彼の戦い方が新時代に一石を投じる都立高の一つのモデルになるかもしれません。


同時に一年生にとっても新しい戦いが始まります。
入部してたったの3か月で立った全国の舞台も、
コンペティションでわざわざ自分達だけにして弱点を露呈させたのも、
全ては新人戦でぶちかますため。

当然一日目の今日で意思がくじける人間はいないけれども、
大事なのはこれから、最後まで戦い抜いてほしい。

 ~~~competitionの感想文~~~
室木
僕が一番苦手とする言いたいことを言うということが少しできるようになりました。
そして、大会と言う場で初めて全ての構成や振りをやらせてもらいました。
そして、ショーケース作りがもっと好きになって、もっと作りたいという気持ちになりました。
さらに、2年生にロックに対してどう上手くなるかを伝える事が出来ました。

1年生に対して、後ろからずっと見ていて思ったことは、仕切る力も仕切られる力も成長したなということです。
最初は人が説明している人の話も平気で聞かず、他と話している人も見受けられるほど酷かったのに、しっかり皆で会話に入って相談できるようになっていました。

2年生に対しては、僕のやりたかったことを一方的にやらせてもらいました。
しかし、メンバー誰一人と嫌な顔をせず、ついてきてくれました。そして動きの大きさや形を個人個人が気にするようになっていました。
ただ、1年生の方をボーっと見つめたり、練習中に気が抜けてしまうことがありました。

今回分かれてみて、今まで見ることがなかった良さや改善点が分かりました。
1年生の中で今まで個人個人の魅力がはっきりと知れたし、1人1人が上手くなっていると感じました。
2年は1人1人の足りないところに気付きました。
そして、別れてから今にかけて、皆先輩になったんだなぁと感じました。
結果を出すために、必要なことは一人一人が大人になることです。
自分のやりたいことや、逆にやりたくないことも自分の感情ばかり優先しないで、他人の気持ちを考えたりすること。
そして、自分は他の人の何倍も頑張る事。
一人で鏡に向かうこと。
人任せにしない、自分の出来る事を探し、言われる前に行動する事。
自分から追求すること。
素直に受け止める事。



矢澤
私は振りを作った訳ではありませんでしたが、サポートに回ろうと思い、サポートに回りました。
1年はルールを守れていなかったし、自分も体調管理が出来ず、あまり役に立てなかったなと思い、後悔が沢山です。
もう少し、出来る事を探せたらなと思います。

1年生はまずは、時間とルールが守れないとダメだなと思いました。
何でも“ギリギリ”になるし、時間配分が出来ないし、動く人が一定。
なんかマイナスな部分が多かったです。
けれど、1年が明るくなれたのも、後悔の分、大きかったです。
思いっきり踊れたし、ワクワク出来ました。とても新人戦が楽しみになりました。

2年生はやっぱり、尊敬出来て、さすがって思える存在だなと思います。
とにかく、センスが良くて見ていてどうなるんだろう…って頭で想像しながら楽しく見られるダンスだなと思います。
スキルが無いって先輩は言っていたけれど、私はなんかその代わりに人が引き込まれるような感じなので、これで先輩が言うスキルが上がったら、もう最強だなと思います。

別れてみて、2年生の存在って大きいなと思いました。
1年生は1年生で私達に合った練習方法で教えあうことが多く見られました。
一人一人のコツ、見せ方などが多く学べたので良かったかなとも思いましたが、時間やルールなどに関しては、まだまだなので、見習うところだなと思います。

結果を出すために、まずは時間とルールを守る。
独りぼっちを作らないが大切かなと思います。
人の心も体もそれぞれなので、皆思いやりを持って、とにかく時間とルールを守って、自分も生活をしっかりして、チームも自分も成長したいです。



長谷部
私は、朝練の遅刻、欠席がとても多く部員の皆にとっても迷惑をかけてしまいました。
練習中もおしゃべりが多くて、その面でも部員の皆に迷惑をかけてしまいました。

1年生については、集中している人と集中していない人との差がとっても激しかった。
でも集中するときは集中するという切り替えを出来ていたと思う。

2年生について、1年生とは違い、はるかに集中できていたと思います。
ショーケースも早く完成して通しをたくさんやっていて、やっぱりすごいなと思いました。

今回、別れてみて、1年生だけだと気を使うことがあまりなく、集中をちゃんとしていなくて、進むのが遅かった。
2年生がすごいと改めて感じた。

結果を出すために、スキル、迫力、皆の心を一つにすることが必要だと思う。
自分に出来ることは、まず遅刻、欠席を無くすこと、スキルを上げる事。
集中を切らさない事が一番大切だと思う。

 

ダンス部通信104“反省って何だろう…”(20200204)

本日、大会後、恒例の反省会を行いました。

各自で書いてきてもらった感想文の内容を一人ずつ発表してもらいました。

今回、初めて全員が提出期限に守り、紙を出すことが出来ていました。
“提出物を提出期限までに守る”
大きく一つ、成長できた点かなと思います。

分裂して、約2週間の節目。
ここから1年生は新人戦モードになります。
2年生は自分達で大会を見つけてきました。
自分達で目標を見つけるあたり…さすがって感じがします。
この先、八潮高校ダンス部がどうなるのか、不安でもあり、楽しみでもあります。






~~~high school dance competition感想文~~~
本間
振り入れの時、前に一年が立っているだけで新鮮だなって思い、集中して取り組めました。でも自分が前に立った時に、グダついてしまったり、他に入れた人の時とは違って、皆の集中力を切らしてしまったことが反省点です。

1年生は1日でいっぱい進んだ日、登校禁止の3日間の練習の時、本番まで1週間もないという本番意識が低かったと思いました。本番は楽しかったけど、朝練で時間ぴったりに全員が揃い、もうやり残したことはないぐらいまで練習していれば、もっと楽しめたんじゃないかなって思いました。

2年生は進め方、すすめ具合が早くて、残り1週間ぐらいで振り完しましたって感じがしました。進みが早いと、あとの日数は微調整や揃えたりなど、良いことばかり出来るので、私達にもその時間が欲しいと思いました。表情や表現力、口パクなど細かい所まで練習しているのを見て、楽しそうだな。カッコいいなと思いました。

分かれてみて、仕切る大変さや1日の練習メニューを考えること、皆のモチベーションの差など、辛かったり、難しくて考え込むことが多かったです。立ち位置や振りを作っていない人の気持ちも、作って前に立つ人の気持ちもどちらも分かりました。

楽しむことは1年生にはもうパンパンにあります。なので、勝ちたい気持ちと練習の時に本番だと思って取り組むことと、基礎練が必要だと思いました。自分に出来ることはモチベーションを整えることと、基礎練です。もっと基礎を磨きたいです。

 

ダンス部通信103“high school dance competition”(20200203)

2月2日ハイスクールダンスコンペティションに出場しました。
昨年も出場した大会(ダンス部通信76)であり、私の感覚で言うなら、高校ダンス部の大会で一番、“Hiphop”な大会だと思います。
実際には“Hiphop”と名のついている大会でも、「“Hiphopさ”が評価されない」と思えるような大会がたくさんあって、高校生の大会である以上、それは仕方ないのかなと学校教員として納得しています。

しかし、このhigh school dance competitionに関して言えば、Hiphopダンサーの憧れのステージ“dance@live”のステージに繋がっていることもあって、私の感覚でも理解できる“Hiphopな大会”です。
実際、Cブロック終了時に部員と予想していた結果の順位については私の予想はほぼ当たっていました。
 

毎回の大会において、“生徒達にこれを学んで欲しい”と言う気持ちで私は臨んでいます。
今大会に関して言えば、大きく2つありました。
下級生には“想像力”
上級生には“個人の力”
そのため、実力、完成度が下がる事を覚悟して、下級生チーム“都立八潮青年期”と上級生チーム“都立八潮黄金期”の2つに分けて、参加しました。
 



各チームに与えられた期間は工学院ダンスコンテストが終わってからの2週間でした。
 終わってみて1年生に対して思うのは、2週間はちょうど良い期間だったと思います。
中には「2週間は短すぎる…」と思う人がいるかもしれませんね。
しかし、その一方で「2週間が短すぎる」よりも、「2週間の内、何日も無駄にしてしまった」と思っている人がいるはずです。
傍目で見ていて、実際に本気でショーケースを進められた期間は多分2,3日くらいだったかなと思います。
もし、1か月与えられたとしても、同じように直前の2,3日くらいしか有意義に使うことはできなかったのではないでしょうか。
“来ているのに、時間もあるのに、場所もあるのに、本番に向けてチームが進めていない…”そんな時間がたくさんありました。
全員がその現状に気付いているのに、全員がその現状に対して動けていないことに気付けたでしょうか。
全員が動けていたら、たった2週間でもきっと違った完成度になっていたように思います。
同様に、全員が動けていたら、この5か月間は違った部活が出来ていたと思います。

だから、必要なのは想像力。
来ている人を想像して、朝練に行く。
本番を想像して、練習する。
振付師のイメージを想像して、踊る。
仕切る人の大変さを想像して、立ち位置につく。
お金を出してくれている保護者を想像して、衣装を計画する。
化粧をお願いするときの顧問を想像して、時間とルールを守る。
これはどの場面においても君達に必要です。

テスト前の勉強を想像して、授業に臨む。
進路活動時を想像して、登校する。
進級する事を想像して、勉強する。

ここからは、そんな高校生活にしてください。
 

一方で、2年生にとっても学びの多い2週間だったのではないでしょうか。
High school dance competitionの約60チームの中でも、2番目に少ない5人と言う少人数の編成でした(一番少なかったのは深沢高校のpopの3人組)。
元々12人いた73期の2年生でしたが、退部や転校やケガにより、現状参加できる最大人数が5人でした。
 
代替わりを果たしてからの5か月間、私が2年生に対して、ずっと思っていたのは自分の得意な分野だけに籠らないで欲しいという気持ちでした。
歴代部員の中でも最強クラスのチームワーク、規範意識、想像力を得意な武器として、部活に必要なものをバランスよく備えている2年生だけれども、一人一人の個人の力強さには欠ける部分がありました。
そのため八潮は選抜をせず、エースで注目を引き付けて、人数の力で迫力を出し、ネタの力でインパクトを与えてきました。
つまり、誰かに頼ることで弱点を隠しながら、長所だけをアピールする戦い方でした。

しかし、弱点を抱えた状態で戦えるのは“予選突破”までです。
弱点を抱えた状態で勝ち取れるのは“特別賞”までです。
目標とする全国順位を狙うためには、一人一人がエースに頼らず、人数の力に頼らず、ネタに頼らずにインパクトを与えるだけの個人の力が必要です。

今回、あれだけハイレベルな大会で、あれだけ広大なステージに対して、たったの5人。
“誰にも頼らずに、動きを、ダンスを、自分の力だけで大きくさせるしかない…”と言う経験は違った意識でダンスに取り組むきっかけになるのではないでしょうか。

今なら、基礎練の目的も理解出来ているんじゃないかな。
今なら、一人で踊ること(フリー)の大切さを実感出来ているんじゃないかな。

同様に、上級生として、部活全体への指導も期待しています。
“誰にも頼らずに、動きを、ダンスを、自分の力だけで大きくさせるしかない…”と言う経験が、
“誰にも頼らずに、部活の生活を、練習の態度を、自分の力で成長させるしかない…”と言う経験につながると思うから。


一方でまだ君達に伝えていない少人数制ショーケースのうま味(構成変化がしやすいとかじゃなくて…)が実はまだありますが、今日はこの辺で終わり、いつか機会があれば伝えます。


 

ダンス部通信102“この瞬間Deja vu”(20200130)

3日前の練習が終わりました。
大会の練習はあと2日になりました。


2年生には、遠い距離から見た自分達を客観視して欲しかったので、朝練の最後に体育館へ移動し、ステージを使って通しをしました。
実際のジャッジは今日と同じくらいの距離か、もっと遠くから見ることになります。
個人の課題だけでなく、チームの課題に気付けたでしょうか。
少人数のショーケースは遠くから見る場合、より一層音が小さく見えてしまいます。
少人数のショーケースは遠くから見る場合、より一層表情が見えにくくなります。
少人数のショーケースは遠くから見る場合、より一層目線が下がりがちに見えます。

表情に関しては一人だけで通しを踊らせてみるとか(全員で見るのは時間がもったいないです)、
音の大きさに関しては剣道場の端から遠くで録画してみるとか、
目線が下になることに関しては鏡なしで録画してみるとか、
色々やり方を工夫してみるのが良いと思います。

特に、“一人で通しを踊らせてみる”に関しては、恥ずかしがり屋さんの君達にはとてもハードルが高く感じるかもしれませんね。
最初は照れながらでも良いです。
2人で始めてから、途中で抜けるとかでも良いと思います。
最初はハードルを下げて、少しずつ難易度を上げながら試してみてください。
ちなみに、強豪校の練習では、これを恥ずかしがらずに2人1組でやってのけます。




 
1年生には、とにかく完成させて欲しかったし、何より、成功も失敗も含めて、過程から自分達だけのモノにして欲しかったので、今日も練習中は特に何も言っていません。
ただ、パート別の振りが出来て目線をズラす構成が少しだけ出来たこと。
他ジャンルで軸のソウルとロックを際立たせたことはとても良かったです。
 
振り作りは“自己表現”です。
自己のダンス(ジャンル)が確立している人ほど、良い振りが出来ます。
言い換えると、何を見せたいのかがはっきり見える振りが出来ます。
大前提として、チームのコンセプト、ショーケースの雰囲気、チームのレベルに差が生まれないことが条件ですが、他ジャンルをアクセントに使えば、主軸のジャンルも相対的に見やすくなります。
ハーダーベターの時のbutterfly effectが多分、構成としては一番の理想形です。予習してみてください。
 
一方で衣装に関しては、自分達だけの問題ではないので、朝に集まれなかった分、お昼に一年生を集めて、ちゃんと理解してもらいました。
“時間とルールを守る”
“やりたいことをやるために、やらなきゃならないことをやる”
君達の準備が遅れて、ショーケースの完成が遅れる…それは君達自身で取り返せば良い。
でも、衣装に関しては違います。
君達の準備が遅れているからと言って、君達だけで取り返せるものではありません。
衣装のお金は保護者からいただいているので、説明が出来るように、予算を立てたり、計画を立てたり、必要な手続きがあります。
勿論、ルールに例外はつきものだけれど、例外が許されるのは、普段からルールを守っていることが大前提。

だから今日までの授業、ちゃんと全員がサボらず時間を守って欲しかったです。
だから今日の朝、ちゃんと全員が寝坊せず時間を守って欲しかったです。
  
たくさん、課題が浮き彫りになってきましたね。
まさに1年生!すべてが伸びしろ!都立八潮青年期!!今が一番成長しています!!

~~~~~~(引退した72期の“生徒会長”谷口より) ~~~~~~
こんにちは、元ダンス部三年の谷口です。
僕は今引退した身ですが、大会までの時間をサポーターとして部活にきている状態です。
毎日練習風景を目にし、主に2年生のチームは僕たちが現役だった時の練習に比べて質の良い練習をしていたり、時間を上手く使っているのを見るととても嬉しいです。
1年生に関しては、初めて自分達だけで作ったショーケースで大会に出る訳ですが、今回上手くいかなかった事を忘れずに糧にしてほしいと思います。
初めてで上手くいく事なんてめったにないし、最初は絶対壁にぶち当たります。
でもその初めてという経験を活かしていくのがショーケースでありダンスであると思います。
今回の経験を忘れずに次に繋げる事が出来れば、1年生はもっともっと化けるし伸びしろしか感じられないと思います。
僕自身もサポーターとして部活にいく事で学ぶこともたくさんあり、感謝しかないです。
僕は後輩が大好きです。
卒業までの時間を、ダンス部の後輩達と過ごせて本当に幸せに思います。
そんな後輩達、1年生と2年生含めYDCをこれからもよろしくお願いします!


 

ダンス部通信101“バ・アイ・トゥ・クー・トゥ・アドミン”(20200129)

大会まであと3日になりました。
2年生はほぼ完成したようですね。
少人数らしさが活きる構成です。
目まぐるしく立ち位置が変わっていきます。
テレコのサイズの使い分けと、一人一人の音の強さがあれば、穴のないショーケースになりそうです。

 
1年生は振り完までの流れに苦戦を強いられている状況ですね。
振り担当が多い分、振りが埋まるのは早いけれども、その分、振り担当の間(立ち位置移動・構成移動)が発生します。
その間を埋めるためには“打ち合わせ”が必要で、人・足並みが揃わない1年生にとってはとても大変な作業かもしれません。
逆に学ぶことも多いんじゃないかな。
きっと一年後には今の2年生よりも大人数のチームを率いなきゃいけない君達は“どうやったら足並み・気持ちが揃うのか”を経験・学習しなければいけません。

  
あと3日間の練習期間をどのような心境で過ごすんだろう…
あと3日間の練習期間で何が出来るんだろう…
3日後に何を後悔するんだろう…
3日後に何を誇れるんだろう…

 
~~~~~~(工学院予選の反省文) ~~~~~~
 “当たり前の事を当たり前にやる”と言うのが工学院の反省でした。
反省文の紙を出していない人、出してください。

 

ダンス部通信100“ア・ゲッ・ジェェラァァス!”(20200128)

4日振りに学校での練習となりました。
練習再開です。
 
2年生チーム“都立八潮黄金期”は朝練からのスタート。
曲の構成に変化がありました。
一週間前ではあるけれど、人数が少人数の5人のため、大幅な変更にも対応が早いです。
少人数チームの強みの一つですね。
 
1年生チーム“都立八潮青年期”は午後練からのスタート。
完成は、まだ遠いけれども楽しそうにやっています。
思えば、これまで、のびのび皆でダンスを作る機会が少なかったのかもしれませんね。
一方で、踊っていない時、練習していない時には、チーム内でのテンションの差が少しだけ見えました。
逆に言えば、踊っている時はテンションの差が少しだけ埋まります。
“踊らない時間を作らない”ように、打ち合わせを練習以外の時間で使えるようにすると、もっと良いと思います。
“常に動く、常に踊る”がモチベーションの温度差を縮める一番の方法です。
 
 
自分達だけで過ごした4日間はどうだったでしょうか。
自分達なりに、考えたり、取り組んだり、過ごしていたことはちゃんと伝わりました。
その一方で、“ショーケースだけ”を切り取って見るのであれば、“多分、もう少しできたことがあったんだろうなぁ…”と言うのが正直な感想です。
 
実際のコンテストのジャッジは、今日の私と同じく“ショーケースだけ”を切り取って点数を付けます。
“人が揃わなかった…”とか、“練習場所が狭かった…”とか、言い訳なんてジャッジは聞いてくれません。
 
むしろ君達は実感がないかもしれないけれど、八潮高校ダンス部は高校のダンス部の中では指折りの練習環境に恵まれています。
だから普段から言い訳なんかせずに、やれることを探す。そして、やる。
そういう姿勢の方がカッコいいし、そういう姿勢の方がカッコいいダンスが生まれるんじゃないかな。
 
そんな気がした!あと4日!!!!



 
~~~~~~(工学院予選の反省文) ~~~~~~
 
脇坂
休むことが多かったのが自分の反省点です。休んでしまったことで、自分だけ振り、立ち位置が入らなかったり、チームのモチベーションが下がってしまうなどメリットは一つもなく、デメリットしかないので、今後の体調管理をしっかりしたいなと思います。
朝練にも遅刻ばっかりしているので、気を付けていきたいです。
 
練習の質が良かった日と悪かった日があったと思いました。良かった日は皆のモチベーションも高く、声も出ているのですが、悪かった日は声は出ない、練習と休憩の切り替えが出来ていない、立ち位置につくまでが遅いなど、反省点がたくさんありました。なので、これからの練習が質の良い練習になるように自分も声などを出していきたいです。
 
どんな大会でも結果を残せるチームになるのが目標です。そのためにまずは自分を正すのが目標です。日々の学校生活をしっかりと過ごす、朝のHR、朝練に遅刻しない、練習の質を高める(スキルをつける)などのことをしっかりやっていき、八潮高校のダンス部黄金期を引き継いでいきたいです。
 
 
神山
返事や挨拶の事で、注意される事が多かったので、普段の学校生活でも挨拶を忘れないように改善していきたいと感じた。また新しい基礎練が増えてきたので、体を慣らしていき、また新しい技につなげられるようにしていきたいと思った。
 
前回より全体のモチベーションが上がっていると感じた。声を出す部分は出したり、一つ一つの振りを止めたり、腰を下げたり、メリハリがあったと思う。しかし、土曜や日曜の部活、朝練では自分も含め遅刻が多いと感じたので、少しずつでも良いので早く起きて減らしていきたいと思った。
 
今後はまだたくさんの大会があるので、全国に行けるように自分自身のスキルを高め、部活への関心を高めていきたい。また、後輩も出来るので、挨拶や返事、教える側にもなるので、今の内から意識を持って行動をしていきたいと思った。
新年最初の部活は、明治学院高校との合同練習でした。

 

ダンス部通信99“思い出せる範囲で~その1・明学~”(20200123)

新年最初の部活は、明治学院高校との合同練習でした。
合同練習は成長のきっかけとなります。

コンテストにあまり参加しない学校のダンス部だと、新歓発表、地域行事、文化祭など、自分達の身内だけをお客さんとして相手にすることが多くなります。
身内がお客さんだと、意図をくみ取ってくれるし、盛り上げてもくれるし、必ず沸いてくれるので誤解しがちです。
しかし、実際には、“身内である君達”に対して沸いてくれていることが多く、“君達のダンスそのもの”に感動しているとは限りません。
固定の相手、固定の場所、固定の時間でしか踊らない、踊れない部活動よりも、色々な人と出会えて、色々な場所で、色々な機会に恵まれるストリートの方が、ハイレベルなダンスになる理由がそこにあるような気がします。
 
だから身内の前でしか踊れない人、身内相手のショーケースしか踊らない人にならないために、アウェーを経験出来る合同練習はとても有効です。
72期の代になってから、合同練習を何度か何校か経験して、我々は成長のきっかけ、動機付けを得てきました。
今回は顧問主導によるものでなく、生徒主導で行われたことに、意味があったような気がします。
以前から、明治学院のダンス部員と都立八潮のダンス部員の生徒同士で、生徒企画、生徒運営での合同バトルイベントを開いていることは聞いていました。
しかも今回は2つの学校を巻き込んで行われました。
自分の成長の機会でなく、他人の、他チームの成長の機会も作れるのであれば、この先のステージ・出会いはどんどん広がっていきます。

 
実際にやってみてどうだったでしょうか。
生徒達から見ても、私から見ても、個人スキルは明治学院高校の部員達の方が上手だったようです。
勿論、明治学院の部員は全員が来たわけではなく、自主参加という形でしたが、それでもチームの上手い人を比べれば、得意、不得意ジャンル関係なく明治学院の方がスキルは平均的に高かったと思います。
 
明治学院高校は2019年のダンススタジアムでビッグクラスBブロック、我々の2.3個前の出番の学校でした。
つまり同じBブロックでも我々の方が、
ダンススキルは低いにもかかわらず、予選を突破し、我々よりもダンススキルの高い明治学院高校は予選での敗退を喫しています。
ここに2つのポイントがあります。
 
“テーマの重要性”、“スキルの見せ方”
テーマの重要性については皆も理解しているので割愛します。
“スキルの見せ方”については以前に皆に伝えたこと、今のチームの課題でもあり、細かく説明するならば2つ。
 
“ある程度スキルの高い人がいること”…つまり、チーム内でのスキルの差を隠せるエース、注目を引き付けられるカリスマを持ったエースとそれを際立たせる構成。
“下手なスキルの人をどれだけ減らせるか”…つまり、スキル・表情による悪目立ちによる注目を防ぐために、どれだけチーム全体が基礎練、振り練に取り組めるかという点にかかっています。
簡単に言うなら、上手い人に視線を引き付けさせて、全体がそのレベルになっているとジャッジに錯覚させる事です。
  
予定では、マックの次が最後の君たちのショーケース。
今から明らかになっている2つの課題は今のうちに対策を取っておくべきです。
 
逆に明治学院高校ダンス部がこのポイントに気付いた状態でショーケースづくりに取り組むのであれば、一瞬で結果がひっくり返ります。

 
明治学院高校の顧問の先生である湊先生、柿沼先生と少しだけ話せたことも新鮮でした。
私はこれまでにダンス熱に対する情熱的な先生と関わることが多かったように思います。
葛西第三中学校鹿島先生、都立大森高校阿部先生、県立白山高校宮本先生(元県立港北)をはじめ、二松学舎松澤先生、千葉敬愛柳葉先生、専修渡邊先生、県立杉戸梶田先生、都立狛江…私がライバル視している学校の顧問の先生、全員が“ダンス(部)のためなら…”というスタンスで見返りなく働く教員であり、全員が「ダンス部で…」と煮えたぎる野心を秘めた人達だったと思います。
 
今回、関わった明治学院高校のダンス部顧問の湊先生をはじめ2人の顧問の先生は、元々ダンス部を強力に引っ張っていた先生の後を引き継いで今の部活を運営しているそうです。
最初、校門で迎えた時には、“こんな日にすいません…”と言う大人な挨拶でした。
しかし、部活の枠を超えて学校生活や生徒の様子や進路の話をしているうちに、“ダンス関係なく、生徒のためなら…”と言う先生方のスタンスがと今の明治学院ダンス部を動かしていることに気付きました。

言われてみれば、1月6日という新学期前、三が日明けで、エンジンがトップギアに入らない日。
いくら生徒の主体的な行動とは言え、野心関係なく、こんな日に、朝っぱらから出張できる顧問の先生に見守られる生徒を羨ましく感じました。

我々からすれば、スキル的にも格上の相手です。
次にまみえるときにも、部活全体も・顧問も負けぬよう、切磋琢磨していきたいと思いました。
 
 
~~~~~~(工学院予選の反省文) ~~~~~~
 
 
 
大井川
足を早く治して、部活に参加する。だから足を出来るだけ安静にする。部活に参加することが出来たら、あまり無理せずに皆とのレベルが追い付くように練習をする。新人戦、皆と一緒に良い結果を出せるように頑張る。
 
安藤
今回の大会は変更点もたくさんあって、正直、不安しかなく、やっていけるか不安でした。でも何度もやっていく中、楽しくなっていって、段々自分のモチベーションも上がっていって、ダンスをするのが楽しかったです。周りの人々を見ると自分と同じでダンスをするのが楽しいと言っていて、すごかったです。
 
何回も合わせて踊っていったら、動きも合っていって、日々成長していったのが見ていて分かりました。特にすごかったのは人間タットだと思います。初めは高さもバラバラで何をやっているのか、わからなかったのですが、何度もやると全体が一体になっていて、動いていて良かったです。
 
本選に行き、黄金期を続けることです。そして結果をしっかり残したいです。〇○○が大好きです。

 

ダンス部通信98“ピュイッピーピピッッッッピィピピピー(二曲目の間奏の部分)…”(20200123)

学年別練習4日目の朝練が終わりました。
最後に学校で練習ができる機会でした。
1年生は朝練を中止し、2年生はキレを出す練習をしていました。
八潮高校は完全下校を済ませ、君達の後輩になる人達と対面する準備をしています。
もしかしたら、受験生の中に来年度、ダンス部に入部する中学生がいるかもしれませんね。


“こんな後輩に来て欲しい…”みたいな、理想の後輩像は人それぞれかもしれません。
「経験者に来て欲しい」とか、「八潮にないジャンルの人に来て欲しい」とか、「面白い人に来て欲しい」とか、…色々あるのではないでしょうか。
でも多分、私を含めて全員に共通しているのは「先輩(自分)に敬意を持てる人に来て欲しい…」なのではないでしょうか。


 ひょっとすると“自分よりもスキルが高い新入生が来ること”に対して、恐がっている人もいるかもしれません。

でも大丈夫。
君達が入学する一年前と二年前にも同じことを部員に伝えました。
どんな経歴を持つ人であっても尊敬されるべき頑張りを君達全員はこの1年間、2年間続けています。
まずは“君達がこの部活を1年間or2年間“やりぬいた事実”に対して敬意が払えるかどうかが人として大事だと思います。
レベルが少しだけ上がったとは言え、やっぱり今でも高校ダンス部界よりもストリート界の方が圧倒的にダンススキルのレベルは高いと思います。
だから、ストリートを経験した中学生が八潮高校ダンス部を見て、入部しなくても仕方のないことだと思います。
高校ダンス部界だろうと、ストリートだろうと、ステージ関係なく、ダンスにおいて成長できる人は“人の良い部分を探すのが上手な人、人を尊敬できる人”です。
 

そして、視点を逆転させて、考えてみましょう。
君たちは今、1年前、2年前に先輩方や私が期待していた、“人を尊敬できる人”になれているでしょうか。
そして、私自身はなれているでしょうか。
“敬語を使う”とか、表面上の話だけではなくて、やってきたこと、やろうとしていることに敬意を払うことが出来ているでしょうか。
そこに部員達の新しい可能性、チームの伸びしろを感じます。
自分自身の新しい課題を感じます。
そこに気付くことが出来れば、きっとどんな新入生も入部してくれる気がしています。


~~~~~~(工学院予選の反省文) ~~~~~~
室木
Hiphopや全体的な変更点、解決策などが多くあり、時間に追われていた印象があります。
しかし、日に日にゴールが見えていき、安心もすることが出来たし、改めて気付いたことは、立ち位置は一人がやった方が良いということです。
とてもスムーズなショーケースをアニダン以来に作れた気がしました。
達成感でいっぱいです。

ケガ人も増えてきたので、柔軟や部活後のケアをしっかりとするように、皆意識するようになったと思います。
振りが入っていない人に空いている時間を使って、振り入れをする部員も現れ、成長を感じている反面、時間を守れていない人がちょくちょくいるなと感じ、そこが課題だろうなと思いました。

コンペでは5人という最少人数で挑むことになります。
目標はそんな少人数でも迫力を出せるようなパッション、スキル、動きの大きさを付けられるような練習をするということと、2年も学年だけの練習の態度が1年に言えるほど、しっかりしていないので、親しき中にも礼儀ありを心がけてほしいです。


 

ダンス部通信97“二人だけのデ・ジャ・ヴぅぅぅ…”(20200122)

チーム別練習の3日目が終わりました。
明日の朝練を終えれば、明日の午後から4日間は学校での練習が出来なくなります。
入試のためです。
学校外で、いつ、どこで、何が出来るのかを事前に決めて、連絡して、呼びかけあう必要があります。
思えば、自分も大学生の頃、チーム活動で一番苦労したのはチームでの練習時間を確保することでした。
全員が平等に揃う時間、全員が平等に集まれる場所なんて学校以外にありません。
学校や授業を大切に出来ない人間が部活や練習を大切に出来ない理由がそこにあります。

学校外で練習をする場合には、時間、場所、やれること、何かしら制限が生まれます。
時間、場所、やるべきこと、出来ることを探す練習です。
様々な要望や都合に折り合いをつけながら“出来る限りを尽くす”練習です。
出来ない理由や個々の事情は数えたらキリがないけれど、自分に出来ること、チームの誰かと出来ることは探せば必ず存在します。

この4日間が終わったら、君達が4日間にやったこと、出来たことをショーケースで見せてください。
この4日間が終わったら、学校で練習ができることのありがたみを実感してください。





~~~~~~(工学院予選の反省文) ~~~~~~
米倉
自分はあまり集中力が長く続く方ではないので、部活動中に凄く元気な時と感情を無くしている時があり、ほとんどが無になりやる気を感じられないと思いますが、そういうわけではないので許してください。
自分でも気を付けようと思います。

工学院の大会が近づくにつれて、チームの雰囲気が少しピリピリしたような気もしましたが、そんなことなく、皆楽しく部活が出来ていたと思います。
この調子で仲の良い明るい雰囲気を保てれば良いなと思います。

今は人数の多さもあり、迫力が出て良いと思いますが、また各個人のスキルが追い付いていないと思うので、全員で振りをもっとキレイに揃えられる技術を鍛えた方が良いと思いました。
他にはロック以外のジャンルもやっていきたいと思いました。


矢澤
今回、最後になるかもしれない“マクドナルド”をやって、形が自分的にまだまだですが、やっと分かってきたような気がしてきたショーケースでした。
始めの方の練習なんて気合いが全然なくて声も小さければ、カウントも言わないというのが続いていました。
部活の空気が沈んでいる気がして、私自身も抜けている気がしました。
途中、体調を崩したりしたのも気が抜けていたからなのかなと今では少し後悔しました。
本選があるから、今、少しの後悔ですが、行けてなかったらと考えると、たくさんの後悔があったと思うので、本選は後悔の無いような練習にしたいです。

私は立ち位置が基本後ろなので、静かに見ていた時もあって、メリハリが無いし、ふざけるし、部活の空気が緩く、言いたい事が言えず、部活が終わる事が多かったなと思いました。
あとはまだ不安と不満に押しつぶされている子が居て、心が一つにならないし、部活への意欲すらなくなる子が増えました。
人それぞれ追い付くペースがあるから、空気が変わってピリピリした環境に耐えるのが、だいぶしんどかった子もいました。
部活を変えるのに一番大変な時期ってのが重なって、ゴチャゴチャになってしまったのかなって思います。
だから今から私も成長しなければいけないと思いました。


石原
前の時のマックと今回のマックで立ち位置が変わって振りが逆になってしまうことが多くて、覚えるのに時間がかかってしまうかと思っていたけど、ちゃんとすぐに切り替えて出来たので良かったです。
練習の時なども、大きく踊るようにして、まだまだ形はきたなかったけれど、大きく踊れたのでよかったです。
キレイに踊れるようにもっと練習すればよかったです。
そしてシフトなどの部分が他の人と比べても全然できていなくて、揃っていないことが多かったので、シフトやブレイクなども出来るように練習したいです。
朝起きることが少しずつ出来てきて、遅刻も少しになったけれど0(ゼロ)ではないので、0にして遅刻することが無いようにしたいです。

ドリルの時と振りが変わって皆、楽しそうに出来ている部分が増えて全体でやるタット(?)みたいな所とかとても楽しかったし、前回よりもイキイキしていると思いました。
でも立ち位置入れの時とかに皆うるさくなってしまっていて、ぐちゃぐちゃになってしまっているから動かないとかずっと言っているから直せるようにするのと、何も言わずに来なくなってしまったり、ケガしてしまったりで、出られない人もいて、モチベーションが下がる部分があったけれど、皆カバーするように頑張ってて良かったです。

自分のダンスの形をキレイにして、シルエットが上手く見えるようになりたいです。
スキルアップと振りとかを考える時とかも、色んな技が出てくるようにいろんな動画を見たり、経験をしてみたいです。
学校生活や朝練などの朝早く起きるときに寝坊してしまうことがまだあるので、しないようにしたいです。
ダンスだけじゃなくて生活もちゃんとしたいです。
仕切ったりすることが多くなってきているのですが、うまく進められないのと手順がバラバラなので、うまく伝えられるようにしたいです。
チームが分裂して、たったの2日間しか経っていませんが、コンペティションまで約1週間になりました。

 

ダンス部通信96“時間が止まるぅぅぅ…”(20200122)

チームが分裂して、たったの2日間しか経っていませんが、コンペティションまで約1週間になりました。
チーム別で取り組む部活は見ている方にとっても、新鮮です。
やっている方はもっと新鮮なんじゃないかな。
一年生チーム“都立八潮青年期”も二年生チーム“都立八潮黄金期”も、楽しそうな表情を見せてくれます。
 
分裂してからの練習は各学年に任せています。
私の場合で言うならば、練習メニューにおいて大事にしていることは、ルーティンワークとアクセントです。
いきなり新しいことをし過ぎると混乱するけれど、同じ練習ばかりだとすぐに飽きが来てしまいます。
完全な固定の練習メニューなんてなく、混乱しない程度に変化を与えて、飽きない程度に反復をする。
この重要性に気付けば、合同練習やワークショップがいかに大事かを理解できます。

学校で練習が出来る日は残り5日です。
この5日間を無駄にしないよう、練習メニューを考える、考えながら練習を進める、考えながら改善をするようにしてみてください。




~~~~~~~(工学院予選の反省文) ~~~~~~~
角田
副部長としてもっと出来ることがあったかなと思いました。
例えば、ショーケースのことを部長に頼りすぎてしまったかなと思うし、メイクのこととか大会の日程とかもほとんどなっちゃんに任せてしまっていて、自分がチームのために何か動けたかなぁって考えてみたけど、あまり思い浮かべられませんでした。

ドリルの最後の練習の時に比べて、皆、緊張感があんまり見えなかったかなと思います。
前で仕切っている人がいるのに、話してて聞いてなくて次やることが把握できていない人がいたりして、少し時間の無駄だなと思いました。
自分が仕切っている時も返事が聞こえなくて、自分の指示がちゃんと伝わっているのか、不安になってしまう時がありました。
「返事をする」、「話を聞く」はずっと言われていることだと思うし、この2つをやらないと、仕切っている人にも失礼だと思うし、一人一人が意識するべきだと思う。
声を出すことで、「モチベーションが上がる?やる気が出る?」と思うので、もっと皆声を出せるようにしたい。

目標はずっと変わらず全国大会に出場して、上位を目指すことです。
インパクトやパッションも大事だけれど、上位を目指すには、キレを出すことと、振りを揃えることをもっと高めないといけないと思う。
工学院ダンスコンテストで審査員の方も言っていたように、うちらにはまだキレと振りを揃えるということが足りていないので、一人一人がキレを出すことをもっと意識すべきだし、「揃っていなくて目立つ」というところだけじゃなくて、もっと細かい所も揃えていくべきだと思った。



本間
初めてソロ(?)パートをもらいました。
一瞬だけど、曲の切り替わり&全員がキレイに揃えなければ、いけない場所という大事な所を任されて嬉しかったけれど、練習していくにつれ、自信がなくなっていき、自分らしさもわからなくなり、結局、先輩の振りのまま本番を迎えました。
今回のことを生かして、いつまかされても良い様にしたいです。

ドリルの時とは違ったマックになり、ヒップホップも曲がガラっと変わり、この曲でどんな振りなんだろうと想像が全くつきませんでした。
全員タットの所で練習していくうちに揃いがものすごく良くなって、「先輩達の仕切り方がすごいんだな、見習わないと」と思いました。
すべてにおいて揃いがレベルアップしていると思いました。

新人戦で1年生は仕切ることや振り作りなど、全てやらない分、ゆうま先輩の練習を全力で取り組もうと思います。
あとは、自分達の代になった時、仕切ります。
その時に困らないように今から先輩達を見て、覚えて、良い後継ぎが出来るようにしたいです。
勉強の事で部活をやめることがないように頑張ります。




工学院コンテストまで自分を振り返ってみて、少しは成長したんじゃないかと思いました。
話を聞く姿勢、仕切り方などです。
だからと言って、ここで止まるのではなく、まだ成長しきれていない部分(練習の流れ、全体を見る意識)があるので、これからはその部分も意識し、周りを見て行動、発言をしようと思いました。

工学院コンテストまでのチーム全体を振り返ってみて、反省点がものすごく多いと思うので、少しずつ減らしていきたいなと思いました。
例えば、朝練や通常の部活の欠席、遅刻の人数が多々いる事、あいさつや返事が小さいこと、この2点が主な反省点だと思います。1年生だけでなく、2年生でも日々意識して部活に臨みたいなと思いました。

これからの目標はまず、本選で良い結果を残すことだと思いました。八潮の弱点は、キレ、揃い、表情だと思うので、少しずつ直せていけたら良いなと思います。次は春パを成功させて、新一年の経験者を増やすことです。経験者を増やして、良い所をどんどん真似していきたいです。 ストの予選を突破しました。

 

ダンス部通信95“セ・カ・イ・ノ・コ・ト・バ…2”(20200121)

工学院ダンスコンテストの予選を突破しました。
泣いて喜ぶ部員もいました。
まだまだ成長してほしい部分も多く、先頭に立って部活の舵取りをすることも多かった部員達は、正面から私に何かを言われることが人一倍多かったように思います。
しかし、ふてくされたり、ひねくれたり、逃げたりせず、部活と向き合うことを一度も忘れない部員達がいました。
そんな強い人達が導いた結果だったと思います。
きっと我々はこれからも、苦しい局面に向き合います。
まずは、部活と学校と顧問と部員と、ちゃんと向き合うこと。恐くても逃げないこと…。
この姿勢を忘れずにいよう。


 
副顧問の先生も大喜びでした。
“私が引率すると結果が出ない…”と言っていた先生に、
今の八潮高校ダンス部の基礎を作ってくれた先生に、
ジンクスなんて関係ないことを生徒の実力で示せたことが、私は嬉しかったです。


とりあえず、これからチームは一度、解散し、一年生チーム“都立八潮青年期”と二年生チーム“都立八潮黄金期”に分かれて、ハイスクールダンスコンペティションに臨みます。
この大会は大会当日にチームごとの点数が出ます。
チーム分けはオーディションでもないし、一軍とか二軍とかでもありません。単なる学年です。
ただスタンスの違う学年が互いにどんな点数を出すのか…。
ちょっとだけ楽しみでもあります。

~~~~~~~~~~~(工学院予選の反省文) ~~~~~~~~~~

先生に足を開くと動きが大きくなるし、腰も低くして踊れるというアドバイスをもらって意識するようになりました。
前から腰を下げて踊りたいと思っていて、私はただただ腰を下げる事だけを意識していたけれど、足を開く事で腰も下がるという繋がりが分かりました。
それが分かったおかげで、少しずつだけど、動きに意識を持てているのかなと思います。
そして仕切る側として、一人で皆の前に立つ心細さを初めて実感できました。
前も仕切るときは何回もあったけれど、初めてあの孤独感を感じました。
この工学院を通してこのような経験が出来て本当に良かったです。

全体的には緩くなってしまったかなと思います。
挨拶や返事など1年前は当たり前だったものが、今は消えつつあります。
前回の反省会の時に、1年生が2年生とのモチベーションを縮めたいと言っていたけれど、正直変わった所は特になかったかなと思います。
人数も減ってしまって、でも減ってしまった分仕切るのが少し楽になるかなと思ったのですが、全員のモチベーションの問題で逆に仕切るのが大変になったと思います。
だから、これで全国に行けなくても仕方ないかなと思います。
でもこの状況はすごく悔しいので、改善すべき点です。

自信を持って、全国大会の結果が待てるようになりたいです。
今までの部活を思い返した時に、当たり前の事が出来ていない事が多くて、この状況で全国出場しても罪悪感が出てしまいそうで嫌なので、当たり前の事を当たり前に出来る部活にするのが目標です。
個人的には、もっと動きを大きくしてキレを出せるように、意識を忘れずに踊りたいです。


松下
もっと動きを大切に踊りたいと思いました。
速い音になると、動きが雑になってしまうので、もっと丁寧に踊りたいです。
後、動きを大きくしてはいたけれど、全然大きくないし、足も上げられてもなかったから、動きを大きくできるように心がけていれば、出来るようになるので、頑張りたいです。
休憩中と練習中のメリハリがついていないと思ったし、説明してくれている時に違う話をしていて、次にやることが分かっていなかったりする事が今回は特に多かったなと思います。
そういう事が続いて返事もしていない人の方が多かったし、ショーケース中の「ラン・ラン・ルー」や「フゥー!」などの声も小さくなっていったと思います。
返事・メリハリ・挨拶はまだまだ全然足りないところで、YDCの良くない所だから、“YDCの良い所”に変えられるようにしたいです。
目標は今よりキレを出すことです。
キレを出して踊ったと自分で思っていても、動画で見たら全くキレがなかったので、全然意識が足りていないなと感じました。
他の学校のショーケースを見て、まとまりがあるし、止まる所はしっかり止まっていて、動き一つ一つにキレが見えてとてもカッコ良かったから負けないくらいキレが出せるように基礎を大事にして練習したいです。
意識の問題だと思うので、ちゃんと踊れるようにします。



ダンス部通信94“セ・カ・イ・ノ・コ・ト・バ…”(20200117)

都立八潮高校ダンス部“都立八潮黄金期”は明日、1月18日に工学院ダンスコンテストに出場します。

顧問の経験として、過去にこの大会で予選を突破したことはありません。




八潮高校のダンス部顧問としては
一昨年の夏(ダンス部通信7)、
一昨年の冬(ダンス部通信17)、
昨年の冬(ダンス部通信73)で参加していて、
読み返す度にこれまでの八潮高校ダンス部の成長が実感できます。
結果はまだ分かりませんが、今回もまた成長が実感できた大会です。

今年度のダンススタジアム(ダンス部通信84)でも書きましたが、
ドラマじゃないから結果もわからないし、
劇的にスキルや完成度が高まったわけではないけれど、

君達の純粋でまっすぐな青春がドラマチックに詰まったショーケースです。
この先も、きっと八潮の黄金期が続くことを確信させてくれると思います。

yo check it out!!

 

ダンス部通信93“今も一緒に…”(20200116)

八潮高校ダンス部は1月18日に行われる工学院ダンスコンテストに向けて練習しています。
 
練習内容自体は、この約4か月間の集大成と思えるような練習をしています。
自分達で動画を見直して、直す箇所を探して、話し合って、全員で共有して、仕切る…。
 
この大会が終わったら、チームは一度解散し、1年生チーム“都立八潮青年期”と2年生チーム“都立八潮黄金期”に分かれて、ハイスクールダンスコンペティション、ダンススタジアム新人戦に向けて、個人スキルとモチベーションを高める期間になります。
 
私は9月から12月までの部活を見ていて、個人スキルとモチベーションの温度差に課題を感じていました。
そのため、チームの解散を早めて、コンペティションと新人戦の準備を早めようと提案しました。
 
しかし、部員達には、大会規模、大会コンセプト関係なく、どんなステージでも、目の前のショーケースに全力で臨みたいという情熱がありました。
 
最終的に、“モチベーションの温度差を埋めることも自分達でやる、練習内容も自分達で考える…”という無茶難題付きで、解散は早めず、工学院ダンスコンテストまで1年生も2年生も一緒のチームで臨むことになりました。

今も一緒で、選抜なし、経験とスキル、モチベーション不問の全員レギュラーです。
※ケガで出られない人はいますが…

 
結局、課題の全てが解決したわけではありません。
大会直前の欠席者数、返事の小ささ、話を聞く時の姿勢、休憩中の姿勢、緊張感のなさ、朝練の遅刻…。
やっぱり、原因はモチベーションの温度差が根本として存在していた気もします。
 
それでも、2年生の決意を信じて、解散を早めなくて良かったなと思いました。

日が経つにつれて、熱い部員達が、これまで冷めていた部員達を、少しずつアツくさせているのを感じました。
前回の大会に比べて、チーム全体が成長していて、チーム全体が熱くなっているのを感じました。
この成長・情熱が次に待つ最後のショーケースにつながることは間違いありません。
 
信じてみよう。







 

ダンス部通信92“1/3バースデー・♪バースデー♪バ・バ・バ・バ・バースデー”(20200112)

代が変わって4か月が経ちました。
イベントや合同練習などの細かい内容は別の機会に書けたら、書きます。
 
 
都立八潮黄金期73thの活動も1/3を終えました。
約4か月間の73th、一・二年生は、私が見てきた歴代の部員達の中でも群を抜いて“自立心”、“向上心”、“責任感”の強いメンバーです。
チームの一員としての自覚と規範意識、目標に向けて考える力と行動力、練習時間を確保できる生活能力、練習外にもショーケースの質を高めるモチベーション、話し合いに向き合える人間性…。
その証拠に大会後の反省会で、“練習の欠席”を反省内容に挙げる人が少なくなりました。
実際には、大会前でも欠席をしてしまう人がいたにも関わらず、それが敗因として認識されないのは、“軸”となるべき部員達が事前に集まれていたことが要因として挙げられます。
練習開始15分前に集合して打ち合わせする上級生…。
15分前に集合してスピーカーなどを用意する下級生…。
全員、毎日、必ず出来ていたわけではないけれど、その意識がこれまで八潮が乗り越えられなかった課題を乗り越えたことを反省会では証明していました。
 
さらに“顧問に言われるから”ではなくて、“自分達に目的があるから”練習する部活になったことも大きな成長です。
“顧問の部活じゃないよ…”と言われても、今ならやっと、胸を張って言うことが出来ます。
“都立八潮高校ダンス部は生徒主体の部活です。”
今では、部活に対するモチベーションは顧問よりも、部員達の方が高い状態です。
顧問の私が休みをもらうために、部員達にお願いしに行く状態です。
この状態を作り上げることがどれほど大変なことなのかは、同じダンス部顧問の中でも、都立大森と都立八潮でのダンス部顧問を経験した人間にしか分からないと思います。

これまでの私の教員生活7年間が間違いじゃなかったのかもしれない…。
そう思わせてくれるような部活の成長・顧問の成長をどうもありがとうございます。
 
これから都立八潮は“自分達の力で”強くなる予感がしています。
 
 
代が変わってからの4か月間。1年生は3年生がいなくなって、戸惑う気持ちがあったようです。
引退した3年生達は全員が強烈な個性と圧倒的な個人スキルを持っていました。
3年生のカリスマ性に惹かれて入部した1年生、3年生のスキルを目標にして練習していた1年生も多かったことは想像できます。
目標としていた人物がいなくなってしまった状態で取り組む部活を物足りなく感じていた人もいたかもしれません。
しかし、今現在のチームにはこれまでの都立八潮高校ダンス部にはなかったチームワークがあります。

ここに関しては私の知る部活の中でも歴代最強クラスです。
ないものを嘆くよりも、潜在化している長所・強みに気付くことで、1年生の伸びしろ、可能性は広がっていきます。
新人戦を迎えるにあたって、1年後の代変わりをするにあたって、君達がぶつかるであろう壁、私が感じている不安要素が見えるでしょうか。
ここに気付いている一年生が、ここ最近で大きな成長を遂げています。
何度も言いますが、ダンスの上手な人は、人・チームの良い部分を探すのが上手です。
まずは自分の部活の長所を信じてみてください。
少なくとも私は信じています。
 
 
 
2年生は少人数の学年チームでやっていた時に比べて、思った通りにチームが動かない、動いてくれないという戸惑いがあるかもしれませんね。
また、部活の在り方・環境の変化等に疑問を感じているかもしれませんね。
 
チームに関しては、私は特に心配していません。
基本的に、少人数チームと大人数チームで、練習の視点や仕切り方は変わります。
少人数チームの時とは違った視点で臨まなければならないのだけれど、最近は全体への指示の通し方、練習内容の組み立て方も、上手になってきました。

普段、関わりのない部員や学年と、同じ目標、同じ足並みで、動くには時間とルールが必要になってくるのだけれど、そのための規範意識を既に君達は充分に持っています。
君達がブレずに学校と部活に向き合っていることを私は知っているし、それを後輩達が理解したら、あっという間にチームの協力体制・雰囲気が変わります。
近いうち、チームを一丸と動かせる日がちゃんと来ると思います。
だから、いじけず、くさらず、あきらめず、筋の通った上級生として、これからも学校と部活や下級生と向き合ってください。
 
 
部活の在り方の変化については、“毎年”この時期に上級生も私も悩んでいます。
私は部活や学校の状況の変化を見て、時間の制約とか、ルールとか、顧問の関わり方を変えることが多いです。

表面上だけ見れば、顧問が価値観までコロコロと変えているように見えるかもしれませんね。
それが、多感な高校生にとって、大人への不信感を募らせることは知っているし、部員達から素直さを奪ってしまうことも理解しているし、不満を露にする部員達を毎年のように嫌というほど目にしてきました。

しかし、私は何年やっても、いつまで経っても、“絶対的に正しい”と確信出来るような、ルール、部活・顧問の在り方が見つけられずにいます。
“どのやり方が正しいのか…”、“どう正しくあるべきか…”毎日毎日、考えています。

目まぐるしく変わる学校と部活の状況に合わせようとした結果、ここまで都立八潮高校ダンス部は進化しました。
しかし、その一方で、この変化に合わせようとするという焦りで、部員達を振り回したり、混乱を与えたりしたことが何度もありました…。
きっとこの先も学校と部活が目まぐるしく変わっていく以上、表面上は理解できないような変化が起きるかもしれません。

それでも、歴代の中でも大人な人柄を持つ2年生だから、ここに関してもあまり心配していません。
そのうち、理解できる時が来ると信じています。
 
なぜなら、表面上だけで見たら理解できないことも、いつだって変わらない価値観を私達は共有しているからです。
 
“都立八潮高校ダンス部を強豪校にしたい…(ダンス部通信10から)”
 
この価値観は、学校や部活の状況がいかに変わろうとも、これまでも、この先も、ずっと変化しません。
ここはちゃんと皆と共有できているはず…。
 
だって君達がまだ八潮生になる前からずっと変わっていないのだから。
 
~~~~~~ダンスドリルまでの反省文~~~~~~~
 
松下
部長、副部長、ダンスリーダーに頼ってしまった部分が多く、自分から出来ることを見つけていれば、良かったと後悔しました。この後悔を二度としないように周りをよく見て行動できるようにします。
休憩中と練習しているときのメリハリをもっとつけた方が良いと思いました。テキパキ動くことが出来ないからキレが出ないと思うので、やるよと言われたら素早く動くことを一人一人が意識出来たらと思います。
揃っている学校はダンス以外すべてが礼儀正しかったです。チアの学校は自信満々でカッコ良くて、ダンス部の学校では世田谷総合が横から見ていても揃っていてすごかったです。
クリパはダンスはもちろんクリパが始まる前に人を集められるように自分達で声掛けをしたいです。工学院は今のショーケースを踊る最後の大会になるので、楽しんで踊りたいです。
 

学祭が終わり、代が変わってから個人を振り返って、本番1,2週間前なのに緊張感を持てずに練習に望んだことがとても悔いに残っています。なので、次の大会ではもっと緊張感を持って、練習に臨みたいです。
学祭が終わり、代が変わってからチーム全体を振り返ってみて、学年それぞれに課題が見つかったんじゃないかなと思いました。その課題を日々の練習に生かせたら良いなと思いました。
他校を見て感じたことは、話を聞く時の態度、挨拶です。当たり前のことをやりこなせているということです。八潮はまだそれが足りていないと思うので、頑張っていきたいなと思いました。
クリパでは、個人の得意なジャンルの見せ場でもあると思うので、精いっぱい頑張りたいです。工学院ではもっと成長したドナルドを見せたいなと思いました。
 
木下
私は日々の練習を振り返ってみた時、自分は全然成長出来ていなかったんだなと思い知りました。もう少し周りを見て、行動していけるようになりたいです。また、自分自身にメリハリをつけていきたいです。
毎回の課題にしていた、メリハリが段々と行動に移ってきていると思いました。これからもこのチームは成長していける、まだまだだって感じられました。2年は修学旅行もあった中、休みなく、部活に取り組めたこと、凄いと思ったし、付いてきてくれた1年生、支えてくれたこーし先生に感謝します。
1番目の埼玉県立新座高校のことですが、9人しかいないのに迫力があり、振りが大きく見やすくて、良いなと思いました。また、成田高校のチアですがあまり使ったことのない振り付けがあって面白かったです。
クリパに向けて、もうすぐテスト期間に入ってしまうので、テストと両立して頑張って最後の最後に焦って振りがあやふやになったりしないよう、自分にとっても皆にとっても楽しく終わればと思います。
 
角田
大会前ギリギリになって出来ていないことに気付いて焦るということが多かった。もっと前から大会前だという焦りを持って、もっと準備したり、2年でもっと話し合ったりしていれば良かった。
代が変わり皆少し気が抜けていることがあったけれど、色んな大会やコンクールに出る度、段々集中力が上がってきて、ドリルの前日の練習が一番良い練習だったかなと思います。具体的には集まる時は走って移動したり、話を聞くとか、当たり前のことかもしれないけれど、今まで出来なかったことだから、それを普段の練習から出来ればなと思います。
この前のドリルよりは八潮と他校との差はあまりなかったかなと思います。でも他校に負けているなと思ったのは、やっぱり揃えること、キレを出すことだと思います。男女混合のラージで1位だった世田谷総合のショーケースを間近で見た時、全員で同じ掛け声を言って、振りを揃えていたり、何よりキレが凄かった。だから八潮もカウントとは別の掛け声を取り入れたいです。
工学院はドリルに比べて、八潮に向いている大会だと思うので、すごい楽しみです。工学院まではまだ時間があるのでドリルの反省を生かして大会前ギリギリになって焦らないようにしたい。絶対全国出たい。
学校で踊れる機会ももう少ないので、クリパ全力で楽しみたいです。OPは一年生が作るので、どんなのが出来るのか楽しみだし、新人戦も自分達だけで1から作るのは、すごい大変だし、ぶつかることもあると思うけど、全員で協力して頑張ってほしいです。
 

代が変わってから、自分は踊る時の心がけが変わりました。自分達が最上級生となって、どうやったら勝てるのか自分達でショーケースをコントロールしなくてはならなくなった今、すごく力を入れて踊るようになりました。前までは楽しく踊っている感じが強かったけれど、キレを出すとか、動きを大きくするとか、それがダンスに出きっている訳ではないけれど、意識は高くなっているかなと思います。
チームは全体的に緩くなってしまった感じがあるかなと思います。昨年の今とすごく似ているなと思います。先輩が引退して緩くなったのもそうだし、挨拶や返事で1年生を注意することも多くなったし、昨年の今頃の私は先輩に注意されるたびに「ちゃんと声出してるのに…」って思ってしまうことがほとんどでしたが、今2年になって、先輩には届いていなかったものが多かったなと分かりました。挨拶や返事もそうだし、「この先輩のダンス好き」など、ダンスに対しての気持ちの入れ方や大会への熱量など、私達も1年生に伝えられていないと思うし、1年生のこのような思いを2年生が感じている訳でもないし、だから今注意して部活を進めないと、1年生と2年生の間に亀裂が入りやすくなる時期だと思います。
他チームは構成の変わり方が自然だなと思いました。歩いて移動とかよりも、振りの中で自然に構成の展開があった方が見ていて気持ち良かったです。八潮の移動が自然な部分は作った人が同じ所の移動だけだと思うから、そういった偏りが無いようにしたいし、ショーケースの作り方について学ぶことが多かったです。
クリパは特に呼びかけを大切にしたいです。お客さんがいるから成立する校内公演はジャス先輩を見習いたいです。工学院コンテストでは絶対に全国に行きたいです。今の練習の仕方は時間の使い方が下手な部分があるので、改善点はたくさんあると思うけれど、自分達で作ったショーケースで全国に行きたいです。でもテーマに頼りすぎる部分があるので、2年生だけで出るコンペはテーマなしで、挑戦したいです。1年生の新人戦は人数が多いし、絶対苦しいことが多いと思うけれど、全力で応援します。
 
山岸
代が変わってから遅刻をしないように気を付けていました。何回か体調不良で遅れてしまうことがありました。今後は遅刻をしないようにしっかり心がけたいと思います。
代替わりをしてから、全体的に前より集中力が続くようになったと思います。学祭が終わってからドリル終わるまであまり休みの日がなかったけれど、ここまでとりあえず一区切りついたので、良かったなと思います。
他校は、マナーや礼儀がとても良いなと思います。すれ違う時にこんにちはとかおはようございますなど、先に挨拶をしてくれました。八潮のダンス部にはまだまだそれが足りていないので、日頃から心掛けるようにしたいです。
クリパをやるにしろ、大会に出るにしろ、これから2年生は最後の工学院とか、“最後の…”という言葉が付くことが多くなるので、1個1個に全力を尽くし、悔いのないように頑張りたいと思います。
 

代が変わって、自分は何が出来るのか分からなくて、出来ることも少なくて本当に何をすればいいのかわからなかった。あまり2年生に協力が出来ていないので、自分から協力できるように頑張ります。
代が変わって、自分達は先輩になって、部活のやり方が変わったこともある。楽しい部活にしたい。でもルールを守るのも大事だと思う。1年も2年もルールをしっかり守って、今までより楽しい部活が出来るといいと思う。
ショーケースでは表情作りが、技術より簡単だと思う。他校の表情は笑顔と音楽に合わせて、表情を作る、表情まで揃えたら良いと思いました。基礎とキレを出すためにもっと練習が必要だと思う。
クリパは後輩達の最初のクリパ。2年生最後のクリパ。準備の時間も少ないので、楽しんで出来たら良いと思いました。1年生の新人戦もめっちゃ楽しみにしています。
 
室木
学祭でハウスが出来ないのに振りを作ったおかげで、ハウスを頑張ろうと思えました。やっと自分の主ジャンルが定まったと感じました。そういうこともあり、モチベーションが上がり、他のジャンルも練習しようと思います。
先輩がいなくなり、自分達で部活を運営する側として、考えたりすることが多くなったなと思います。1年生も学祭の反省を生かして、皆で話し合う時間を作るなど、成長を感じられました。
揃っているというのが他校を見て思ったこと。表情を揃えたりするのが、八潮の課題だと思いました。表情を揃えるには、その時の掛け声があると揃う。
文化祭の反省を生かしてもっと早く準備をして良いものを作りたいなと思いました。曲編は早めに終わらせた方が良いです。教えるのも後になる程、忙しくなります。

 

ダンス部通信91“都立八潮黄金期(72)”(20200112)

今更かよって思うかもしれませんね。
でも一応、区切りは大事かなと思うので書いておきます。
本当は長ったらしくこってりした文章だったのですが、時間が経ちすぎたので、少しだけあっさり風味に編集し直しました。

2019年の9月14日・15日、八潮祭がありました。
色々なことを乗り越えて、溢れんばかりの人に囲まれて、都立八潮黄金期(72期)の7人が引退しました。

組織を成長させたこと、結果を出せたこと、最後まで続けたこと、君達は最後まで立派だったと思いました。

応援してくれる友達、支えてくれる家族、認め合えるチームメイト、君達は最後まで恵まれていたと思いました。

八潮高校ダンス部はいつだって、目の前のステージ・目標に向けて頑張っているけれど、どこのステージも、どの目標も、最終的には“八潮祭での引退”、つまり“諦めずに最後まで続ける事”に繋がっています。
上手くなることも、結果を出すことも、部活を大きくすることも、“諦めずに続ける事”以上に大事な経験なんてありません。
 
特に今回引退した72期は私の異動のタイミングと同じくして入学をしました。
同時に、私の最初のダンス部顧問としての仕事、新歓春パのお客さんでもありました。
当時のことは今でもよく覚えています。
春パを見に来てくれた新入生のお客さんはたったの4人でした。
その4人全員を含めて6人の新入生が入部。
その後1人が入って7人が最初の大会メンバー。
全然来なくても、モチベが低くても、練習してなくても全員レギュラーでした。
学祭前に1人辞めて6人。
そのまま女子だけの部活も良かったけれど、変化と刺激が欲しくて、クリパを経て男子5人に入ってもらいました。
初の男子部員でした。
男子の部員は“自主練”と言う概念をダンス部に根付かせてくれました。
練習前に踊る、休憩中も踊る、練習後も踊る。
そして、11人で臨む新人戦。
これもよく覚えています。
皆、遠慮して言えなかった言葉を初めて聞きました。
「結果を出したい…」
結局、八潮高校ダンス部として初めて結果を出したのはそこから1年後のカルッツ川崎でのコンテスト優勝。
入部から約二年が経っていました。
その頃には7人になっていました。
結論を言えば、報われない期間を2年も続けたこの7人だけが全国大会の舞台に立って、9月15日の舞台に立って、引退を迎えることが出来ました。


 
これまでたくさんの部員達を見てきました。
辞めていった人と引退まで続けた人の割合は大体半々くらい。
皆、色々な事情があるから、辞める人は色々な限界を説明してくれます。
ただ、いつだって、身体的な限界よりも、精神的な限界が必ず手前にあります。
いつだって、自分を取り巻く環境の限界よりも、自分自身の限界が必ず手前にあります。
辞める人たちの話を聞いていると、気持ちの持ちようで、自分自身に出来る事を残したまま、辞めていく人が多かったと思います。
 
逆に言えば、引退までこぎつけた72期の7人、そしてOGの70期の5人、71期の8人は精神的な限界、自分自身の限界を何度も何度も乗り越えて引退まで辿り着きました。
特に今回引退した72期の部員達は八潮高校のダンス部で入部から引退までを初めて見届けることが出来た部員達です。
「辞めたい」、「辞めます」という相談は数え切れないくらい受けてきたし、私に相談しなくても、時には家庭に支えてもらいながら、時には仲間に助けてもらいながら、何度も何度も精神的な限界、自分自身の限界を乗り越えて9月15日を迎えることが出来ました。
私は全国に出たことよりも、部活を強くしたことよりも、最後の引退まで続けたこと、身体や環境のせいにせず、精神的な限界、自分自身の限界を乗り越えて、最後まで続けたことを何より尊敬します。
都立八潮高校ダンス部を続けたことを一生、誇ってよいと思います。
これからはOB、OGとして、いつでも帰っておいで。後輩達が待ってるから…。剣道場で。


~~~~~~~~ダンスドリルまでの反省文~~~~~~~~
脇坂
学祭が終わってから本格的にマクドナルドの練習が始まり、最初は気合いがあり頑張ったのですが、日が経つにつれて気が緩んできて、遅刻や欠席などをしてしまったことが反省点です。
個人的に思ったことは、3年生の偉大さに気付いたことです。練習の進め方、教え方が本当に上手かったんだなぁと実感しました。あと、代が変わってから基礎練が少なくなったと思いました。
ショーケースを見る時の態度が違うと思いました。すれ違ったら挨拶は必ずしてくれるところを真似した方が良いです。それに本番前の集中力が凄いなと思いました。
クリパは皆を楽しくさせるカッコいい振りを作りたいと思っています。工学院は、チーム皆がスキル上げをし、良い成績を残せるよう頑張りたいです。新人戦は1年生だけで臨む大会なので、良いショーケースを作れるよう頑張りたいです。
 
三浦
代が変わってから、新しくダンスリーダーという枠が変わったり、練習の仕方が変わったりして、最初は新しい環境に変わったし、気持ちを新しく入れ替えてついていこう!頑張ろう!という気持ちでしたが、ただ“大会があるから行く”という気持ちで一時期は部活に参加していました。でも前に三年生の先輩が一時の感情で辞めたら、後悔すると言っていたし、自分でもそう思っていたから、大会の日まで出来ました。でも、結局はドリルが最後の大会という人もいて、悲しくて、待機の所で泣いたし、もっと話を聞いてあげたりして自分の中でももっと支えられたんじゃないかと後悔しました。
大会が終わっても休む日もなく、また次の大会!と続いていてチーム全体的に疲れが溜まっていたんじゃないかと思った。今後は大会が近くなければ、元々日曜が休みの日だから、先生のためにも自分達の体調的にも休みにした方がいいと思う。
八潮の席が真横だったから分かりましたが、横のズレが凄く目立っていたのと、ステージの広さをしっかりと使った構成をしている高校がやはり全国に行っていたので構成の大切さを改めて実感しました。
新人戦はスキルで行こうと思っています。一年で新人戦のどうする?となった時に、スキル系で行こう!と誰かが言ったわけではなく、自然となったので絶対トラブルはあると思いますが、良いものを作れるように頑張りたいです。
 
神山
代が変わってから、三年生が引退して、個人的に緩んでしまい、朝練や部活の時間ギリギリに来ることが多く、遅刻もしているような気もするので、これからはケジメをつけて練習に臨みたいと感じた。
チーム全体では1年と2年だけになり、輪っかの時に返事や挨拶のことで注意されることが増えてしまったり、1年と2年のモチベーションの差が違ったりして、あまり良い雰囲気ではないと思った。
今回の大会は半分以上がチアで、その中でも1人だけ男子がいる高校は表情が良く、周りの女子にも負けない程、馴染んでいて、自分も他校の良いところを吸収して、大会に臨みたい。
クリパでは、見ている人との距離がとても近いので、表情を大切にしていきたい。工学院では、これまでの反省を生かしていきたい。新人戦では不安もあるがとにかく楽しんでやりたい。
 
安藤
代が変わってからたくさん変化があり、不安もあって、ついていけるかとても不安でした。何度も体調を崩したり、怪我をしたりして自分はちゃんと体調を管理できていないことに気付くことが出来てよかったです。
先輩たちが「大きい声で返事して!」と言われているのにも関わらず、小さい声で返事をしたことが何度もあって、本当に朝でも昼でも大きい声で返事できるようになったら良いなと思いました。
他の高校で凄いなと思った所は表情とキレでした。表情は口も使うことで、大きく見えて、キレは全員揃って見えるのでそこを真似すべきだと思います。
クリパではガールズに挑戦することにしました。初めてやるので不安ですが、先輩やガールズやったことがあるダンス部員に表情や動きを教わりたいと思います。
 
米倉
やる気が全く出ない日が多くて、すごい態度が良くない時がほとんどだったと思うので、反省し、次回からは、やる気が起きない時、モチベーションが上がらない時でも態度が悪くならないようにします。
2年生と1年生で部活に対するやる気とモチベーションが違うなと思うことがありました。全員の気持ちが違うわけではないので、テンションが高い人に合わせられれば良いなと思いました。
チアのチームは全体的に声も出ていて、表情もとても豊かで動きも揃っていたのでジャンルは違うけれど、見習わなきゃいけないなと思いました。
新しい振りなど入るので、気持ちを一新し、また皆で楽しく、もっとナルシストになって踊りたいと思います。ロックが苦手なので、もっと頑張ります。
 
斎藤
代が変わり、色々なことが変わった中、一番変わったのは私だと思います。自分でもよく分かりませんが、今まで3年生に頼っていた分、代が変わり人に任せっきりだったり、遅刻しまくっていたのが無くなったと思いました。大会前だと前と比べ、練習量が増え、休む機会が減り、体調を崩してしまうことが多くみられましたが、体調管理出来ていないことに気付けたので良かったです。
全体的に声が出てなく、小さいとかじゃなく、そもそも出していない人がいる。代変わりをしてから、時間が守られていない。ただ、前と比べ部員全体の仲がよくなり、雰囲気が良くなった。
DJtimeの時にチアを見て、すごい息が合っているなと感じました。回る時、同じタイミングで入り、着地も揃っていたのですごいと思った。また回っている時、まったくブレない軸が凄かった。肩を組んで皆で足を上げた時、両端どちらも高さだけでなく、足先まで揃っていた。そうゆう細かい所も真似できるようにしたいと思った。
クリパでは引き続き、ガールズをやりたいと思っています。仲の良い先輩がいるので、意見をたくさん出したいと思いました。また、表情や踊り方を研究したいと思った。新人戦の振りは、比較的簡単ですが、踊る人によってめちゃめちゃカッコ良くなるので、見せ方を教わりたいと思いました。
 
棚沢
自分的に言えば、まだまだ基礎練が足りないなと思いました。あと、だらけが自分の中で少なくなった気がします。積極的にバトルに参加したり、分からない所は先輩に聞いたりしていました。
チームに関しては、段々と仲がさらに深まっていると思います。大会前とかも、皆で声を出し合っていたりしていました。けれど、練習をしている時に自分もしゃべってしまったりしていたので残念でした。
他校、他チームについては、まず、どこの学校も声が揃っていて、行動が早いという所を真似すべきだと思いました。あと、特に山手学院高等学校のチアが良かったです。
クリパが自分は一度もやったことがないので、本当に楽しみです。それを踏まえて、先輩に教えてもらいながら、また一から練習していこうと思いました。
 
本間
自分の中では自分がとても変わりました。特に朝練です。いつも家を出るギリギリに起きている自分が少し余裕を持って起きて準備を完璧にするようになりました。これからも続けたいです。
チームに関しては、練習する日数がとても多くなった気がします。キツイこともあるけど何より楽しいが大きいです。日数が多いおかげでチーム全体の気持ちも前よりは揃っていて嬉しくなりました。
周りにいる応援の人がいるだけで大会だという気持ちが凄く出ました。大会で初めてチアダンスを見て、ダンスの種類が違うだけで、体の使い方が全く違うと思いました。
クリパは八潮祭と同じように楽しみながらも踊りは全力で。工学院と新人戦は皆と気持ちも振りも一つにして上を目指して練習から全力で頑張りたいです。
 
石原
遅刻をよくすることが多くあったのですが、あまりしなくなり時間通りに参加することが、当たり前に出来るようになってきたと思います。ほぼ毎日、練習後の片づけをしました。練習に対して頑張れたと思います。声を出してカウントを言う時も前より出せるようになりました。でも、練習中に集中力が切れてしまうことも多かったので、気を付けたいです。
代が変わってから練習の仕方や進め方が変わり、1年生と2年生の温度差が出てしまったと思いました。1年生の欠席などが目立ち、良い雰囲気ではなかったと思います。集中力があまりなかったと思います。
他校は通りすがった時に、目を見て挨拶をしてくれたり、ショーケースを見ている時の態度も真剣に見ていました。ショーケースでは蕨高校がhiphopもチアも印象に残っていて入場からとても揃っていて、練習量と団結力を真似したいと思いました。
今回の大会では、もっと出来る事がたくさんあったので、クリパや工学院などに向けて早くから効率を考えて練習していけたらいいなと思いました。
 
古川
遅刻などをしないで頑張って朝来れていたなと思います。でも改善点は声を出すなど、カウントを言うなどが出来ていなかったので、これからはもっと直していきたいなと思いました。
皆大会に向けて一生懸命に練習に励んでいたと思います。時には人が全然集まらないで皆のやる気がなくなる時もあったと思います。でもそんな中で頑張っていたなと思います。
チアを大会などで見るのが初めてですごい揃っていたし、足がめっちゃ揃っていて奇麗だったので、そこを真似したいなと思いました。挨拶もきちんとしていて良いなと思いました。
クリパではすごく楽しくやっていきたいです。工学院コンテストでは優勝を狙ってもっと頑張っていきたいと思います。新人戦では1年だけで出る大会なので、1年で協力していきたいです。
 
木下
代が変わってから、気持ちを切り替えてやってきた中で、何回か辞めたいと言う気持ちがあって、部活に行くことすら嫌になってしまったことがあった。でも話し合ったりして、仲が深まったりして、今では楽しくできているのでこれからも頑張っていきたいと思いました。でも今回後悔することが多くて、辞めたいと思っていた子の話をもっとちゃんと聞いてあげたかったです。
チーム全体は良い時と良くない時があったけれど、2年生が1年生を引っ張って1年はひたすらついていこうとしたりして良い練習が出来る事が増えて、それは良いことだなって思いました。でも、1年は声が小さくて、2年生に何回も注意されているのに出来ていなくてちゃんとしないといけないなと思いました。
他校のショーケースを見て感じたことは、振りが凄く揃っていて、列も奇麗だなと思いました。埼玉県立蕨高校が会場の使い方やワックの手の動きが揃っていてすごいと思いました。私たちも手を使う動きが多いので、やることがちがうけど揃えるところは真似しないとなと思いました。
新人戦では初めて1年だけでするので色んな事があると思うけれど、良いショーケースを作っていきたいと思いました。クリパは初めてなので楽しく出来たら良いなと思いました。
 
大井川
代が変わって、ダンス個人しての技術が少しずつ上がり、とても嬉しかったのですが、その反面、部活の活動が多く体調管理など上手く出来ず、体調を崩したり、怪我をしてしまいチームにたくさんの迷惑をかけてしまいました。
チーム全体では、代が変わってから、部活が忙しくなり、体調を崩す人や怪我をする人がいましたが、誰一人もその人の事をこのまま置いておくのではなく、手を差し伸べていて、チームの絆が前より深まったと思いました。
初めてのダンスドリルで特にソングリーダー部門の人達が全然違うグループでも沢山の声援を送っていて、例え、自分達が知らないグループや、ライバルでも、声援は力になって素晴らしいパフォーマンスになるので、声援などをした方が良いと思いました。
今、自分達のダンスを見てくれている人達に楽しんで笑顔になっていますが、ダンスの基礎がまだまだなので、基礎練を中心にもっとこれから練習していきたいと思いました。

 

ダンス部通信90“ダンス部の基礎”(20190821)


夏休みは基礎を積み上げる時期だと顧問として思います。
ダンスの基礎、チームの基礎、部活運営の基礎。
時間があるからこそ、じっくりと考え込んで、じっくりと話し込んで、夏明けに訪れる代替わりへの準備をする。
この時期にどう過ごすかで、この先のチームが大きく変わると思っています。
この夏は代替わりしてからの目標“全国出場”に向けて、全力投球すると決めていたため、夏休みが終わってからは、ほとんどスタジアムに向けての練習を行っていました
スタジアムを有終の美で飾れた今、学祭に向けての練習が始まっています。
しかし、顧問としては少しだけ不安もあって、それが“振り練ばかりで、基礎練があまり出来ていない”と言う点でした。
基礎があるのとないのとでは、ダンスを見る目も大きく変わります。
そのため、部員達に基礎の大切さを気付かせてくれるきっかけを探していました。
 

8月21日、副部長が“師匠”とも言えるべき人を八潮高校に連れてきてくれました。
滋賀出身で10年近くダンスと向き合い、最前線で活躍しているAMIさんと言う人です。
小柄な体から見える、パワフルなロッキンとシルエット。基礎技をする時にも体全体で16ビートを刻むため、部員達に出来る技でも全く別の技に見えるほど、グルーヴ感がありました。
何よりも、初対面の人とのコミュニケーションが苦手な部員達を暖かい目で受け入れてくれる“人柄”に生徒も私も魅了されました。
 
 
副部長がAMIさんと知り合った頃は、まだロックの実力もまだまだな時期だったと思います。
その時期の副部長を面倒見良く、育ててくれた器の大きさに、この先のAMIさんと言うダンサーの可能性を感じました。
既に、いくつか結果は残していると聞いてはいるのですが、多分もっと大きな舞台でも結果を残すことになる人かもしれません。
部員達にはダンスの基礎の大切さを教えてくれた一日だったのですが、顧問の私には人としての基礎の大切さを改めて教えてもらえた一日でもありました。
 

【ダンスドリル2019の反省…松下】
一年生が入ってきてダンス面、その他の面を見直す良い機会になったと思います。今まで以上に努力をしないとすぐに追い抜かされてしまうと思うので、自主練の時間などを大切にしていきたいです。
朝練などに人が集まれないというのは、前からの課題なので何が何でも直さないとダメだと思います。人が集まらない限りダンスも揃わないし、気持ちも一つにならないので、もっと気を引き締めた方が良いと思いました。
チア部のほとんどが踊っていない時も顔に自信がついていて、かっこ良かったです。挨拶や礼儀は毎回ビシっとしていて自分達ももっと意識したいと思いました。
スタジアムではどんな結果であっても本気で悔しい、嬉しいと皆が思えるように必死になって練習したいです。3年生と踊る機会ももう残り少なくなってきているので、思い出に残る八潮祭にしたいです。

【ダンススタジアム2019の反省…三坂】
大会が近いのに、休んだりして振りが変わって、一人でも休むと位置などがズレたりするので、体調管理にはしっかりして、大会一週間前に休まないで、チームに迷惑をかけないようにしたいです。
2年生の方達は、練習後に残ってくれて、タットの部分など指示をしてくれて、とてもキレイに出来ました。同級生はラスユニの振りなど、ランニングマンなどを教えてくれて、チームと揃うことが出来ました。
他校のショーケースを見て、振りなどが揃っていたり、笑顔がすごい高校は印象に残ったので、めっちゃ笑顔にすることを真似したいです。
八潮祭で不安なことは、ダンスが上手くいくかどうかです。まだ少ししか練習していなくて、全国大会もあるので、練習が全然出来ないので不安です。

 

ダンス部通信89“文化祭の前に立ち止まって…”(20190820)

ダンススタジアムが終わり、72期としては最後の舞台、73期としては節目の舞台、74期としては初舞台である“八潮祭”の準備が始まりました。
確かにダンススタジアムでは評価を受けたけれども、ダンス部の顧問として一番大きな舞台は“文化祭”だと思っています。
これまで育ててくれた家族や、支えてくれた友達、面倒見てくれる先生方、これまで君達の高校生活を象徴する人達が、オールスターで君達の頑張りを認めてくれる機会です。
そのため、学祭の練習はとても重要で、大会以上に君達はやる気を持って取り組むべきだと思っているし、これまで以上に時間もルールも守って取り組むべきだと思っています。
この舞台だけは私に言われて取り組むのではなく、自分達の意志で取り組まなければ意味がありません。
 

だから大会終わって一発目の今日の練習に寝坊や遅刻が多かったことに、私はとてもガッカリしたし、自分達のこれまでの努力を自分達で台無しにする振る舞いだと思ったし、これまで支えてきてくれた人達、学祭に見に来てくれる人達を裏切る行為だとも思いました。
ここまで顧問として高校ダンス部と6年半関わってきて、全国には約1000校近くの高校ダンス部があることを知っています。
その中には、我々よりも本気で取り組んでいるのに、我々よりも厳しい練習をしてきたのに、全国の舞台に立てない、評価されない、そんな高校が数えきれないくらいあることを知っています。
やっとの思いで目標である全国出場を果たし、特別賞をもらえたにも関わらず、変わり切れない君達を思うと悲しくなったし、努力しているのに評価されなかった他校のダンス部高校生が可哀想に思えました。
 
 
 
その一方で、時間に余裕をもって来て、スピーカーやら準備をしたり、練習内容の打ち合わせをしたり、カウントを叫んだりしている部員達がこの部活を熱く盛り上げています。
どうやったり上手くなるのか、どうやったら部活が良くなるのかを自分の頭で考えながら、実践しています。
“人が集まらないこと”以上にモチベーションを下げることはありません。
集まらない部活にもモチベーションを下げず、滝のように汗を流して、哲学者のように考えて、実践する人達がいます。
同じステージに立つチームメイトの手抜きやズルを打ち消す程の強い精神力を持っている部員達がいます。
周りに流されずに前向きにダンスに取り組むこと…。
それが現在の八潮高校黄金期の強さであり、強豪校ではない八潮高校だからこそ、養うことの出来た強みなのかもしれません。
 
 
 
最後のミーティングでは、私が言おうと思っていたことをほとんどの部員達が振り返って、自分達の言葉にしていました。
昨年までは私が言っていたことを、生徒達が自分で気付いて自分で言葉にする。
そこに八潮高校の成長を実感しました。
一か月後の学祭では、“これまで培った強さ”と“これまでの成長”がさく裂します。
 

【ダンスドリル2019の反省…節】
自分が入部してから、一年が経ち、反省点や改善点がたくさんみつかったので、今年の一年間は去年の反省点や改善点を生かしながら部活に取り組んでいきたいなと思いました。
新年度になり、一年生が入部して来て、また新しい雰囲気の部活になったと思いました。部員17人から約40人と倍に増えて、大会に向けても迫力が出るなと思いました。もう先輩方は9月の文化祭で引退なので、この引退するまでの約2か月間、先輩の足をひっぱらないようにしたいです。
私は他校のショーケースを見て、一番心に残っているのは安孫子二階堂高等学校のロックのショーケースです。同じロックのショーケースでも、ロックの基礎がちゃんと出来ていて、形もとてもキレイだなと思いました。衣装もとても目立っていて、強豪校に見えました。
スタジアムは出場しないのですが、その分一年生などにアドバイスなどを与えられたら良いなと思います。八潮祭では、3年生と舞台で発表するのは最後なので悔いの残らないようにしたいです。
 
 
 
【ダンススタジアム2019の反省…石原】
 私はこれまで最後まで諦めずに取り組むことが苦手で気持ちが切れてしまうことが多くあったのですが、気持ちが切れずに頑張ることが出来ました。誰かの為にとか、皆の為に少しでも行動が出来て良かったです。ダンス部に入って色々なことを学んで少しは成長出来たかなと思います。
最初は先輩達が色々指示を出してくれて、ダンスの振りも教えてもらっていたけれど、途中からは何をしたら良いのか気付いたりする1年生なども増えてきて、先輩に言われる前に動けることが少しずつ出来るようになって、全体的に前より行動が早くなったと思います。1年生が教え合うようになって自分自身も間違いに気付いて、全員で話し合ったり、向上心がどんどん増えていったと思います。
他校はダンスがすごく細かいところまで揃っていたけれど、それ以上に表情がすごく作られていて、見てるこっちも、そのショーケースの世界に連れていかれる気分になりました。なので表情はすごく大事だと思ったので、今も笑顔で凄いけど、もっと見ている人を全員笑顔にする勢いで笑顔と口パクで踊れたらと思いました。
八潮祭では、踊る1年生のショーケースを作るのに今も衝突があって、ちゃんとまとまるのか不安です。自分に振りを考えてと言われた時に考えていい振りが作れるのかなと思ってしまって不安です。
 


 

ダンス部通信【号外2】(20190816)

東京都立八潮高等学校ダンス部は高校ダンス部で最も規模の大きな大会
ダンススタジアムの決勝
全国大会にて特別賞を受賞しました。



 
・日本テレビの番組『シューイチ』や『スッキリ』においても八潮高校の全国大会での様子が全国放送されていました。
 

 
 

 
 

9月1日には全国大会の様子がTV放映されるそうです。(詳細不明、分かり次第お知らせします)



 

ダンス部通信88“全国前夜…”(20190815)

明日、都立八潮高校ダンス部はパシフィコ横浜にて行われる、
高校ダンス部で最も規模の大きな大会、日本高校ダンス部選手権の
“全国決勝大会”に出場します。
 
このステージに立てるようになるまで2年半の歳月を要しました。
今日の練習後、練習で観に行けなかったスモールクラスの全国決勝を、
私のウザい解説を交えながら生中継で眺め、
2年前は何してたっけ…と3年生女子と呟いていました。
 
 
 
2017年度の『ダンス部通信8、9』あたりがちょうど2年前になります。
あの頃の部活は、とても辛かったですね…。
私にとっても、とても辛かったです…。
今だから書けるけれども、「よし、練習やろう!ダンスしよう!!」と言う掛け声に対して、聞こえてくるのは返事じゃなくてため息だったし、休憩時間は永遠に続くように思えたし、「やりたくねー」を私に聞こえるように連呼して、練習中に音がかかっているのに棒立ちして過ごす人なんかもいました…。
真面目に練習する振りして、部活としてチグハグな状況を面白がる部員もいましたね。
目的を持って取り組む部員達を、目的のない部員達に馬鹿にされるのが私は一番辛かったです。
あそこに中島みゆきがいたならば、“ファイト!闘う君の唄を~ 闘わない奴等が笑うだろう~ ファイト!”って歌っていたと思います。
文字通り、なかなか腰を上げてくれない部活動が続いていたのが今から2年前。
 
 
 
でも、私なんかより全国とか興味がない部員達にとっては、もっと辛かったと思います。
どんな厳しい練習よりも、目的がないことの方が、よっぽど辛いと思うからです。
だから、今日につながる部活を作ってくれた、目的を探してくれた当時の3年生70期生と、2年生71期生、今でも残ってくれた3年生女子には感謝が尽きません。
明日のステージに当時の3年生70期生と2年生71期生はいませんが、今でも残った現3年生女子が先輩方の分も、“目的と取り組みが間違っていなかったこと”を全国に証明してくれます。
 
 
 
そして、その2年前を感じさせないような全国レベルのモチベーションと練習量を高めてくれた3年男子、
全国に出場する学校として一番大事な時間とルールを守ってくれる2年生、
チームのためなら何でもやろうとする1年生にも感謝が尽きません。
君達は意思があるところに道が開けることを証明してくれました。
経験者の人数、ジャンルの偏り、スキルの格差、モチベーションの格差、部活の運営スタイル、生活指導上の問題、学校生活への取り組み、ルール・時間・マナー、…様々な問題がまだ解決していないけれども、それでもちゃんと目的を持ってやり抜けば、“必ずじゃないけれど”道が拓けることを証明してくれました。
 

 
誰が一番苦しかったかとかじゃなくて、3年生女子も、3年生男子も、2年生も、1年生も、私にも、皆それぞれ明日にかける想いがあります。期間に違いはありますが、皆同じくらい、苦しい思いも、悔しい思いも、沢山経験しました。
明日の2分半は、これまでの苦しみが初めて報われる日!
とにかく楽しんで!
都立八潮黄金期35人分の爽やかな風を令和の新時代に吹かしてやってください。
 
 
【ダンスドリル2019の反省…孫】
新年度になって、やる気がないことが多かった。テストが悪かったから、やる気が下がって、やりたくない気分で練習すると、楽しくないときがあった。でも大会前でちゃんと切り替えて、練習に参加して最後まで楽しくなりました。
チームにとっては、ダンス部で決めたルールをちゃんと守ることが必要だと思う。人が話す時、指示を出した時に、自分のことをやるか、自分の話をしていることが多いと思いました。一年生は入部してルールを守る意識を高める必要があると思いました。
他チームに対して、揃える所を学びたい。位置の移動と次の位置にまでのタイミングが揃っているのが良いと思いました。音楽のリズムの取り方が揃えているとキレイに見えると思いました。振りの中でもアップとダウンをしっかりやっているからきれいに見えるのだと思いました。
スタジアムは、ロックの形やポイントの取り方を決めて、全体を揃える。八潮祭は一年生は初めてなので、やり方を伝えて、先輩達は最後なので一緒に楽しく踊りたいです。
 
 
【ダンススタジアム2019の反省…村上】
 僕は、八潮のダンス部に入るまで、ダンスを習った事がなかったのですが、先輩方や先生に沢山アドバイスをいただいて、本番まで頑張ることが出来ました。目標が叶って、とても嬉しいです。
チームに対して、初めの頃一年生はあまり一体感がなかったのですが、本番に近づくにつれて、放課後残って練習したり、教えあったりする人が増えていったので良かったです。
他チームに対して、技術だけだったら、自分達より強い高校は沢山あったと思います。だから一年生はもっと練習して、ミスを減らしていきたいです。
八潮祭に対して、あと1か月くらいしかないので、練習して本番上手く踊れるようにしたいです。3年生はこれが最後なので、頑張って楽しみたいです。
 


ダンス部通信【号外】(20190807)

東京都立八潮高等学校ダンス部は高校ダンス部で最も規模の大きな大会ダンススタジアムの関東・甲信越予選Bブロックにて
ベスト8入賞を果たし、8月16日にパシフィコ横浜にて行われる
全国大会への出場権を獲得しました。
 

 

ダンス部通信87“結果論じゃないから言えるよ…”(20190806)

皆さん、今日までお疲れさまでした。
皆さんが、このダンス部通信を読んでいる頃には、きっとダンススタジアムのステージも終わって、結果発表も終わっている頃かもしれません。
もしかしたら、本番前だったりもするのかな。
私は明日の結果をまだ知らないため、ハラハラ、ドキドキしつつこの部活通信を書いています。
結果は知らないし、まずは結果がどうであれ、変わらないこと、結果論じゃないことを二つ言っておきます。
 

まず一つ目は、どんな学校が勝ち上がったとしても、どんな学校に我々が負けたとしても、私の中では君達が一番です
テンプレートのように感じるかもしれませんが、本当にそう思います。
今日の練習中にも言いました。
このショーケースでダメなら仕方ない…。このメンバーでダメなら仕方ない…。
そう思わせてくれるような、ここまでの取り組みでした。
部員達の一人一人が今までにないような成長を見せてくれました。
3年生は時間を守ることを…、2年生は練習の意図と方法を考えることを…、1年生は根気強く仲間を見捨てないことを…。
君達はこの大会に向けてしっかりと学んで成長しました。
この大会で得たことはダンスの結果以上に大切なことだし、これがなければきっと結果なんか出せないと思う。
ダンスに限らず、勉強でも、進路活動でも、遊びだったとしても、すべての結果に通じる成長を君達は見せてくれました。
 
 
 
二つ目は、私は君達が八潮高校ダンス部に入部してくれて、継続してくれて本当に感謝しているってことです。
35人のショーケース。誰一人として欠けることが許されないショーケースです。誰かが休めば、平成文字は作れず、平成幕を渡すことも出来ず、カノンの振りがおかしくなります(練習不足なだけですけどね…)。ラスユニの位置がズレます。
今大会に向けて、夏に入ってからも、サボったり、手を抜いたり、寝坊したり、嘘ついたり、ルールや時間を破る部員が学年を問わず少なからずいて、“大会に出さないで欲しい”って直接言ってくる人もいれば、誰かを通して間接的に言ってくる人もいました。
しかし、私はこの大会に関しては、誰が何と言おうとも全員出すつもりでいました。
2年前にも同じことを言われていた人達がいて、その人達がこの八潮黄金期、このショーケースを作ったからです。
2年前に先輩方から“大会に出さないで欲しい”と言われながらも、私は全員出しました。
今振り返ってみても、この2年間の君達の成長を見れば、“2年前に全員出して良かった”とはっきり言えます。
 
今回は、35人の全員が2年間を待たずに、短期間で、私に成長を見せてくれました。
毎日、君達の成長を見るのが、私にとって何よりも代えがたい働き甲斐でした。
全員で臨む都立八潮高校ダンス部に入ってくれて、ありがとう。
※来年からはメンバー上限を超える可能性がありますが…。
 
 
 
結果がどうであろうと35人全員で完成させたショーケース。
選抜もしない、脱落も認めない、個人の遅れを全員で面倒見る。
今日までは弱小校だった我々が、他校にはないスタンスで、全国の舞台へ這い上がります!
 
【ダンスドリル2019の反省…鈴木】
今日までの自分の感想は、まず部活を休まなかったのが良かったことです。時にモチベーションが下がってしまうことがあったのは反省点です。
チームの感想は全体的に皆、大会へのモチベーションが低かったため、次のダンススタジアムはもっと練り直して勝てるくらいまで準備して挑みたいです。
真似すべきことは全体の構成を真似した方が良いと思いました。
スタジアムに向けては、また一から練り直して、まだ全然だめなので、色々なショーケースを参考にして練り直したいと思います。
 
 
 

ダンス部通信86“2日前…”(20190805)

8月5日、大会2日前の練習が終了しました。
 

 
3年生にとっては最後の大会ですが、1年生にとっては最初の大会です。
今日まで、午前の全体練習を3年生が仕切り、午後の自主練は1年生のフォローを2年生が仕切ってやってきました。
4月、1年生を大会に出すことを決めてから、上級生が主に1年生の指導をしてきました。
中間後の朝練では2年生が基礎練を…。期末後の朝練では3年生が振り練を…。
普段、練習を仕切らない人も、“どうやったら他人が上手くなるのか…”、それを考えることで、2,3年生の成長につなげたいという思惑もありました。
その結果、1年生は黄金期の指導の下、見事に3か月という短い期間の中で飛躍的な成長を遂げてきました。
十分“全国レベル”と言うに相応しい成長を遂げた一年生も多くいます。
その一方で、休みがちだった部員もいて大会2日前に致命的ともいえる部分がありました。
 
 
 
2年生は自分達のこれまでの成長をちゃんと分析できていたようです。
半年前の新人戦で覚醒した一人が冷静に解決策を出しました。
“私達が言うよりも、自分達で気付いた方が良いと思う…。”
1年生同士で見せ合い、課題を1年生自身で見つけさせました。
3時過ぎに2年生主導の自主練を終え、そこから下校時間のギリギリまで同学年の生徒達でフォローをすることになりました。

交代でほとんどの同級生がフォローをしてくれたのですが、中には付きっ切りで下校時間ぎりぎりまで、ずっと振り確をしてくれた人もいました。
基礎の出来ていない1年生にとって、3年生が作った振りはやはり難しいものであり、苦しい時間が3時間近く続きました。
「足つった!」以外は、一度たりとも弱音を吐かずについていく部員の姿は素晴らしかったです。
 

それよりも、同学年のチームメイトを教える一年生達の姿は眩しいくらいに頼もしく感じました。
同級生に教える1年生部員の姿は、この3か月間新入部員を鍛えようとして基礎練をしていた2年生の姿であり、振り練をしていた3年生の姿そのものでした。
辛抱強く、粘り強く、それでいて集中力が切れないように、ダンスが好きになるように、とても明るく…。
我々は、この大会を一つのゴール地点として捉えていました。
一番規模の大きな大会だし、3年生にとって引退前最後のコンテストだし、異動してきたばかりの私と入学したばかりの現部長が2年半前に初対面で話した目標“全国”につながる最後のチャンスだったからです。
練習後のミーティングでは3年生は“ウチらは、このステージで最後だから…”とよく言っていました。
でも、今日の自主練を見て、このステージは最初であり、ここからまた全国への道に向かって、八潮黄金期が始まっていくことを再確認しました。
 

この高校ダンス部界で生きていく以上は、
あっという間に過ぎていく部活の時間は、
待ってはくれないし、待ってもらうつもりもありません。
 
今日の午後の自主練の1年生の頑張りが、
もう一度最初からスタートし、もう一度再生する
一瞬だけでも都立八潮黄金期のステージを確信させてくれました。
 
【ダンスドリル2019の反省…】
新年度になってから、何も変わりませんでした。強いて言えば後輩が入ってきて、負けたくないという感情が少し湧いたことです。それ以外は現状維持のままです。
ドリルの練習に対して、全力で取り組めていなかったなと思います。私を含め、朝練の出欠状況だったり、決めるべきことが前々日、前日だったりと余裕がないはずなのに、焦りや危機感もなく…と言うのが今回のチーム全体の印象でした。なので、もっと危機感を持って取り組みたいです。
八潮は自分達から他校に挨拶していることが多いなと他校を見ていて感じました。真似すべき所は顔を上げること、表情をつけることです。動画を見たのですが、下を見ていることが多いなと感じたので、そこを変えれば、もう少し点数等も上がるのかなと思いました。
スタジアムに向けて、一年生を含め全学年での大人数のショーケースなので凄く楽しみです。八潮祭に向けては、去年と立場が変わって、教える側にもなるので、後輩に教えてほしいなど言われた時に、あわあわしないように振りをしっかり覚え完璧に伝授出来るようにしたいです。

 

 

ダンス部通信85“3日前…”(20190804)


8月4日、大会3日前の練習が終了しました。
八潮高校での顧問は3年目、教員としての顧問は7年目を迎えます。
ダンススタジアムの顧問のコメントでは7年間、毎回“関東最強の地理教員ダンサー”を自称しているものの、実はダンサーとしては無冠のまま顧問になりました。
この7年で色々な生徒、色々な教員、色々なダンサー、色々な人との素晴らしい出会いがありました。
皆さんも知っての通り、“関東”の中でも、“教員”の中でも、“社会科教員”の中ですら、私は最強ダンサーではありません。むしろ結構、弱い方なんじゃないかな。
 
7年前、ハイレベルな大会で本番前に委縮しないよう、笑わせるつもりで思い付いたテンプレートだったのですが、今回のダンススタジアムでは敢えて入れませんでした(入れたかもしれないけれど、記憶では消した気がする…)。
多分、今の君達はこんなワードがなくても、強豪校に対して委縮せずにショーケースに集中出来るような気がしています。
きっと、本番前に思い浮かべるのはMCが読み上げる私のメッセージでもなければ、30代のおじさんが叫ぶ「やしお~!!」って声でもなければ、これまでの成長してきた経験だと思います。
それは、今日の練習かもしれないし、昨日の練習かもしれない。まだ見ぬ明日の練習かもしれません。
それだけ、君達は毎日、色々なモノ・経験を積み重ねて成長しています。
私は、7年間の顧問生活において、ずっと這い上がれずに今日まで過ごしてきました。
だから、どの大会を前にしてもプレッシャーを感じることなんて、一度たりともありませんでした。
生徒にも私にも頑張れる余地、言うなれば“後悔”に感じる部分が大会前からあり過ぎたからです。
 
しかし、私は今現在、初めて大会を恐いと思います。
現在のチームの状態が割と良くて、こんなにも頑張っている生徒が報われない可能性を考えると眠れない…。
そう思うほど、皆頑張っていると思います。
今日もそんな一日でした。
 
【ダンスドリル2019の反省…】
新年度になってからテンションやモチベーションも高くなり、アクロバットのひねりへの挑戦やgirlsやsoulといった今まで接したことのないジャンルに興味を持ったりと、新しいことをやりたいという気持ちが沸いた。
一年生への教えの意識がとても高くなったと思う。初期の頃から後ろ姿を見ていたが、ウィッチウェイなどのシルエットがかなり出来上がってきていると感じ、自分は抜かされぬように頑張らないと!と思う。
立ち位置移動を見直すべきだと思った。ヲタ芸や平成を作る。平成に流行したダンス、元号発表などの構成は生かすべきなので、もっと立ち位置のスムーズな着き方を考えたい。
シルエットに関して、アニダンなども見てみたのだが、あんなに努力して揃えたつもりが、壊滅的に揃っていなかったので、一人一人が揃える意識を身に付けさせたい。2,3年は次までに自分のどこのどういう動きが誰と違うのかを説明できるようになるまで研究してもらうとか…
 


 

ダンス部通信84“4日前…”(20190802)


8月3日、大会4日前の練習が終了しました。
顧問をしていて、今日が初めて大会直前らしい練習ができたような気がしました。
やろうと思ったことの多くを、顧問も部員も集中力を切らさずに、こなすことのできた、充実した一日でした。
振付の副部長が事前に進路活動で休むことが分かっていたため、この一日を副部長抜きで乗り切ることが出来れば、きっと全国につながるような気がしていました。
だから私は朝練でもないのに、練習開始の2時間前から昨日の通し練習の動画を穴が開く程、繰り返し見て、改善点の箇所を総ざらいしたり、早めに来た部員に振りの復元をしてもらって変更点を探したり、事前に集まった上級生に改善点や変更点の説明と共有をしたりと緊張感がありました。
 
 
でも結局、私が考えていた不安は杞憂で済んだようです。
私による振りの改善は加えず、部員達自身でそろえる作業を、3年生を中心に部員達自身で根気強く取り組んでいました。
午後には通常の勉強会をせずに、1年生のタット振りや入りハケの練習を2年生が丁寧に面倒見てくれました。
上級生の姿勢が下級生に伝わって、本気で“全国”を取りに行く姿勢がうかがえました。
どこか誰かに頼りがちだった部員たちが、自分達の力で気持ちとショーケースを作り上げていく…。
そういう意味では逆に副部長がいないという状況がこの日に限っては、皆の自立を促す良い機会になったのかも知れません。
最後の大会を前にして、3年生の成長がめざましいのですが、その成長が部活組織としての成長につながっているようにも感じました。
 

振り返ってみれば、今日に至るまでの2年間の成長はドラマや映画みたいな劇的な成長だったと思います。
ドラマや映画にはカリスマ的な指導者がいて、埋もれてるけど光るような才能を持った部員がいて、様々な困難に対して不屈の闘志を見せたりする…。
んでもってラストシーンの前にはチームが全員で一致団結して、後悔のない青春を締めくくる。
でも都立八潮高校ダンス部の現実はそんなに劇的じゃなかったかも知れません。
指導者の顧問は、威厳もないごく普通の地理教員だし、部員達はほぼ全員が何も持たない初心者から始まっているし、困難からは逃げまくりだし、ルールだって時間だって破りまくり…。
ラストのステージを前に全員で一致団結が出来ているかと言えば、上級生を含めたとしても一丸となれていないかもしれない…。
それでも、今日みたいな練習を迎えることが出来ました。
ドラマや映画じゃないから、結果だって出せるかどうかわからないし、実際“全国出場は5分5分かな”っていうのが顧問の経験則による予想です。
でも間違いなく、今日みたいな練習を迎えることが出来た。
ここまでの過程が青春そのものだったと思います。
そう思えるような一日の練習でした。
 
 
【新人戦の反省…原】
引退がどんどん近づいて来て、悔いの残らないモノになるように部活に取り組もうと思っていたのに、思うだけで終わってしまい、行動に移せずに最後から二番目の大会が終わって、また一歩引退に近づいたのが悔しくて、申し訳ないなと思いました。
今までの大会で全員が揃うということがなかなかなく、揃えることが出来たのが良かった。任せっきりにしないで、意見しあったのが良いなと思いました。朝練に揃うことが多くなった。
忍者走りでの移動が少なかったり、忍者走りでの移動がない学校があってすごいと思いました。構成がすごく考えられていて、どうやって思いつくのか学びたいくらいでした。
ダンススタジアムは最後の大会で、今回の大会の自分の反省点だった出席状況や、部活を改めて良いものにしたいです。八潮祭はとりあえず楽しみたいです。
 


 

ダンス部通信83“Unity…”(20190731)

 

関東ダンス部顧問会主催のイベント“Unity”に出演してきました。
コンテストではなく、発表会という形を取っていたために、とても温かい雰囲気の中で踊ることが出来ました。
私としては、強豪と言える高校の顧問の先生方と知り合えたことが大きな収穫でした。
中でも二松学舎の松澤先生は私にとって、話したこともなければ、会ったこともなかったのだけれど、ずっとあこがれの存在でした。
このダンス部通信で何度も書いているように、自分が大学生の頃に挑戦していたコンテストと“関東”の高校ダンス部のコンテストの評価基準があまりにも違うように感じていたため、顧問として働いていて戸惑うことがとても多かったです。
しかし、強豪校はテーマにとらわれず、自分達がやってきたこと、そのスキルを、きちんと“音”に乗せるスタイル、そして、それをブレずに貫くことが“テーマ”となって評価されているように思っていました。
私が理想とするスタイルを、体現できる先生はいったいどんな人なのか、二松学舎のショーケースを見る度に、顧問の先生がどのような人なのか、とても興味がありました。
実際に、話す機会はとても少なく、本当はもっと聞きたい事、話したい事が山のようにありましたが、このUnityを裏で支える姿に人柄を少しだけ感じ取ることが出来ました。
部員たちにとっては、強豪と言える高校のステージ外の様子(本番前の練習やミーティングの様子)を見せられたことがとても収穫になりました(ミーティングの様子とか、Unityを運営する様子を、本当はもっと見て欲しかったけれど…)。
 

Unityはチームの2/3を占める1年生にとってはデビュー戦でした。
完全に全員が初心者の1年生にとって、いきなり失敗の許されないスタジアムでデビューするよりは、発表会という形で、温かい空気の中で、本番を一度でも経験できたことが大きな収穫だったのではないでしょうか。
事実、Unityでは振りミスも多かったと思います。
一週間後は許されません。
振りミスが許されないのではなくて、空き時間とかに振り練習をやり尽していないのに、振りミスをすることが許されません。
一週間で変更点は多いかもしれませんが、きちんと詰めてください。

チームを引っ張る上級生にとっては、全国をかけたスタジアムへのリハーサルでした。
決めていない部分、曖昧なままにしてしまった部分が浮き彫りになった形になりましたね。
あと5回の練習できちんと決めていきましょう。
 
【新人戦の反省…角田】
ずっと自分の中での課題だった顔をあげて自信を持って踊るということが最初の時より確実に出来るようになったと思います。
工学院が終わって色んな大会に出て、特に表情を意識して練習をしたら前よりも自分の踊りに自信が付くようになって顔を上げて踊れるようになった。
一年で振りと構成を考えるのは今回で2回目だけれど、どんたくの時はやることがある人と何もやることがなくて遊んでたりしているのが目立っていたけれど、今回は全員が話に参加して練習が出来ていたかなと思います。
でもまだ自分たちだけでの練習の時はグダグダして、練習が進まなかったりすることがめちゃくちゃ多くて時間がもったいないなと思うことが多かったので、自分達だけでも充実した練習が出来るようにどうしたら効率良く時間を使えるのかを考えていくのが改善点かなと思います。
一年生だけでやる部活は今回だけじゃなかったけれど、今までの中で一番良い練習が出来ていたと思うし、何よりもすごい楽しかったです。
だけど先生や先輩方がいないと練習に関係ない話を誰かがするとそれに皆乗ってしまって、練習が進まなかったり、まだやらないといけないところがあるのに、出来ない人が一人いた時に、ずーと教えるのは、時間がもったいないので、短い時間の中でその日の予定をきっちり決めてテキパキ練習できるようにしたい。
目が悪すぎてちゃんと見えなかったけど、衣装に光沢があったり分かりやすい色が腕のラインにあったりすると遠いところからでも見やすいし、しかもめちゃくちゃ揃っててすごい綺麗だなぁと思うから、審査員からでも見えるような衣装選びを出来るようにしたいと思った。
上位に上がっている学校はどこも、「本当に同級生?」って思うくらい基礎とか技のスキル?が全員高くて、前列とかセンターとか関係なく、どの子を見てもすごくてズレもなくて、ビシバシ揃ってた。
多分、経験者の子がほとんどかなぁって思ったし、選抜かなぁとも思ったけど、その子達に負けない量の練習を積んでその子達に負けないくらい基礎をしっかり作りたいなと思いました。
 

 

ダンス部通信82“思い出そう…”(20190730)

 

高校生のダンス部コンテストで最も大きな大会“ダンススタジアム”の一週間前になりました。
明日、関東ダンス部顧問会主催のイベントでスタジアムネタを披露するだけに、緊張感のなさが少しだけ不安に感じました。
 
我々は多分、これまでにないほどの準備をかけてきました。
大会に一年生を出すと決まってから、一年生を伸ばすために、毎朝基礎練をしたり、練習を仕切ったり、自主練に付き合ってあげたり…。
 
振りを作る側の人たちは何度も何度も振りの変更を求められたり、構成の変更を求められたり…。
本当に大変だったと思います。

1年生が入る前から準備が始まっていて、疲れの蓄積を考えたら集中力が切れてしまうのも理解できるけれど、しかし、これが結果に結びつかなかった時の後悔になるのかもしれない、そう思えるような一日でした…。
 
我々は今、微妙な位置にいて、詰めるところをキチンと詰めれば、“全国”に届きそうな気がしています。
 
 
 
今から1年半前を思い出してください…(『ダンス部通信20』ぐらいの時期です)。
今の3年生が1年生だった頃の3月に新人戦に挑戦しました。
私が顧問に就いてから、“結果を出す”と言う目的を全員が初めて持って、臨んだ大会でした。
今でも3年生はあの時のショーケースを見返して、“ワンチャンあったんじゃないか(可能性があったのではないかという意味らしいです)…”と言っています。

私も当時のことはよく覚えているけれど、花見の時に私が言っていた新人戦の反省点、“気持ちだけじゃなくて、勝つ”ために敗因が2つあったことを覚えているでしょうか。
敗因は主に2つありました。
・絶対的なエースの欠如。
・練習に全員が一度も揃わなかったこと。
あれから1年半が経ちました。
・絶対的なエースもいるし、会場を沸かせる技だってある。
・全員が時間を守れているワケじゃないけれど、揃うようになった。
君たちは無意識かもしれませんが、ちゃんと反省を生かしてここまで成長しています。
だからあの新人戦の時の気持ちをもう一度思い出してほしい。
あと一歩で全国だよ!!
 
 

【新人戦の反省…磯】
工学院では少しだけど振りを考える立場だったから、先輩や先生が毎回どれだけ悩んでいるのかすごくわかりました。
でも今回の新人戦では、振りや立ち位置を任せっきりにしてしまっている部分があったかなと思います。
でもそこで関われなかった分、衣装決めの声掛けなど努力しようという気持ちを持てました。
 
新人戦の練習で、一年生は先生や先輩がいないと部活の進みがとても悪くなってしまうのを実感しました。
返事やカウントを言うのを意識するようにはなったけれど、自分達で部活を運営出来なくてはダメだなと思いました。あと仲良しこよしだけの部活じゃダメだというのもわかりました。
時間がないって口で言っていても行動では、部活を動かしている側の力になろうとしていないなというのがありました。
そして今回のショーケースは一人への荷が重すぎたのかなと思います。だから、私は罪悪感を感じてしまったし、任せっきりにしてしまった部分もあります。
ショーケースを作る人は人数が少ない方が良いのは分かるけど、もっと相談しながら出来たり、考える人が増やせたら良いなと思いました。
駒澤高校や東大和高校のキレとか音ハメ、ユニゾンの揃い具合が凄いなと思った。大和南高校?ロックの学校があって、私達より全然揃っていて、それは基礎の形が皆同じでした。だから誰かの形に合わせる必要があるかなと思いました。

 

ダンス部通信81“時系列めちゃめちゃですが…”(20190728)

急な話ですが、我々、都立八潮黄金期はダンススタジアムに向けての準備が佳境に差し掛かっています。
4月の新歓を終えて、新入生の目途が立ってから、照準をどの大会に合わせるかを部員達と話し合い、一番大きな大会“ダンススタジアム”での全国出場を一番の目標として見据え、本気で臨むことを決めました。
それに向けて、様々な課題と様々な取り組みがあったのですが、忙しすぎてお伝えする時間がありませんでした。
また後程、機会があればダンス部通信で伝えます。
7月28日、ダンススタジアムが、あと10日まで迫った本日。
衣装作りのヤマ場を越えた気がしました。
ズボンの脇を割いて、伸縮性のある布を用いてミシン縫いをします。
早い人でもズボンを割くのに30分、ミシン縫いするのには40分ほどかかる作業です
これを36着、全員分作るのはとても大変な作業です。
中には職人並みの実力を発揮する上級生もいます。
宿題の少ない3年生は辛抱強く取り組み、1,2年生が宿題をやっている間も含めて、今日一日で5着縫い上げる人もいました。
 


ユザワヤで布を買いに行った際に、布を両面テープで留めるか、ミシン縫いで留めるか、迷いました。
店員さんは両面テープよりも、手間のかかるミシン縫いを勧めていました。
でも私は苦手なこと、面倒なことから逃げてしまう部員がいることを知っていて、これまでみたいに逃げる部員に作業させるところまで私に任せるのならば、終わらなかった場合に残りを一人でやることも見据えて、簡単な作業で済む両面テープでやろうと考えていました。
しかし、そんな私に買い出しに付いて来てくれた部員が言いました。
“やらない人もいるかもしれないけれど、きっと代わりの誰かが絶対やって、ちゃんと自分達だけで全員分終わらせると思う”
会計直前の私はその言葉を信じて、両面テープを買い物かごから棚に戻し、ミシン縫いの方法で衣装を作ることを決めました。
今、部員のその言葉を信じてよかったと心から思います。
自分の衣装ではなく、無差別でチームメイトの衣装作りに取り組むという姿勢が、
自分の振りだけでなく、チーム全体のショーケース作りに取り組むという姿勢につながっています。
 
特にここ数日、逃げずに膨大な作業に取り組む3年生の頑張りは、代が変わってからの約1年間で、最も辛抱強いものであり、その頑張りが翌日の午前中の練習のモチベーションにつながっています。
この練習のモチベーションは大会でのショーケースの質につながるはずです。
 
誰かが出来ないことを、誰かがカバーして、このダンス部は成り立っています。
1,2年生が作れなかった衣装を、3年生が作り上げて、今回のショーケースが出来上がります。
 
1,2年生にはこの数日間の3年生の背中を目に焼き付けてほしいと願います。
この先も、誰かが出来ないことを、顧問ではなく、自分達でカバーして、このダンス部が続いていくのだから。
 


【コンペティションの反省…部長】
やっぱり朝練に全員が揃わなかったことだなと思いました。自分もギリギリになって着くことが多かったので、チーム迷惑をかけてしまって、全員が揃わないと出来ない所がいっぱいあったので、それが遅れにつながったのかなと思いました。
自分個人に関しては、練習中に個人の理由で機嫌が悪くなってしまって、迷惑をかけてしまって、反省しています。ごめんなさい。あと、朝遅刻が多かったです。ラストのショーケースなので全力で頑張っていきたいと思います。
他チームはやっぱり表情が凄く良くて、一人一人が同じタイミングで表情をつけたりしていて、練習中も、擬音語みたいなのをつけて練習していて、良いなと思いました。自分達もそういう風にやっていたら、もっと動きも揃うんじゃないかなと思います。
次がラストのショーケースなので、悔いのないように頑張りたいです。朝練もしっかり行き今度こそ全国に行けるようなショーケースを作ります。頑張りたいです。
 
【新人戦の反省…松下】
今までの自分は踊ってる時に表現力を付けたり、顔を上げたりすることが凄い苦手でした。でも、表現力付けたり、顔を上げたりすることで変わってくると思ったので、意識できるようにしたいです。
2先輩と一緒にやっていた時は部活をやっている時に無駄な時間が無かったし、きちんと進んでいたけど、自分達だけの時は進まない時があったりしたことがあったので、無くせるようにしたいです。
3先生や先輩がいない部活の時に集中できていない所があったりしたので、これからの課題は自分達しかいない部活の時に集中して出来るようになりたいです。
4まだまだ真似しないといけない所がたくさんあって自分達は自分達なりに必死になってやってきたけれども、他校はそれ以上にやっているんだろうなって思いました。
 
 

ダンス部通信80“黄金期、その新入生”(20190411)

新二年 室木
1工学院から今日までの自分を振り返って
工学院から新人戦までの間、詰めようと思えば基礎などキレが少しはマシになっていたのかなと思いました。
特に僕の振りのロックでは、一番基礎練をしていたというのに、シルエットの汚さが目立っていました。
そして力強さも欠けていて、本番は早取りさえも目立ったりしていました。
そこが詰めの甘さだと感じ、もっと練習量を増やすべきだと思いました。
 
2工学院から今日までの八潮高校ダンス部の練習を振り返って
改善点は、先生がいるかいないかで変わる態度だと思います。
成長点は、考えて物事を動かす人が多くなってきたことです。
良いところはもっと伸ばし、態度に関しては後輩も入ってきてマネしてしまうので直すべき。
良かったところ、成長できていたところは、まだ甘いですが、話が脱線してからが長く、それでも誰かが「やろう」と言ってくれていたことです。
振りに関して、多く作ってしまい、申し訳ないと思いましたが、逆に僕が作っても一切文句を言わないで付いてきてくれて、とても感謝しておりまっす!
 
4他校を見て感じたこと、真似をすべき所。
やはり上を行く高校は、皆が同じ形だし、同じタイミングで同じ強さで踊っていて、そこを真似するべきだと思いました。
あとキレが足りないので、そこもしっかり取り入れたいです。
三田高校はキレっキレからの優雅な感じの切り替わりがしっかりしていて、良いなと思った。
 
 
新三年 鈴木
1チームの反省。
個人の反省は質とかスキルは上がったものの、集中力の面では凄く欠けているなと思いました。
そこは必ず改善したい所です。
 
2個人的の反省
チームの反省は前回の大会よりは練習の質も良くなったし、皆のやる気が感じられたが、やはり集中力の面で言うと、物凄く欠けていて、その点、一年生は凄いと思いました。
 
3コンペティション他校を見ての感想。
他チームはスキルで勝負する学校と構成で勝負する学校があったが、やはり構成で勝負するになっても基礎は大事だから日頃からしっかり基礎はやった方が良いと思う。
個人的にはスキル一本の学校の方が好きです次こそは全国に行きたいです。
 
 
 
 
 
顧問より“新入部員を多く入れること(20190411)
我々、八潮高校ダンス部黄金期にとって2019年4月の目標は“新入部員を多く入れること”でした。
そこそこのスキル・表現力があったとしても、“人数による迫力”は理屈抜きで感動を与えます。
主体のジャンルとなるであろうロックは大人数になればなるほど良いです(ポップとかは少人数の方が映えますが…)。また、人数がいないと出来ない構成も多くあるため、ある程度の人数が我々のショーケースには必要でした。
しかし、この2年間は新入部員の勧誘に関して結構苦戦を強いられてきたと思っています。
2年前(現在の3年生)は6人、1年前(現在の2年生)は12人。
途中で辞めてしまう人も考慮に入れれば、20人以上は欲しい…と言うのが顧問としての本音でした。
そのためにやることが2つ。1つ目は知名度を上げること。2つ目は部の活動内容(場所とか時間)を知ってもらうことでした。
 
 
4月は新しいクラスや新しい時間割など、新生活が落ち着かない中で、新入生を獲得すべく、様々なミッションを部員達はこなしてきました。
入学式の勧誘、勧誘ポスターの作成と掲示、部活動紹介でのショーケースの準備、新歓春パの準備、仮入部生へのレッスン(朝も含む)、仮入部生へのラブレターなど…。
 
 
とても忙しかったと思います。
私も大忙しでした。
ダンスと直接関係のあることばかりではなかったけれど、やるべき時にやるべきことが出来るチームは、練習すべき時に練習のできるチームです。
目的に向かって、この作業を楽しめた人は、練習を楽しめる人です。
 
 
まして、我々の課題である“迫力不足”を補うためであるならば、練習によって増すキレよりも、人数によって増す迫力の方が遥かに近道だと感じていました。
 
 
 
 
皆さんの努力の結果、23人が新入生ながら、ダンススタジアム(最後の公式戦)に選手登録をしました。
ここからは“新入部員を鍛えること”を目標にしてダンス部が動きます。
 


 

ダンス部通信79“三か月前の話ですが…2”(20190402)

High school dance competition 新二年 磯
1工学院が終わってから今日までの自分を振り返って
工学院が全部自分達でやっていたから、コンペティションの練習の方がスムーズだったなと思いました。そして、客観的にショーケースを見たときをすごく考えているなと感じました。でも、集中が切れてしまう時や無駄な時間が、コンペの時は多かった気がします。
3他校を見て思ったこと
まず、何を伝えたいのかが、一番大切だなと思いました。それで表情も振りも曲も衣装も決まるというのを学びました。そして振りの前に構成を考えて、その構成にあった振りを考えるのが良いのかなと思いました。
4他校を見て感じたこと、真似をすべき所。
新入生が入ってくる年だから、交流を大切にしたいです。先輩後輩の心の距離はそのままダンスに出ると思うから、大切にしたいです。そして、後輩がショーケースに対して意見を出してくれるような部活にするのが目標です。
 
 
 
High school dance competition感想文 新三年 小林
1チームの反省。
お互いにアドバイスが言えるようになった。男子は男子、女子は女子と前まで少し分かれていたけれど、本音を言えるようになったと思う。だから部長の振りのあたりは結構揃っていたと思う。
2個人的の反省
全体的に出席が良くなったと思う。まだ朝練等では自分も休んでしまったので、完璧とまではいかないけれど、出席が一番の課題だったYDCにとっては大きな変化だと思う。引っ張ってくれたしっかり者の一年生(現:2年生)に感謝!!
3コンペティション他校を見ての感想。
自分達が見習いたいのは表情のつけ方と、止める所は止めるという事。表情は、全員最初の所では余裕もあるし、出来ているけれど自分を含め、ラスユニではいっぱいいっぱいだった。
4次年度の部活に対しての目標。
まずは部員を増やす。そして全員毎日出席を目指す。新3年生の基礎練をしっかりする所と新2年生の発想力などの良い所を寄せ集めたような部活にしたい!!
 
 
 
顧問より“三か月前の話ですが…2
4月2日、江戸川区立葛西第三中との合同練習を行いました。
私には元々ダンス仲間だった人でダンス部顧問をしている人が3人います。
1人は神奈川県立高校で子育てをしながらダンス部顧問も務めている国語の後輩。
1人は大阪府立の高校で現世代最強のダンス部顧問である数学の同期。
そしてもう1人が、昨年、公立中学校ながらもダンス部で全国3位をとった中学校の数学の先輩です。
今回、カルッツ川崎での優勝をダンス仲間に報告した際、葛西第三中で顧問を務める先輩と連絡を取り合い、合同練習を行うこととなりました。
 
 
これまで強豪校や実力校との合同練習は経験してきましたが、“中学生”という異校種との合同練習は初めてで、とても新鮮に思えました。
礼儀やマナーなどに関しては、年下ながらとても参考になる部分がありましたね。と言うよりは、彼らを見守る大人たちの指導の賜物だと思いました。
人の話を聞く際の姿勢、剣道場への入退室時の挨拶、時間とルールの遵守、スマホの取り扱い、目上の方に対する敬語、挨拶、返事、大人にとって当たり前と思うことが当たり前に出来るのは、それを当たり前として指導なさっている大人達のおかげだと思いました。
私だって、礼儀・マナーを大切にしているつもりだし、この2年間ほぼ毎日気にしているところですが、やっぱり今でも八潮高校の礼儀やマナーの至らなさに関してはビックリさせられることがとても多いです。
基本的に礼儀やマナーは君たちが嫌いな“面倒な動作”ではあるけれど、しっかりと“癖”を身に付ければ、誰だって、いつだって、どこだって、出来る動作です。
心の底では、目上の人を尊敬する気持ちや、相手を思いやる気持ちを持っているだけに、それを“礼儀・マナー”という形で表現しないせいで、誤解されることがあったのではないでしょうか。
もしかすると、君たちは知らず知らずのうちに損をしてきたのかもしれません。
そんな経験を、ダンス部でも、この先の人生でもして欲しくないと改めて思いました。
 
 
練習時間は約4時間近くにも及びました。柔軟(八潮高校)、アイソレと基礎練(葛西第三中)、ソウルレッスン(葛西第三中鹿島先生)、八潮の基礎練とシフトと振り入れ(八潮高校)を行いました。最後にはショーケースの見せ合いも行いました。
長時間の練習は中学生にとって、とても大変だったように見えました。
普段とは違う場所で、普段とは違う人と、普段とは違う練習を、普段よりも長い練習時間かけて行うことは、精神的にも体力的にも大きな負担です。この点においては全国3位の中学生に比べて、君たちは何倍も強く逞しく見えました。
 
 
鹿島先生は私にロックを教えてくれたダンサーの一人です。
まだ、ダンスを始めて間もない頃に、高円寺のスタジオで深夜練を行い、一晩中バトルをしてくれたのを今でも覚えています。
あの日、バトル後にくれたロックダンスで大事な“守・破・離”という言葉は今でも私のダンスに生きています。
その鹿島先生が八潮高校ダンス部にストリートダンスの基礎ともいうべき“ソウル”を教えてくれました。
ソウルはジャズを除けば一番古い歴史を持つと同時に、ストリートダンスが持つ普遍的な要素や動きの元が秘められたジャンルです。
このジャンルは、オールドスクール(ブレイク・ポップ・ロック)、ミドルスクール(ミドルヒップホップとか色々…)、ニュースクール(ハウスとかニューヒップとか色々…)すべてのジャンルにつながっています。
このジャンルを学んだ人は全員が口を揃えて言います。
「ソウルを学んでから、○○のジャンルがうまくなった…。」
 
 
鹿島先生は、私よりも長い間、ダンスと音楽に向き合ってきた人です。
音を無視してキレと迫力だけを追い求めていた私とは違い、音楽とは何か、ダンスとは何か、をしっかりと考えてきた人です。
鹿島先生が発する一言一言にダンスを理解するためのヒントがありました。
鹿島先生がレクチャーする動きの一つ一つに、全てのジャンルに通じる音の乗り方がありました。
 
その一方で、もう一人、学ぶべき人が皆さんの後ろにいたことに気づいたでしょうか。
我が八潮高校ダンス部の副顧問の先生です。
養護教諭も務める副顧問の先生は、実際にクラブで黒人を相手にダンスをしていた人です。僕や鹿島先生が知識でしか知らない伝説的なTV番組“ソウルトレイン”をリアルで経験してきた人です。
鹿島先生が皆の前で知識から遡って再現していることを、実際にリアルに体験してきた人です。
皆さんが初めて見る動きに苦戦している中、水を得た魚のように気持ちよさそうに音に乗っていました。
 
皆さんは、“出来ないこと”を“恥ずかしいこと”として捉えてしまい、動きが小さくなりがちです。
部活動でやっていることだし、全国も目指しているので、仕方ないことなのかもしれません。
でもダンスにおいて一番に大事なことは“気持ち良く音に乗ってみる”と言うことであって、出来る出来ないは関係なく、縮こまる必要なんて何もないのかも知れません。
 
ダンス部を引退した後も、色んなダンスの楽しみ方ができるよう、気持ちよく音に乗る。
そしてその手段のソウルを鹿島先生や田中先生から皆にも学んでほしいなと思いました。


 

ダンス部通信78“三か月前の話ですが…”(20190329)

新人戦 新二年 孫
1工学院が終わってから今日までの自分を振り返って
今までの練習は楽しかった。疲れる時もあるけれど、楽しい時が多かった。新しいダンスに挑戦しても良いと思いました。
2工学院が終わってから今日までの八潮高校ダンス部の練習を振り返って
 練習はすごく楽しかった。毎日笑う声があった。練習の時に疲れる時もありました。その時に自分は、カウントを言う声が小さくなります。もっと大きな声でカウントを言いたい。
3一年生の体制で行っていた部活に対して思ったこと
先輩達(2年)がいない時に自分達はやることを決め、自分達がもっと練習で必要なことをする。一日練習の時もやる気がない時がある。自分達だけの時も時間とやることを決めてから練習した方が良いと思いました。
4他校を見て感じたこと、真似をすべき所。
他校を見て、揃えている感じがある。振りの力を強くすることができる。振りと振りの位置の移動も揃えている。駒澤大学高等学校は音を取って振りの変化が多い。動きも大きく出来る振りがある。
 
 
 
High school dance competition感想文 新三年 松
1チームの反省。
学年で分かれて部活を運営し、グダってしまったところとか、あと単純に人が揃わなかった(自分も含めて)、カルッツ川崎で賞を取ってから少し間が相手気が抜けていた。
2個人的の反省
工学院が終わって自身でスキルアップを図ったのですが、努力が足りなくて、全然上手くなりませんでした。練習に対して考えながら行っているかなど、モチベーションが下がった時にどうしたら良いかもっと考えて行っていきたいです。
3コンペティション他校を見ての感想。
やはり表情が付いていたのと止める所は止める、キレがあって良かったです。しかし、やっていることは八潮の方が上なのでムラなどを無くしていきたいと思いました。
4次年度の部活に対しての目標。
三年生にとっては、今年で最後で更に進路に向けて、それぞれやることもある中で、僕は更なるスキルアップと遅刻をしないことを目標に頑張りたいです。
 
 
 
 
顧問より“三年前の話ですが…”
都立世田谷総合高校との合同練習を行いました。
高野連や高文連みたいに、本命の大会運営組織がない高校ダンス部の活動において、“全国”と言う名のつく大会はたくさんあります。
それこそビデオ審査だけで、“全国”と名のつくステージに立てる大会もあります。
大会規模や採点方法が様々であるため、大会によって勝ち方もショーケースの作り方も様々です。
そのため、学校によっては大会を絞ることで指導方針や活動内容を絞っている学校もあります。
都立世田谷総合高校はダンスドリルと言う審査基準が細かいタイプのダンスコンテストでの“全国常連”です。
主顧問が変わった今もダンスドリルの全国予選において、強豪としての威厳をショーケースで見せており、毎回のように全国出場を果たしています。
部活組織として、しっかりした形が出来ているので、基本的なことが高いレベルで揃うチーム…。
まさに八潮高校に足りない“ルールや時間を守る意識”、“組織を守る意識”がショーケースの質を高めているお手本の高校です。
大会によって勝ち方、ショーケースの作り方は変えるべきですが、どの大会でも、どんなショーケースを作るにしても、大前提として、“ルールや時間を守る意識”“組織を守る意識”が八潮高校には絶対的に足りていません。
そこを学びにいくつもりで合同練習を申し込みました。
 
 
前半は世田谷総合高校のウォーミングアップ・基礎練を体験し、後半は八潮高校の部長がレクチャーして、ウィッチウェイ・シフト・ウォーク・直近のロックネタの振り入れをしました。
最後にお互いのショーケースを見せ合い、ミーティングをして、終了しました。
私は2年前にも、世田谷総合高校と合同練習をしたことがありました。
しかし、2年前とは違ったチームの雰囲気を今回の合同練習で感じました。
“強豪校としての威厳”と言うよりは、“チャレンジャーとしての覚悟”に近いものだったと思います。
現状維持に躍起になるのではなくて、新しいやり方を見つけようと粘り強く試行錯誤しているようにも見えました。
練習中の生徒の様子、顧問の先生の話から、強豪校としての苦労が垣間見えた気がしました。
部員数確保の難しさ、部員達の意識の変化、経験者の部活離れ、スクールダンサーとのスキル差の拡大、新しい強豪校の台頭、主顧問の交代、学校内におけるダンス部の位置づけの変化…。
世田谷総合高校に限らず、高校ダンス部を取り巻く環境は目まぐるしく変わっています。
環境が変わるのであれば、部活組織の作り方だって変えるべきなのかもしれません。
ここ数年で、大会において結果を出す高校の質、ショーケースの質が変わってきていることに気付いているのは、私だけではないはずです。
強豪校にとっては、目まぐるしく環境が変化する中で、やり方を模索し続けることが大切なのかもしれませんね。
ダンスドリル全国常連としての位置づけ、時代や環境の変化に合わせた新しい組織作り、それらを覚悟した上で、顧問を引き受けている若い先生に“強豪校としての威厳”を感じとることが出来たし、同時に“レジェンドたる主顧問の世代交代”を通じて、都立高校のダンス部が共通して抱える課題や苦労を再確認することも出来ました。
 
 
私は“都立八潮高校ダンス部を全国屈指の強豪校にしよう”という意思で、ここまでダンス部通信を書いてきました。
実際、この2年間で都立八潮高校ダンス部は確実に強豪校に近づいてきたと思います。
でも私は実際に強豪校になった後に待ち受ける変化と課題に向き合う覚悟をしていなかったなぁ…と気づかされました。
逆に言えば、この覚悟が私にあれば、都立八潮高校ダンス部は強豪校になれるのかもしれませんね。

 

ダンス部通信77“半年前の話ですが…3”(20190326)

新人戦 新二年 木
1工学院が終わってから今日までの自分を振り返って
工学院では少しだけど振りを考える立場だったから、先輩や先生が毎回どれだけ悩んでいるのかすごくわかりました。でも今回の新人戦では、振りや立ち位置を任せっきりにしてしまっている部分があったかなと思います。でもそこで関われなかった分、衣装決めの声掛けなど努力しようという気持ちを持てました。
2工学院が終わってから今日までの八潮高校ダンス部の練習を振り返って
 新人戦の練習で、一年生は先生や先輩がいないと部活の進みがとても悪くなってしまうのを実感しました。返事やカウントを言うのを意識するようにはなったけれど、自分達で部活を運営出来なくてはダメだなと思いました。あと仲良しこよしだけの部活じゃダメだというのもわかりました。
3一年生の体制で行っていた部活に対して思ったこと
 時間がないって口で言っていても行動では、部活を動かしている側の力になろうとしていないなというのがありました。そして今回のショーケースは一人への荷が重すぎたのかなと思います。だから、私は罪悪感を感じてしまったし、任せっきりにしてしまった部分もあります。ショーケースを作る人は人数が少ない方が良いのは分かるけど、もっと相談しながら出来たり、考える人が増やせたら良いなと思いました。
4他校を見て感じたこと、真似をすべき所。
駒澤高校や東大和高校のキレとか音ハメ、ユニゾンの揃い具合が凄いなと思った。大和南高校?ロックの学校があって、私達より全然揃っていて、それは基礎の形が皆同じでした。だから誰かの形に合わせる必要があるかなと思いました。
 
 
High school dance competition感想文 新三年 岩
1工学院が終わってからコンペティションまでのチームに対する反省。
遅刻や欠席などが少しあり、人数が揃わず、振り入れや通しの練習が少し遅くなってしまったことです。カルッツが終わってから時間は無かったが、直すところを直せて良かった。
3コンペティション他校を見ての感想。
コンペティションで他校を見て、選ばれる高校はとにかく表情が凄く良くて、見てる方も楽しかった。
4次年度の部活に対しての目標。
あと少しで引退なので、部活を辞めず充実した生活を送っていきたい。
 
 
顧問より“半年前の話ですが…3
2019年、都立八潮高校ダンス部は高校のダンス部コンテストで最も規模の大きな大会。“ダンススタジアム”の新人戦部門にて、特別賞を受賞しました。高校ダンス部と関わりのない人にとって、この大会での受賞にどれほどの意味があるのか分からない人がほとんどだと思います。私にとってはこの先ダンス部顧問として経験していく中で、一生忘れられない財産になったと言えるくらいの偉業です。
 
私にとっては、特別賞を受賞したことよりも、顧問について約2年という節目の大会で、ここまで成長したダンス部を目の当たりにすることが出来たことが、何よりも嬉しく感じました。
 
最初、“テーマを明確にしてショーケースを作りたい”と聞いた時は、“やれるもんなら、やってみろ”という思いでした。テーマを意識したショーケースを作るためには、越えられていない課題がたくさんあったからです。
 
リズムが取れないこと。キレがないこと。動きが小さいこと。
一言でまとめるなら、スキルが足りないこと。
それよりも一番に感じていたのは、アイディアをダンスに生かす経験、モチベーションを維持する経験、練習やショーケースについて考える経験が圧倒的に少なかったこと。
 
正直言えば、ダンススタジアムにおいてテーマを重視することの大切さを、私は君たちよりも知っていました。顧問として参加した高校ダンス部のコンテストで、君たちの数倍、数十倍、負ける経験をしてきたからです。同様に、テーマとらわれる危険性も、私は君たちよりも知っていました。テーマで勝つ高校の数倍、数十倍、テーマで負ける高校を見てきたからです。テーマにこだわりすぎると、リズムやキレやジャンルを失う危険性がありました。
“練習で培ったスキルを失うショーケースを最早それはダンスとは呼べない…”そんなショーケースを作るくらいなら、しっかりダンスを経験して、スキルを高めて、“ダンス”の枠組みで勝負すべきと言う気持ちがありました。“顧問の私だって、経験者の私だって、テーマで勝負できるのなら、やりたい”それが1月に話し合っていた時の本心だったと思います。
 
今振り返っても思います。コンペティションが終わってからの君たちは“見事”という他ありませんでした。自分達で曲を探し、自分達で振りを作り、自分達で練習内容、練習日程を考えました。出来上がったショーケースを自分達で何度も何度も推敲しました。振りに納得のいかない部員に練習を中断し、全員が納得いくまで話し合うこともありました。一日として退化する日はありませんでした。どんな時であれ、一時間前よりも一時間後の方がチームとして強くなっていく。まるでゲームや漫画の世界のようでした。
 
誰が何と言おうと、君たちは関東最強の成長をしていました。だから特別賞に対して胸を張って良いと思います。その一方で、私が感じていた課題も完全に解決したわけではありません。我々の上には約8校の強豪校がいて、特に優勝校に至ってはリズム・キレ・動きの大きさ…、スキルの全てが我々を上回っていたように感じます。最後に、ミーティングでは悔し泣きをしている人がいました。その涙に今後の可能性を感じ取り、始まった“八潮黄金期”を見守ることにしました。
 
 

ダンス部通信76“半年前の話ですが…2”(20190316)

High school dance competition 新二年 角
1工学院が終わってから今日までの自分を振り返って
私は途中から参加することになって不安だったけど、優しく受け入れて下さって、とてもやり易かったです。動画で撮ってテレビで確認して改善点を皆で話し合ったりする場面があったので、良いなと思いました。
2工学院が終わってから今日までの八潮高校ダンス部の練習を振り返って
 テーマと振りが合っていなかったり、衣装が合っていなかったりしていた学校があって、「ん?」ってなったりし、テーマが分かっても技のスキルが無いとダメだなってやっと分かった気がします。
3一年生の体制で行っていた部活に対して思ったこと
 凄くレベルが高いなと思いました。振りや構成も凄かったけれど、その振りが映えるような衣装を着ている学校があったので凄い綺麗だったし、小道具を使っていた学校もあって今でも印象に残っているので、そういうところもこだわってみたいなと思った。
4他校を見て感じたこと、真似をすべき所。
今まで大会や合同練習をしてきて、人数大事だなと思うことが多かったので、春公演で良いショーケースを作って部活体験にもたくさんダンス部を宣伝して、新一年生に少しでも良かったと思ってもらえるように、積極的に話しかけて先輩方に任せっきりにしないで、自分達でも良い部活にして、ダンス部にたくさん入って来てもらえるようにしたい。
 
 
High school dance competition感想文 新三年 生徒会長
1工学院が終わってからコンペティションまでのチームに対する反省。
一年生と二年生で別々の練習でしたが、コンペティションチームの方は、南北ダンス合戦から位置入れをし、振りの完成度もスムーズに上げることが出来たので良かったです。一年生は、先生や先輩がいない中、しっかり振り入れをして、誰かが中心人物となって動いていたので、チームとして素晴らしいなと思いました。
2工学院が終わってからコンペティションまでのチームに対する反省。
コンペティションはテスト後すぐにありましたが、テスト中にもう少し話し合いが出来たら立ち位置を入れるのもスムーズになっていたと思います。ただ今までで一番反省点が少ないショーケースだと思いました。
3コンペティション他校を見ての感想。
今まで出た大会の中で一番レベルが高いと思いました。表情は当たり前のようについていて、ダンスとしての完成度もとても高かったです。八潮も、表情にはこだわりたいと思いました。
4次年度の部活に対しての目標。
引退までもう少し。僕は新たに入ってきた一年生に今出来ることを最大限に教え、育てたいなと思いました。ダンス部といえば八潮、八潮と言えばダンス部と思われるような学校にしたい。そのために自分に出来ることは何だってしたいです。黄金期を永遠に続けることが目標であり、課題だと思います。
 
 
顧問より“半年前の話ですが…2
3月16日High school dance competitionに初出場をしました。
この大会は予選を通過すれば、dance@liveに出場する権利を得られます。
ストリートダンスにどっぷり漬かった人ならば、dance delightとdance@liveは夢であり、憧れのステージです。
そして私達が大事にしてきたストリートダンスの極みを自分の生徒達に直接、触れてほしいと言う気持ちもあり、初参戦した大会でした。
 
 
結論から言えば、我々は予選落ちです。採点表をもらいましたが、箸にも棒にも掛からない点数だったかもしれません。
しかし、私はこの日、ダンス部顧問生活6年間で一番と言っていい程、モヤモヤが吹き飛ぶ思いがしました。少なくとも大会に出て、一番納得のいく大会。痛快な大会でした。
 
大学生の時にダンスで一番苦労したのが、チーム内での“場所と時間の確保”でした。
正直言えば、教員になった6年前は“指導者の少ない高校ダンス部において、学校が部活として場所と時間の確保をしてくれるのであれば、指導者がいる自分が赴任した学校は絶対に勝てる”と生意気な考えを持っていました(実際私の実力では生徒のスキルを伸ばすにも、質の高いショーケースを作るのにも限界があったのですが…)。
しかし、実際に高校のダンス部で行われるコンテストは、ストリートを経験した人がジャッジに入ることが少なく、ストリートの観点で審査をされることが少なく、“HIPHOP”と名前がつくにも関わらず、それが大きな大会規模にも関わらず、“創作ダンス”の観点、“何を表しているか”の観点、“形が揃っているか”の観点で採点されることばかりで、“HIPHOPって一体何だっけ?”と五里霧中になることばかりでした。
 
もしかしたら似たような戸惑いを抱えている“コア”な顧問の先生がいるかもしれませんね。
とにかく私はこの6年間、大会の引率に行く度に、結果が出ても、出なくても、審査方法自体や審査員自体にモヤモヤを抱えていました。
だからと言って、ジャッジや審査方法に迎合するようなダンスはしたくなくって、させたくなくって、“テーマはやらん”と意固地になることもありました。
大会の後は“顧問として部員達のどこの部分をどのように評価出来るかどうか、どのように認めてあげられるかどうか…”をいつも考えて、部員だけでなく自分自身を納得させていました。
 
今大会、High school dance competitionはそれまでに参加してきたコンテストで溜めてきた6年分のモヤモヤが跡形もなく消え去るような、ハイなスキル、ディープなグルーヴ、ドープなhiphopがありました。
私が生徒に学んで欲しい“dance”がそこにはありました。
他にないジャンルで勝負したり、ヒットの強さでごり押ししたり、テーマを持たせたり…、まさに型にとらわれず自分のやり方で音を表現する“hiphopの原点”がそこにはありました。
“こんな高校生になって欲しい…”、“こんなチームになって欲しい…”、そう思わせるダンサー・チームがゴロゴロいました。“こんなコンテストで評価されてほしい…”、“こんな人達に認めてほしい…”そう思わせる審査と審査員でした。
 
2年間とはいえ、半信半疑の練習でしか積み重ねていない我々だから、今回は勝てなかったけれども、私達の目指す戦い方(テーマは二の次で、スキルで勝負する戦い方)が充分土俵に乗れる大会だと感じました。
しかもこの大会がdance@liveのステージにつながっている…。
これほど自分達がしていたこと、これからすることを肯定する大会は他にありません。
これほど自分達の半信半疑を払拭してくれる大会は他にありません。
そう考えるだけで、ぼろ負けなのに今までで一番ワクワクしました。
我々のこれまでと、これからに価値をもたらしてくれた大会High school dance competition東日本大会でした。
 

 

ダンス部通信75“一期一会”(20190216)

新人戦感想文 新二年 節
1工学院が終わってから今日までの自分を振り返って
工学院が終わってから今日まで自分を振り返ってみて、基礎が体にしみついていないのと、詰めが甘いなと思いました。これからの基礎練では、もっと自分に厳しくいきたいなと思いました。
2工学院が終わってから今日までの八潮高校ダンス部の練習を振り返って
 工学院が終わって今日までのダンス部を振り返って、二年生はコンペティションに向けて、一年生は新人戦に向けて練習して、一年生は先生がいない時の時間の使い方が良くないなって思いました。もう少し時間の使い方を考えたいなと思いました。
3一年生の体制で行っていた部活に対して思ったこと
 私は一年生全員に感謝しています。皆が皆衣装の話し合いに参加してくれて、振りを考えたのは数名だけど、「○○の部分こうした方がいいんじゃない?」など、色んな意見を言ってくれたおかげでこんなにも良いショーケースが作れたんだなと思いました。なので私は一年生全員に感謝しています。
4他校を見て感じたこと、真似をすべき所。
優勝校(駒澤大学高等学校)の演技を生で見て、同い年なのにしっかりとヒットを打っていて、すごく基礎が体に染みついているなと思いました。構成も他にはないくらいすごく良い構成で見ていて飽きませんでした。
 
 
High school dance competition感想文 新三年 原
1工学院が終わってからコンペティションまでのチームに対する反省。
全員が揃っての練習が朝しかないのにもかかわらず、全員が揃うことが出来たのが少なかったので、そこが反省点です。でも、皆で協力して、新しい立ち位置などを作ったのが良かったと思います。
2工学院が終わってからコンペティションまでのチームに対する反省。
朝起きれず、朝練に行くことが出来なくて、二年生や、新人戦の練習で疲れている一年生にも迷惑をかけてしまったことが反省点です。三年生になるし、一年生も入ってくるのでいい加減直したいです。
3コンペティション他校を見ての感想。
とてもすごいところがいっぱいあったなぁと思いました。でもロックをやっていた高校があったけれど八潮が一番だなと思いました。初めての賞が一番なのは嬉しいだろうなと思いました。
4次年度の部活に対しての目標。
新一年生が入ってくるので、ちゃんと指導が出来る人になりたい。そのためには、まず指導しても良いくらい、ちゃんと部活に参加して、遅刻・欠席などを無くしたいです。
 
顧問より“半年前の話ですが…”
2月16日カルッツ川崎南北ダンス合戦において高校生部門での初優勝を飾りました。
 
この日までの約2年間、やってきたこと、やっていることに対して半信半疑だった部員も多かったと思います。
私は誰が何と言おうとも、君達がやってきたことに対して、疑いもなく肯定できるけれど、私以外に評価されない君達はとても心細かったと思うし、不安だったと思います。
それをこの日、世界的なダンサー達に評価してもらえたことは大きな自信につながったのではないでしょうか。
それも初心者ではなくて、ダンスを突き詰めたエキスパートに“間違っていなかった”と言ってもらえたことには、この先のダンスにおいても大きな財産になるはずです。
 
大会後、kentoさんから講評をもらった時には、これからのダンスの流れ、今現在の高校生ダンス部の流れを“マス”と“コア”の観点から我々がどう進んできたのか、我々がどう進むべきなのかを分かりやすい説明で教えてもらいました。
私たちは、これまで“ストリート”の流れを踏まえた上で、近道をせずに地道に歩んで来たつもりです。
やっぱり半信半疑の人もいたし、自分もチームも信じられない人もいたから、練習の参加人数や基礎練や反復練習のモチベーションもまだまだだけれども、それでも他チームとは違った方向性で進んでくることが出来ました。
正直言って、時代の流れに乗って“マス”な観点で“テーマ”を表現していく方向に進むべきなのか、それともこれまで通り“コア”な観点で、“グルーヴ”を磨いていくべきなのか、まだ私にもわかりません。
しかし、これまでやってきたこと、これからやること、どの方向に進んでもきっと君達を肯定してくれるのは私だけじゃない。そんな出会いがあることを教えてくれる大会でした。


 

ダンス部通信(号外)“ダンススタジアム初受賞”(20190326)

川崎とどろきアリーナで行われた“ダンススタジアム新人戦 東日本大会”にてビッグスマイル賞なる“特別賞”を受賞しました。大会に向けての様子はまたダンス部通信を通じてお知らせします。とりあえず高校ダンス部の大会において、もっとも大きな規模を誇るコンテストで特別賞を受賞できたことはこれまでの取り組みが間違いでなかったことを充分過ぎるほどに証明していると思います。
 
練習風景
 
陽気な○○さん。
 
衣装
 
まるでフィギュアですね。衣装に関しては、直前でも課題が見られました。 やっぱりキラキラした素材はマストだったなと思います。
 
ちょい休憩
 
本番・ラスユニの様子
 
受賞

なんか特別賞の景品を色々ともらえるらしいです。
 
港北高校とのW受賞

港北高校も特別賞を受賞していました。

 
 

ダンス部通信(号外)“初優勝”(20190216)

カルッツ川崎で行われた南北ダンス合戦における高校生ダンスコンテストにて“初・優勝”しました。大会に向けての様子はまたダンス部通信を通じてお知らせします。これまでの2年間を日本を代表するダンサーに認めてもらいました。
 
部活動通信73
前日での場当たりを確認。
 
部活動通信73
練習後。準備が安心させてくれました。
 
部活動通信73
本番・ラスユニの様子
 
部活動通信73
結構立派なトロフィーをもらいました。
 
部活動通信73
今日は“チャンピオン”、明日からまた“チャレンジャー”
 
部活動通信73
早速、良く登校日には自主的に朝練をしています。
次はもっと大きな大会です。予選を突破して、全ダンサーが憧れるイベント“Dance@live”のステージに立ちましょう。
  
 

ダンス部通信74“新時代の開拓者達”(20190120)

顧問より“新時代の開拓者達”

昨年のダンススタジアム新人戦。大会前にマークされた並み居る強豪校、伝統校を押しのけて、初出場ながら“優秀賞”を受賞したダークホース、神奈川県立港北高校ダンス部。夏のダンススタジアムでも同じく、強豪校や伝統校とは異なるグルーヴ感、疾走感、チームワークを見せつけるショーケースでした。テーマが必須の審査項目にあるダンススタジアムにおいて、小手先のテーマでジャッジに迎合するような姿勢は一切なく、自分達のやり方で“カッコよさ”、“新しさ”を追い求める姿勢に私は胸が打たれ、私から声を掛けたのが最初のきっかけです。外部の大会に出場するようになったのは、一年前からだそうです。高校ダンス部で最も規模の大きなコンテストにおける鮮烈的なデビューから、約一年間…。神奈川県の公立高校では平沼、川和、百合丘、川崎北に並ぶ程の注目チームと思っています。この飛ぶ鳥を落とす勢いの神奈川県立港北高校ダンス部と1月20日、合同練習をしてきました。

8時に横浜市、東横線の大倉山駅に集合し、8時半には港北高校に到着しました。打ち合わせや着替え等を含めて準備をし、実際に練習が始まったのは9時頃から。最初の1時間は港北高校の基礎練習と簡単なコンビネーションを八潮高校が体験し、10時からは八潮高校の基礎技と振りを港北高校に体験してもらいました。11時からの1時間は港北高校vs八潮高校でのフリースタイルバトル、休憩と昼食交流会を挟んで、12時半に合同のミーティングで終わりました。

私はHiphopで“サウス”と言うジャンルを見るのも、聞くのも、体験するのも初めてでした。上半身と下半身のリズムの取り方が独特であり、基礎的なアイソレが出来ていない人には動きが小さく見えてしまったりするジャンルに感じました。それ以上に、私はこの新しいジャンルを教える男子部員のダンスに対する勉強量と熱意とカリスマ性に新時代を予感しました。また、紅一点の男子部員と新規開拓のジャンルを受け入れ、信頼する女子部員達の器の大きさ、話を聞く際の素直さ、人に対する謙虚さは、強豪校の部活に共通する謙虚な姿勢そのものでした。新しいジャンルをキチンと表現出来ているのは、あの女子部員達が繰り返し練習を厭わずに、しっかりと積み重ねたからです。平沼、川和などのテーマ派のダンス部とは違う形で強豪校としての新時代を開拓している学校だと思いました。
 
部活動通信73

港北高校が成功出来た理由は3つの出会いがあったからかなと思いました。絶対的なエース。部活として、人としての礼儀・マナーを守る女子部員。最後に部活を多角的に支援してくれる顧問。これらのどれが欠けても港北高校の一年間の急成長はなかったのかなと思いました。

信頼し合えるチームメイトに恵まれず、“あのセンターの子だけ上手い”みたいな高校は、結構あります。逆に“表面上の仲の良さ”だけを意識して、思っていること、やるべきこと、言うべきことを誰も切り出せずに、低レベルで揃っているだけの高校はもっとあります。最後に、どんなに素晴らしいエースがいて、受け入れるチームが出来ていたとしても、舞台の機会に恵まれないダンス部は、それ以上に沢山あります。絶対的なエースと信頼し合えるチームメイトが出会うタイミング(50期?)で、面倒見の良い先生が顧問を引き受けていたことは、港北高校ダンス部にとって幸運なことだったのかもしれません。

顧問の先生に関して言えば、高校生にとってはどうにもしがたい部分であると同時に、実感しがたい部分かも知れません。特に高校ダンス部の活動は高校野球や高校サッカーとは少し違い、大きな協会がありません。そのため、必ず出なくてはならない大会なんてないし、必ずしなくてはならない練習だってないし、必ずしも立たなくてはならない舞台もありません。指導者は必要ありません。それにもかかわらず部員数はどの学校でも1,2を争うほど多く、問題行動や部員同士の衝突も度々起こります。

高校教師は教科の専門家です。高校教員にとって、ダンス部顧問の仕事は“しなくても良い仕事”であり、“出来ることなら避けたい仕事”かも知れません(私からすれば勿体ない話ですが…)。ダンスが好きなはずの私ですら、“顧問”としてのダンスは精神的な負担が大きすぎて、“心が折れそうだなぁ…”と感じる時があります(その5倍は教育職員としての働き甲斐と生徒達にとっての生き甲斐を感じるけれど…)。

もし、この記事を読んでいる人がいるとすれば、私は全員に伝えたいです。どんな学校でも、どんな先生でも、どんな部活でも“顧問の先生”を引き受けてくれている時点で、名前がある時点で、その先生は立派な人であり、感謝すべき人であり、尊敬すべき人であり、偉大な人です。部の実績、指導、面倒見、引率の有無は全く関係ありません。どんなに素晴らしいチームでも、そこに顧問の名前があるからこそ、生徒が輝けるのかもしれません。高校教師と言う教科の職人が、教科とは関係ない部分で“仕事”と“責任”を引き受けて、高校生を大きく成長させている。そのことに、どの学校も、どの高校生も、どの社会も、どの人も、もっと気付くべきだと思う。部活に限ったことではないかもしれないけれど…。
 
部活動通信73

港北高校の先生から、普段の活動の様子、練習内容、大会に向けての練習計画、進路との関わり、60人近くいる部員達へ思っていること…色々な話を聞きました。どの話題にも港北高校ダンス部への愛が溢れていて、私は高校生でもないのに、港北高校ダンス部員が羨ましくなりました。もしかすると、港北高校のエースのsouthを見た時よりも、女子部員達の表情豊かなショーケースを見た時よりも、憧れる気持ちを感じたかもしれません。

話は逸れてしまいましたが、帰りがけに部員がこんなことを言っていました。「受け入れてくれるチームメイト?面倒見の良い顧問?…ウチ(八潮)も同じじゃね?」
…確かにそうかもしれません。港北に負けないスキルを持つエースの存在、部活としてのまとまりを作ろうとする部員、誰も読んでいないであろう部活通信をこんなにも長々と書く顧問。この3者3様の出会いが、港北高校と同じく“新時代の開拓者達”になるべく、八潮高校ダンス部はdance competitionに初挑戦します。
 
部活動通信73
 

ボートレース・工学院コンテストまでの反省文(1年木)

(1) 顧問抜きでの部活に対して
顧問がいないことに対して気を抜いていた人、いないからこそ頑張ろうとしていた人の差があったと思いました。また、自分も含め、もう少しでも早く危機感を持てたら良かったと思いました。
(2) ショーケースの感想
今回のショーケースは前回のショーケースと似て、曲に入っている楽器の音に合わせて動いたり、ポーズをとったりしました。構成や振りなど、ギリギリに決まった所がいくつもあり、正直、振りを間違えないかなど、不安でした。でも変えるごとにどんどんよくなっていって、観客、観ている人に対して飽きさせず、皆で楽しめたことが良かったと思います。
(3) 自分の反省
もっと躍り込んでおけば良かったと反省しました。躍り込めば、身体に染みつき、振りを忘れたり、間違えたり戸惑う事もずっと少なかったと思います。また、自分で決めたこと、課題をまだ達成できてない部分があることが、自分に対しての反省点です。
(4) 部活の目標
今年は新人戦があったり、学年が変わり、新たな一年生が入ってきます。前の自分と比べた今の自分は部活に対して手を抜いてきている感じがします。出来ないなら、出来るまで何度もやったりと新たなことにも挑戦して、これからも成長していけたらと思いました。
 
部活動通信73
 

ートレース・工学院コンテストまでの反省文(2年鈴)

(1) 顧問抜きでの部活に対して
良くなったことは、自分達で考えるようになったことです。悪かった所は、皆ではなく、この後何をする。どんな練習をしないといけないなどの予定を立てる人が決まっていた。
(2) ショーケースの感想
今回のショーケースは人によりけりだと思うが質は高かったと思ったけれど、自分達で作るっていう大変さを知れたから次につながる土台にはなったのではないかと思った。
(3) 自分の反省
自分に対する反省はもっと効率の良い練習法を考えられたなって振り返れば、そう思います。そして教えることを妥協したことです。
(4) 部活の目標
2019年の目標は、基本的な技だったり、計画だったり、色々立てて良い結果を残せるように、残せなくても次につながるような部活にしたい。

 

ダンス部通信73“考える”(20190114)

顧問より“考える”

工学院コンテストに出場しました。前日にはボートレースで他のチームにもらったアドバイス、反省を生かすため、前日も練習を行いました。最初の4×8を最高のモノにすべく、1時間半の時間をかけて試行錯誤しました。

終わってみれば、他に詰めるべき所もあり、練習後の反省会では“ちゃんと事前に決めて置けばよかった。”とか、“イントロに時間をかけ過ぎた”とか、“通しの練習が少なすぎた”と言う言葉もありました。今までの練習において時間の使い方を意識できていなかったことが原因であるとともに、気付けたことが一つの成長点だなと思いながら眺めていました。

時間も集中力も無限にあるわけではありません。少しでも集中力を維持するために、練習内容の切り替えがとても重要です。
だから頭から順番に直すべき個所を考えるのではなく、まず“通す”。次に通した動画全体を“見る”。そこで、完成度の一番低い所を“直す”。直した箇所を徹底的に“繰り返す”。そしてまた“通す”…。集中力はチームや学校によりけりですが、少なくとも、この代の八潮高校での経験では、1つ通しては2,3つ通すぐらいが一番集中力を保てる気がしています。
特に“通しの回数”はとても重要で、通せば通す程、考えなくても身体が勝手に動いてくれるようになり、表情を付ける余裕が生まれたり、アピールする余裕が生まれます。

本番当日には朝練を行いました。詰まっていない部分を詰めたりもしました。しかし、前日の練習と同様、時間は無限にあるわけではないので、時間の使い方には少しだけ課題があったような気がしています。朝練を行った後、10:30に工学院に再集合しました。早めの受付を済ませ、あとは衣装を着替えたり、他校のウォームアップを見たりしていました。

出番は1部の14番目。あっという間のショーケースでした。ショーケース後のジャッジコメントでは、構成などを褒められました。あまり、外部の人に褒められた経験が少ない部員達は、少しだけ気恥ずかしそうに、照れた表情を浮かべていました。

「やって良かったなと思う。」と部長は言っていました。私も同感です。色々と我慢して良かったなと思いました。我々は結果を諦めた訳ではありませんが、今回の目標は“全てを自分達で作ること”でした。ショーケース作り、練習内容の計画、計画の軌道修正、モチベーションの維持、これまで他の誰かに任せきっていたことを“自分達の力だけで行うこと”、“その苦労を知ること”、“そのために考えること”、が目標でした。一人一人が力を出し切って、仕切る人の苦労を分かって、考えていたとは言えませんが、チーム全体としては、きちんと目標は達成できていたと思えるショーケースでした。
ダンス部通信43で、部員が言っています。“上手くなるために考えながら練習する。”これは個人練習の話だけではなく、全体練習でも同じことです。“チームがまとまるために、チームが良くなるために、考えながら部活に参加する”これを学ぶための2か月間でした。ダンスタの記事に“進学校”が“強豪校”として紹介されるのは“考える習慣”が身についているからだと思います。“センス”だとか、“才能”だとか、“好き嫌い”とか、“強豪校の伝統”とかで結論付けるのではなく、視野を広く持って、考える、そして踊る。自分達だけの力でやってきた2か月間を“単なる良い経験”に終わらせぬよう、全体を見て、いつでも、どこでも考えましょう。
 
部活動通信73

ボートレース・工学院コンテストまでの反省文(1年薗)

(1) 顧問抜きでの部活に対して
自分達で考えて行動できるようになったこと。そのおかげで2年生に対して1年生からの意見が出るようになり、1・2年生チームという形になれた。課題は時間の使い方かなと思いました。
(2) ショーケースの感想
生徒だけで本当に作り上げた作品で素ん晴らしいなと思いました。でも、振りや構成で携われたのは磯・角・室のほぼ3人だけだったので、次の作品では1年生の全員が少しでも振りや構成などで作品に携われたら良いなと思います。
(3) 自分の反省
他の人から見れば、たくさんあると思うのですが、自分なりに結構頑張れました。
(4) 部活の目標
きれいな形の基礎を身に付けること。また、“これは薗田美月の振りだ!”っていう振りを創れるようになることです。あと、新人戦で全員が満足のいく作品を作ることです!
部活動通信73
 

ボートレース・工学院コンテストまでの反省文(2年原)

(1) 顧問抜きでの部活に対して
本番に近づくにつれての緊張感があまり見られなかった。前に出て仕切っている人に対しての協力性があまりなかった。2年生が喋ってしまった。良くなったところは、皆意見を言うようになった。悪くなったところは、返事の声が小さくなってしまった。
(2) ショーケースの感想
自分達で全部作ることによって、今まで先生や部長や先輩達が感じていた大変さを分かることが出来た。自分の中ではかなり良いショーケースだったと思います。皆で話し合い、工夫し合ったのが、とても良かった。
(3) 自分の反省
前に出て仕切っている人の妨げになってしまったこと。話しっぱなしだった。練習に遅刻することがとても多かったこと。曲の編集に協力しなかった。
(4) 部活の目標
今回のダメだった点、反省点をちゃんと頭に入れて、良い空気で部活に取り組めるようにしたい。1年生は新人戦を悔いのないように頑張ってください。2年生は2月頑張りましょう。

 

ダンス部通信72“悔しさをバネに出来る…。”(20190112(2))

顧問より“悔しさをバネに出来る…。”
私が大学生の頃に出場したコンテストでは、終わった後に舞台裏でジャッジ(審査員)にアドバイスを聞くチームが長い行列をなしていました。世界を背負って立つようなダンサーに自分達の全力を見てもらい、アドバイスを直接もらえる機会なんて滅多にありません。出場チームの多くが時間も気にせずに並んで、勝因や敗因を教えてもらっていました。誰もが認めるダンサーからのアドバイスを受けて、賞を獲った“勝ち組”は自分達の勝利を噛み締め、賞を獲れなかった“負け組”は悔しさに唇を噛み締めていました(口の中が切れてしまうくらい)。
本気になればなるほど、練習すればするほど、悔しさは大きくなります。私達のチームは負けを噛み締めるのが悔しすぎて、辛すぎて、苦しすぎて、時にはアドバイスを聞きに行けなかったのを覚えています。“きっと今回のジャッジには俺たちの良さが伝わらなかっただけ…”とか、“俺たちのスタイルが嫌いなんだ…”とか、言い訳をチーム内で話しながら逃げるように会場をあとにしたのを覚えています。
そんな“負け犬”を繰り返す内に、いつしか自分の事を認めてくれる人の言葉しか聞き取れず、自分を認めてくれる舞台でしか踊れないようなダンサーになっていた時期がありました。ダンスは人間性を表します。気付けば、自分の事を認めてくれる人の話しか聞けず、自分の事を認めてくれる人としか関わらない、器も視野も狭い人間になっていました。

戸田ボートレース場のコンテスト(1月12日)で、私は部員達にこの話をしました。ジャッジは文字通り世界を舞台に活躍するダンサー達でした。
部員達は結果発表の後、部員達はトボトボと着替えに行きました。その後、様子を伺いつつ、列の一番後ろに並び、他のチームに話している内容に真剣に耳を傾けていました。自分達の順番が来れば、自分達のショーケースの内容や出来だけでなく、チームの方向性、上手なショーケースの特徴まで、色々なことを聞いたり、相談したりしていました。最後には時間が無くなり、一緒に記念撮影をするほどまでにお互いをリスペクトし合う関係になれていたと思います。
評価をくれなかったといって、ショーケースの全て、君達の全てが否定されている訳ではないことに気付いたでしょうか。評価されなかった“理由”を自分から聞きに行くことでモヤモヤが晴れたのではないでしょうか。自分を評価しなかった意見は改善点であり、伸びしろです。これはダンス以外でも、勉強においても、学校生活においても、私生活においても同じかもしれません。

自分が否定されたときに、どう受け止めるか。今思えば、大学生の頃、負けた時に、悔しいからこそ、辛いからこそ、苦しいからこそ、自分を否定してくれる言葉を素直に聞き入れ、否定された自分を素直に受け入れるべきだったと反省しています。あの時に、それが出来ていれば、もっと違うダンサーになっていて、もっと違う教員になっていて、もっと違う人間になれていたと思います。

きっと今でも、私のそんな未熟な所は、変わり切れていなくて、私のそんな部分が君達の成長を阻害している気がします。君達が学校や授業に向いてくれないのはそれが原因なのではないかと、最近は考えるようになりました。だから君達を“全国出場の高校生”に出来ていないのは、私の人間的に未熟な部分が 要因の一つとして挙げられるのではないかと最近は悩んでいます。

でも、まだ分かりません。評価されなかった君達がこの日、ちゃんと評価されない理由や評価されない自分を受け入れることが出来たように、私も努力、成長しようと思います。“自分を否定してくれる人の意見も聞く。”“否定された自分も受け入れる…”悔しさをバネにする過程を君達から学びました。私が来てかまだ一年半…。未だに結果は出ていませんが、悔しさをバネに八潮高校ダンス部と八潮高校ダンス部の顧問はまた一つ成長します。
部活動通信64
ボートレース・工学院コンテストまでの反省文(1年山)
(1) 顧問抜きでの部活に対して
先生がいない時は部活中に私語が多かったような気がします。注意されても、その後にうるさかった人もいたような気がしました。先生がいるときはあまり騒がしくなかった気がします。
(2) ショーケースの感想
時間が少なくて、とても大変だと思いました。昨日のショーケースは良かったと思いました。審査の人からも褒められる所が沢山あったので、とてもやりがいを感じました。子のショーケースがもう終わりだと思うのは、少し寂しく感じるけれど、とても楽しかったです。
(3) 自分の反省
体調不良が多くなってしまい、休んでしまったり、遅れてしまう事が多くなってしまったことです。その他にも足を痛めたりなど、身体を壊してしまう事が多くなってしまったので、体調管理はしっかりしていきたいです。
(4) 部活の目標
体調を壊さないように、何とかすることと、基礎をしっかり固めてやりたいジャンルをやることです。沢山練習したいので、しばらくヲタ芸を封印しようと思っています。
部活動通信64
ボートレース・工学院コンテストまでの反省文(2年岩)
(1) 顧問抜きでの部活に対して
ドリルが終わってからのチームに対する反省、顧問がいないことに対してなどは、今回、工学院まで自分達だけで全てやってみて、言い合いなどになったりしたけれど、ここまでやってこれて良かった。
(2) ショーケースの感想
今回のショーケースに関しては、先生が手を付けていない中、1,2年生だけでこのショーケースを作れたことは、良かったと思う。ギリギリになったりもしたけれど、良い経験になった。
(3) 自分の反省
ドリルが終わってからの自分の反省は、ドリルが終わってから冬休みに入り行かなくなってしまい、チーム全員に迷惑をかけてしまい申し訳なかった。
(4) 部活の目標
2019年の部活に対しての目標は自分達はあと少ししか部活が出来ないから、このメンバーで残りの大会に出て、文化祭も出て、引退したい。




 

ダンス部通信71“能動的二分半”(20190112)

顧問より“能動的二分半”
1月12日戸田ボートレース場にて、コンテストに参加しました。11月頃から生徒の自主自立を推し進めてきた八潮高校ダンス部としては一つの区切りになる大会でした。
ショーケースの出来や大会の結果は正直どうでも良いです。“自分達で考え、行動する”が目的だったので、それはある程度までは出来ていたと思います。
細かい反省を言えば、一時間前になって振りを変えたり、詰めるべき所よりも出来ている振りだけを何回も通してしまったりと、色々と反省点はありました。また、“一日の流れを把握する”までは良かったものの、“部員全体に情報共有する”と言う点にも反省があったように思います。
ちなみに今日優勝していた立川女子高校は着替えや座席の確保をいち早く終えることが出来ていたため、場当たりの時間を約5分以上もらうことが出来ていました。八潮の練習時間の約5倍、本番のステージで練習出来ていたことになります。おそらく“次に何をするのか”、“何をしなくてはいけないのか”を全員が考えているからだと思います。

今回のショーケースを終えた直後に、部長が言いました。「悔しいって言うより恥ずかしい…」。踊り終えた表情から似た様な感想を漂わせていたのは部長だけではなかったように思います。確かに、大会のレベルは高かったと思います。幼少期から鍛え上げられたキッズダンサーや、スクールで専門的に技を磨いた高校生ダンサー…。自分達で“恥ずかしい”と思うのであれば、それはきっと“恥ずかしい”と思わせるような実力、“恥ずかしい”と思わせるような練習をしていたことを表しています。
でも私からすれば、人任せにせず、自分で考え、自分で行動する。過程も、結果も、反省も自分達で作るショーケースは今までのどのショーケースよりもよっぽどカッコいいと思いました。スキル的な面でも同様です。10年前に結果が出なかったスタイルにいつまでも固執せず、きちんと自分達が取り入れたい新鮮な音取りと発想だったと思います。
全体を見ていなかったり、予定を管理できていなかったり、部員間でのコミュニケーションが不足していたりしましたが、間違いなく“自力で作ったショーケース”です。以前の部活通信でも書きましたが、“受け身”な姿勢だけで全国に行けるなら、そんな楽な話はありません。もしそうならば、私が赴任する学校は必ず全国で優勝しています。私は顧問6年目にして、初めて選曲、構成、振り作り、練習計画、モチベーション管理、“全て”を生徒の力だけで作ることが出来ました。今回のショーケース“能動的二分半”はきっと次につながります。さようなら、はじめまして。
部活動通信64
ボートレース・工学院コンテストまでの反省文
佐(1年)
(1) 顧問抜きでの部活に対して
先生がいなくなってから最初の方はきちんとメリハリをつけて行動出来ていなかったけど、途中から皆で協力するようになって、先生がいなくてもだらけずに部活が進むようになった。
(2) ショーケースの感想
12日にコンテストに出て審査員の方からたくさんアドバイスをもらい、次の日に修正してから工学院に挑むっていうのがすごく良かったと思うし、1日でたくさんの修正を出来て凄いなと思いました。
(3) 自分の反省
先生がいなくて、部員で協力しないといけないのに、曲編等を他の部員に任せっきりにしていたのが自分での反省点です。次は少しでも協力できるようになりたいです。
(4) 部活の目標
去年は少し遅刻と欠席をしてしまったので、今年は遅刻、欠席を減らせるように努力したいです。ダンス自体ももっと練習をして上手くなりたいです。
部活動通信64
松(2年)
(1) 顧問抜きでの部活に対して
チームとしては、まず一年生の出席率がとても高くて自分が情けなくなりました。全体としては、大会が近くなってから焦り始めることが多いので少しずつ改善していけたらいいなと思いました。
(2) ショーケースの感想
今回のショーケースは通し練習があまり出来なくて、振りミスなどが多かったです。しかし、振り自体はとても楽しかったです。ただ他の高校を見ると表情が付いていて、曲に入り込んでいたので表情を付けられるようにしたいです。
(3) 自分の反省
反省すべき点としては、部活を休んだりして振りが入り切っていなくて、それを自主練など部活外の所で終わらせることが出来なかったので、まず休まないこと、そして、振りが入ってなかったら聞いて覚えることを心掛けたいです。
(4) 部活の目標
ダンスのスキルを上げると共に、人間として成長したいです。部活は人間関係が大切な場所なので、大会などの話し合いにしっかり参加してコミュニケーションを大切にしていきたいです。

 

ダンス部通信70“読み比べてください2”(20190105)

顧問より“読み比べてください2”
自律を促す精神で、この冬休み中はグッとこらえています。同様に皆も頑張って頼らないようにしているのが伝わります。今日一日の練習の反省をまた書いてもらいました。二年生の姿勢が一年生に影響していることに気付いている等…。全体で共有しておいた方が良い部分もあるので、またしても読み比べてください。
部活動通信64
一年生より“読み比べてください2”

(1) 1月5日個人
昨日までやってきた振り+今日やった振りを合わせて踊ったら今日だけの振りは出来るのに前の振りが出来なくなっていたので、残り少ない練習で確認もしつつ、細かい部分をしっかり見直していきたいです。
(2) 1月5日チーム
初めてワックをやる人がたくさんいて、教え合ったりできているのが良かったと思いましす。悪かった所は集中力が少し切れていた部分が何回かあったので、部活が終わるまで集中して出来たら良いなと思いました。


(1) 1月5日個人
良かった所は今日も先輩の踊り方を参考にして真似出来たことです。ワックは全くかじったことがなかったので、難しかったのですが、これから基礎をしっかり叩き込んで頑張りたいです。
(2) 1月5日チーム
皆で話し合ったり指摘し合ったりして、振りの改良をしてたことが良かったです。悪かったところは、話を聞かないで喋っている人がいたことです。声かけをしていきたいです。


(1) 1月5日個人
今日一日の個人を振り返ってみて、良かった所はダブルロックのキレが付いてきたことです。これからも意識して練習に臨んでいきたいと思います。悪いところは振り覚えが遅いことだと思います。特にゆうま先輩のラスユニの部分が自分の一番の弱点だと思うので、頑張って完璧に覚えたいです。
(2) 1月5日チーム
今日一日チーム全体を振り返ってみて良かった所は分からない人に分かる人が教えてあげていた所です。悪かった所は、休憩と練習の時のメリハリがついていない所です。これからはメリハリをつけて練習に臨んで行った方が良いと思いました。


(1) 1月5日個人
今日はとても充実した練習になりました。お正月に体をあまり動かしていなかったので、筋肉痛になっていました。今日重点的にやったワックが難しかったです。肘を固定して動かすのが大変でした。
(2) 1月5日チーム
今日はワックの練習を皆と沢山練習したことが良かったと思います。少しは出来るようになりました。また最初の筋トレの方にカザネさんから教わった腹筋を昨日からやり始めてみて、結構キツイけど楽しいのでもっと続けて欲しいです。
部活動通信64
二年生より“読み比べてください2”
(1) 1月5日個人
ちゃんと皆にサイズを聞いたり、自分の振りを皆で直したり、カウントを言って音ハメして少しは良くなったので良かったです.今日寝坊して9時40分頃来てしまい、アイソレの途中で入ってしまい、申し訳なかったと思っています.
(2) 1月5日チーム
今日のゆうまの振りとか私の振りの時とか、皆で教え合っていたので良かったです。一年生がちゃんと言うことを聞いていて、皆の返事が凄く良かったです。あと振り完出来たので良かった。


(1) 1月5日個人
当たり前のことだけど、しっかり声出し、遅刻なしで来れた。この2つは普通のことだけど、やっぱり大切だった。始めから居られたから部活を始める時の苦労を知れたし、カウントを言ったから振りへの理解を深められた。
(2) 1月5日チーム
一年生のオン・オフが少し気になった。後半の振り入れの時はめちゃくちゃ良かったけれど、えりのワックの所は、もう少しカウントを言えたら最高◎。でも一気にいっぱい入れたのに文句もいっていなかったし、振り入れの人の事前準備がしっかりしていたからスムーズで良かった。
(3) 今後意識すること
周が今まで理解してやっていた所を、自分ももう少し分かろうとしたい。副部長じゃなかったとしても一人一人がこの気持ちになれば、皆積極的になれると思うし、流れを詳しく説明する必要もなくなるからスムーズ。


(1) 1月5日個人
良かった所は、特にないです。悪かった所は、チームの中で、来なかったりする人がいるので、そこの面は、呼びかけないと、あとで自分はチームが困るなと思いました。
(2) 1月5日チーム
今日一日のチームはまずロックの面だと前回の大会では諦めないでちゃんと頑張っている人がいた。特にかえでが凄い良かった。だけどロックの振りはもう作りたくない。


(1) 1月5日個人
お喋りが直らなかったのが反省点です。お喋りで次やることが何か分からなったことが多かったので、気を付けたいです。また、遅刻ギリギリになってしまったのでもう少し早く来たいです。
(2) 1月5日チーム
一年生のやる気が少しなかったのが分かりました。でもそれは、私達が悪いんだなと思いました。私達が前で喋ったりしているから、それが影響して一年生が喋ってしまいました。

(1) 1月5日個人
今日は休憩中にも振りを練習出来たり、覚えるまで体を動かすことが出来たと思うので良かったと思います。久しぶりに夏の時と同じくらい汗をかいて、今日一日で振りを頭にしっかり入れることが出来たと思います。
(2) 1月5日チーム
ワックの振りを、部員全員でより良くしようとする姿勢は良かったと思います。部員はワックと言うジャンルに触れる事が今まであまりなかったと思いますし、部活全体の成長につながると思います。
(3) 今後意識すること
自分が欠席や遅刻をしないことが当たり前と言う前提として、今来ていない人や遅刻をしている人に声掛けが出来たらいいと思います。冬休みの練習も残り少ないわけですし、皆が朝揃うような日が一日でもあったらなと思います。


(1) 1月5日個人
今日一日の自分個人を振り返って良かった所は、スムーズに振り入れ出来たことだと思います。基礎練も、皆ちゃんと聞いてくれたので、時間内にも終わったので良かったです。振りが完成して良かったです。
(2) 1月5日チーム
今日一日のチーム全体を振り返って、皆集中して聞いていて良かったです。時間内に終わって良かったです。ゆーまの教え方も、分からない所があって、聞いたら教えてくれるので、少しでも迷ったら聞こうと思います。
(3) 今後意識すること
時間を守ってその通りになるように時間を意識して頑張りたいと思います。朝もギリギリに来るんじゃなくて、余裕を持って来るようにしたいです。明日からまた頑張りたいと思います。
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